医療脱毛は保険が適用されるの?医療費控除されるケースを紹介

公開日 公開日:2019年07月05日 更新日 更新日:2022年10月06日

医療脱毛は保険が適用されるの?医療費控除されるケースを紹介

医療脱毛は、その文字通り医療レーザー脱毛も、多くのみなさんが美容目的で受けられる「医療行為」にあたります。
「医療行為なら、もしかして医療保険が使えるのでは?」と考える方もいらっしゃるでしょう。もし、保険がきくとすれば医療脱毛をするハードルもグッと下がってきますよね。
この記事では、実際、医療脱毛には保険が適用できるのか、実際によくある個別のケースを含めてご紹介していきます。
この記事を読むことで、医療脱毛と保険診療について理解でき、下記のような疑問や悩みを解決します。

こんな事がわかる

  • 医療脱毛に保険が適用されるのかどうかがわかる
  • 個別の症例で医療脱毛が使えるかわかる

公的医療保険とは?

医療保険とは、「困っていたらお互い支えあって暮らしていく(相互扶助)」という精神にもとづき、加入者全員がお金を出し合って医療費負担が大きい人の経済的負担を減らす仕組みのことです。
実際には医療保険は大きく分けて「公的医療保険」と「民間の医療保険」の2種類があります。
日本では「国民皆保険制度」という、生まれてから死亡するまで誰もが公的医療保険に加入する制度があります。
公的医療保険には、私たちが病気やケガをした際の医療費の給付があります。
たとえば実際に病気やケガで病院にいったら、お薬や治療をしてもらいます。しかし、実際に払う治療費は、公的医療保険を使えば、1割〜3割負担するだけですみます。
もし医療脱毛が公的医療保険の対象になるなら、自費診療で治療を受けるよりもずっと安く受けられるということになります。

高額療養費制度とは?

さらに公的医療保険の素晴らしい点は、高額医療制度があることです。
高額療養費制度とは、医療機関や薬局の窓口で支払った額が、ひと月(月の初めから終わりまで)の支払い上限額を超えた場合、その超えた金額を支給する制度のことです。
たとえば、様々な治療をして治療費が高額になってしまった状態では、心身ともに弱っている時でもあります。そのような時に、金額の負担も強くなってしまっては、相互扶助の精神に反してしまいます。
そこで、「一定の金額以上の負担が治療費にかかってしまった後は、それ以上の金額分を公的保険で負担する制度」。それが高額療養費制度です。
医療脱毛では高額な機械を使ったレーザー脱毛が主流です。もし医療脱毛が高額療養費制度の適用になるのなら、ひと月当たりの回数を気にすることなく、気軽にレーザー脱毛を受けることができます。

医療脱毛に医療保険が使えるのか?

では、実際には医療脱毛には医療保険が適用になるのでしょうか。
結論からいうと「医療脱毛が公的医療保険の適用になることは、原則ない」といってよいでしょう。
なぜなら公的医療保険の対