産毛にも脱毛の効果はあるの?

産毛脱毛

全身脱毛を受けたいと思っている人にとって、背中やうなじ、太もも、顔などの産毛(うぶげ)も脱毛できるのかしらと、一度は疑問に思ったことがあるのではないでしょうか。

全身脱毛のコースによっては、脱毛部位を選ぶものもあるので、産毛にも脱毛の効果があるのかどうかによって変わってきますよね。

そこで今回は、産毛にも脱毛の効果があるのかどうかを解説していきます。

産毛脱毛のポイントは脱毛器

結論から言えば、産毛の脱毛は可能です。そして確実に産毛を脱毛するのにポイントになるのが、脱毛器選びです。脱毛器によって、産毛への効果が異なるためです。

脱毛器には、さまざまな種類があり、各脱毛を行っているクリニックや脱毛サロンで導入されている脱毛器の種類は異なります。

そこで、クリニックと脱毛サロンに導入されている主な脱毛器の種類別に、産毛への効果を確かめておきましょう。

 クリニックのレーザー脱毛器

医療脱毛を行うクリニックで使用されている脱毛器は、レーザー脱毛器です。レーザーが毛の毛根部分にあるメラニン色素に反応して生じる熱エネルギーにより、毛根部分にダメージを与え、破壊することで脱毛します。

現在、クリニックで使用されているレーザーは、アレキサンドライトレーザー、ダイオードレーザー、YAGレーザーの主に3つです。これらのうち、産毛に効果のあるレーザーはどれなのかみていきましょう!

アレキサンドライトレーザー

アレキサンドライトレーザーは、産毛の脱毛には向いていないレーザーです。脱毛のしくみは、メラニン色素の黒い色に反応して熱エネルギーを生じ、脱毛効果を発揮するものです。つまり、黒い色が濃ければ濃いほど効果を発揮するのです。そのため、産毛は細いので比較的、色素が薄いことから、アレキサンドライトレーザーの効果が薄くなってしまいます。ただ、スピーディーに脱毛でき、肌への負担が少ないことから、よく使用されています。代表的なのは、ジェントルレーズという機器です。

ダイオードレーザー

ダイオードレーザーは、産毛の脱毛に最も向いているレーザーです。アレキサンドライトレーザーと同様、メラニンに反応して熱エネルギーにより脱毛することから、黒くて太い毛よりも産毛への効果が劣るのは確かです。ただ、アレキサンドライトレーザーと波長が異なり、出力を上げると比較的、産毛へ効果が出やすいといわれています。

高出力の照射ができるように、冷却しながら照射することができる機器が一般的です。代表的なのは、ライトシェア・デュエットやソプラノ、メディオスターNeXTという機器です。

YAGレーザー

YAGレーザーは、比較的、産毛脱毛に効果が期待できるレーザーです。ただ、他のレーザーと比べて脱毛効果が劣ることがあります。YAGレーザーは、波長が長く、皮膚の深部にまで光を届かせることができます。そのため、毛根部分の深い、男性のヒゲ脱毛などによく利用されています。代表的なのはジェントルヤグという機器です。

脱毛サロンの光脱毛器

続いて、脱毛サロンの光脱毛器について、産毛の脱毛への効果をみていきましょう。主にエステ脱毛には、IPL脱毛、SSC脱毛、SHR脱毛の3つの方式が採用されています。

IPL脱毛

IPL脱毛は、産毛への脱毛効果はあまり期待できません。IPLとはインテンス・パルス・ライトというライトを照射する脱毛方式で、メラニン色素に反応して毛根にダメージを与えて脱毛を促進させます。しかし、産毛はメラニン色素が薄いので、必然的に効果が劣ってしまいます。

SSC脱毛

SSC脱毛は、産毛に対して効果が期待できる脱毛方式です。SSCとはスムース・スキン・コントロールの略称で、肌の上に専用のジェルを塗り、その上から照射することで、ジェルの抑毛効果と光による脱毛効果の相乗効果を得るところに特徴があります。

ジェルの中には抑毛成分が入っており、光を当てると毛穴に浸透するようになっています。そのため、光を照射するだけのIPL脱毛と比べて、ジェルの抑毛効果が作用して、産毛にも脱毛効果が期待できるとされています。ただし、太い毛には効果がIPL脱毛より劣るといわれています。

SHR脱毛

SHR脱毛は、産毛に対して脱毛効果が期待できる方式です。メラニン色素と関係なく脱毛を行うことから、メラニン色素の薄い産毛でも、黒い毛と変わらない効果が期待できます。毛根部分ではなく、毛包、バルジ領域と呼ばれる部分の周辺に働きかけ、脱毛します。

なぜバルジ領域に働きかけると脱毛が期待できるのかというと、バルジ領域は毛を作り出すために必要となる重要な細胞を作り出す部分であると考えられています。ここから作り出される発毛因子が、毛を作り出す毛母細胞となるといわれています。

しかし、今のところは、この方式はあまり脱毛効果が期待できないのではないかともいわれており、まだ新しい方式としてとらえられています。

産毛は通常より施術回数がかかる

産毛の脱毛をしたい場合、注意しておかなければならないことがあります。

まず一つは、産毛は、通常よりも脱毛効果が得られるまで施術回数が多くかかるという声が多いことです。それは、産毛はメラニン色素が薄いことが大きな理由と考えられます。レーザーや光に反応しにくいため、その分、回数が必要になります。

回数をできるだけ減らすには、先に紹介した産毛に脱毛効果の期待できる脱毛器を率先して選ぶということが一つの方法です。また、産毛脱毛は何回かかるか見えないところがあるため、第一選択としては脱毛クリニックが挙がりますが、脱毛効果がクリニックよりも劣る脱毛サロンのコースの場合、回数無制限のコースを選んでおくといいでしょう。

産毛の脱毛には硬毛化のリスクもある

産毛脱毛で、注意しておかなければならないことの二つめは、脱毛後の硬毛化のリスクについてです。硬毛化とは、脱毛照射をしたのにも関わらず、かえって毛が太くなったり、濃くなったりする現象のことです。産毛を脱毛したいのにかえって濃くなるというのは避けたいですよね。そのリスクのことも考え、硬毛化が起きた場合に対処してくれる保証付きのところを選んでおくのをおすすめします。

産毛の脱毛時による硬毛化のリスクを避けたいならニードル脱毛という方法も

産毛の脱毛をしようと思ったものの、硬毛化のリスクがあると知って、ちょっと避けたいと思った人は、他の脱毛方法を取るという手もあります。例えば、ニードル脱毛、針脱毛と呼ばれる方法です。

ニードル脱毛には、絶縁針脱毛と美容電気脱毛の2種類があります。いずれも、毛穴一つ一つに細い電気針を差して電流を流し、毛根を焼くことで脱毛効果を得る方法です。

これはレーザーや光のようにメラニン色素とは無関係に、産毛でも白髪でも問題なく脱毛ができます。ただし、料金がレーザーや光脱毛に比べて割高になる点、痛みが強い点は注意しなければなりません。

【まとめ】産毛にも脱毛の効果はあるの?

産毛にも脱毛の効果はあるのかどうかを解説してきました。基本的に、脱毛器によっては産毛に効果が期待できる方法があると考えてよさそうです。しかし、施術回数が多くなること、硬毛化のリスクがあることも覚えておき、最も賢い方法で産毛脱毛を行いましょう。