デリケートゾーンに黒ずみがあるとVIO脱毛はNG?黒ずみの原因と解消法も解説

公開日 公開日:2018年03月17日 更新日 更新日:2023年04月26日

デリケートゾーンに黒ずみがあるとVIO脱毛はNG?黒ずみの原因と解消法も解説

VIO脱毛は、身だしなみのひとつとして近年人気が高まっています。
一方、日焼けして肌の色が濃くなりすぎると、脱毛を断られることがあります。そのため、「デリケートゾーンが黒ずんでいるとVIO脱毛を受けられないのでは?」と不安に思っている方もいらっしゃるようです。
たしかに、日焼けなどで肌の色が濃くなりすぎると、サロンやクリニックで脱毛を断られる場合があります。けれど、デリケートゾーンが黒ずんでいるからといって、必ずしもVIO脱毛を諦める必要はありません。
この記事では、黒ずみの原因や解消法、黒ずみがあってもVIO脱毛が可能かどうかを解説します。
この記事を読むことで、デリケートゾーンの黒ずみと脱毛の関係について理解し、下記のような疑問や悩みを解決できます。

こんな事がわかる

  • デリケートゾーンが黒ずんでしまう原因はなに?
  • デリケートゾーンが黒ずんでいるとVIO脱毛はできないの?
  • デリケートゾーンの黒ずみを改善する方法はある?

デリケートゾーンが黒ずむ原因

デリケートゾーンの黒ずみは、肌ダメージによる色素沈着が主な原因です。どのようなことが肌ダメージに影響するのか、具体例をみていきましょう。

下着や生理用品による摩擦

デリケートゾーンの黒ずみの大きな原因となっているのは、下着や生理用品による摩擦です。特に、締め付けの強い下着(ボディスーツやガードルなど)や、肌に対する刺激が強い化学繊維素材の下着は要注意。やむを得ず着用する場合は、短時間にとどめるべきです。
また、生理用品による摩擦が黒ずみを悪化させているケースもあります。生理用品でかぶれるとその痕が黒ずみとして残る場合もあるので、こちらも要注意です。

自己処理によるダメージ

間違った自己処理が、デリケートゾーンの黒ずみの原因になる場合もあります。
毛抜きやカミソリで自己処理をすると、肌がダメージを受けて色素沈着を起こしやすくなります。もちろん、毛を無理やり引き抜くブラジリアンワックスもNGです。
デリケートゾーンは、体のほかの部分に比べて皮膚が非常に薄いため、ちょっとした刺激が肌ダメージにつながることをしっかり理解しましょう。
なお、肌を傷つけにくい電気シェーバーを使っていても、保湿を怠ると色素沈着を起こしやすくなります。黒ずみが心配な場合は、自己処理の方法だけではなくアフターケアにも配慮しましょう。

加齢やストレス

加齢やストレスで肌のターンオーバーサイクルが乱れると、色素沈着を起こしやすくなります。
体のほかの部分のシミが増えてきている場合・シミの色が以前より濃くなっている場合は、デリケートゾーンにも色の変化が生じているかもしれません。気になる方は、念のためチェックしてみましょう。

デリケートゾーンの黒ずみでVIO脱毛できない場合がある?

では、デリケートゾーンの黒ずみが原因でVIO脱毛を断られる場合があるのでしょうか。気になる噂の真偽を検証していきましょう。

「肌色が濃いと脱毛できない」というのはあくまで一般論

レーザーや光脱毛は、体毛に含まれるメラニン色素に反応して熱を発し、脱毛効果を得ます。そして、通常の肌色であれば、レーザーや光脱毛で肌に大きなダメージが生じることはほとんどありません。
しかし、メラニン色素の濃い部分、つまり肌の色が濃い部分にレーザーや光を照射すると、体毛だけではなく肌にも反応がおよぶため、火傷(やけど)のリスクが高くなります。
そのため、脱毛を希望する部分の肌の色が濃い場合、リスクを避けるために施術を断られる場合があるのは事実です。
特に医師のいないサロンでは、肌色の濃い人・日焼け肌の人は施術を断られる場合が多いようです。ただし、これはあくまで肌が露出している部分の脱毛に限られます。

「黒ずみがある=VIO脱毛できない」は間違い

デリケートゾーンについては、施術ができないほど日に焼けるケースはまず考えられません。唯一Vラインは日焼けのリスクがありますが、水着のデザインに配慮したり日焼け止めクリームを塗ったりすれば、日焼けを避けられます。
また、多少肌の色が濃くても、レーザーの出力をおさえたりすれば脱毛可能な場合がほとんどです。クリニックによっては、日本人の肌色に適したレーザー脱毛機を導入していることもあります。

VIO脱毛ではクリニック選びが大切

火傷や炎症のリスクを避けるために、脱毛は医療機関であるクリニックで受けるようにしましょう。特にデリケートゾーンの脱毛は、ほかの部位よりもダメージを受けるリスクが高いため、医師が常駐しているクリニックがおすすめです。
クリニック選びの際には、脱毛に使用しているマシンもチェックが必要です。できれば、日本人の肌の色に適したマシンを導入しているクリニックを選びましょう。最近は、弱い照射で重ね打ちをする蓄熱式脱毛機も人気ですが、施術者の技術で効果に差があらわれやすいというデメリットがあります。
より高い脱毛効果を望むのならば、ワンショット照射方式のレーザーによる脱毛を選ぶのが確実です。
蓄熱式医療脱毛・エステ脱毛をすると永久脱毛できなくなる理由

デリケートゾーンの目立つ黒ずみを改善する方法

最後に、デリケートゾーンの黒ずみを目立たなくする方法をいくつか紹介します。あまり知られていませんが、VIO脱毛も黒ずみ解消に効果が期待できる方法のひとつです。

肌にやさしい下着を選ぶ

毎日使う下着は、肌への刺激が強い化学繊維ではなく、コットンやシルクなどの天然素材のものを選びましょう。そして、ガードルやボディスーツなどタイトなインナーは避けること。やむを得ず着用する場合は、できるだけ短時間にとどめましょう。
生理用品は、天然素材を使った布ナプキンがおすすめです。もっとも、布ナプキンはお手入れの方法が面倒で、外出時は使用済みナプキンを持ち運ばなくてはならないというデメリットもあります。したがって、外出時は使い捨てナプキン、自宅にいる間は布ナプキン、という使い分けをしてもよいでしょう。

VIO脱毛はデリケートゾーンの黒ずみ解消にも期待大!

VIO脱毛自体に美白効果はありませんが、自己処理の頻度が大幅に減るため色素沈着が起きにくくなります。
また、VIO脱毛を始めると、デリケートゾーンのケアに対する意識が自然と高まるため、保湿などにも気を配るようになります。結果として肌トラブルが減少するため、黒ずみ解消の効果が期待できるといえます。

美容皮膚科で治療を受ける

デリケートゾーン専用の美白コスメも販売されていますが、より高い効果を期待するならば美容皮膚科で治療を受けるのがおすすめです。
外用薬としてよく処方されるのは、ハイドロキノン配合のクリームです。ハイドロキノンには、メラニン色素の合成をおさえる働きがあります。医療機関で処方されるクリームには高濃度のハイドロキノンが配合されているため、より高い効果が期待できます。
内服薬としては、トラネキサム酸がよく使われます。トラネキサム酸にはメラニンを減らす働きがあるため、デリケートゾーンだけではなく顔などのシミに悩む方にもおすすめです。
美容皮膚科ならではの治療としては、美容レーザーやケミカルピーリング、美容点滴などもあります。
もっとも、どの治療が適しているのかは症状により異なります。デリケートゾーンなど肌に悩みがある方は、美容皮膚科でカウンセリングを受けてみましょう。

【まとめ】デリケートゾーンの黒ずみはVIO脱毛はNG?黒ずみの原因と解消法も解説

デリケートゾーンに黒ずみができる原因や対処法について解説しました。
この記事では、下記のようなことが分かったのではないでしょうか?

この記事のポイント

  • 下着や生理用品による皮膚への摩擦、自己処理によるダメージ、加齢やストレスによって、デリケートゾーンに色素沈着が生じることがある
  • レーザーの出力を調節したり、日本人の肌色に適したマシンを選んだりすることで、黒ずみがあっても脱毛することができる
  • 目立つ黒ずみを解消するには、下着や自己処理による肌への刺激を抑える、美容皮膚科で治療を受けるなどの方法がある

デリケートゾーンの黒ずみが理由で、VIO脱毛を断られることは少ないですが、肌がダメージを受けるリスクが高くなるため、不安な場合は医師が常駐しているクリニックを選びましょう。また、黒ずみに対する不安が強い場合は、肌に対する刺激を減らして色素沈着しにくい環境を整えるようにしましょう。
VIO脱毛をすれば、自己処理の頻度が少なくなるため、黒ずみの解消につながります。そのため、VIO脱毛は「ひょっとして、デリケートゾーンの色が人より濃いかも…」と悩んでいる方にこそ受けていただきたい施術でもあります。
トイトイトイクリニックでは、医師が常駐しているため、肌色に合わせたレーザー出力を選択できるだけでなく、万が一のトラブル時にもすぐに対応できます。また、厚生労働省承認で日本人の肌に最適なマシンを導入しておりますので、色素沈着にお悩みの方にもおすすめです。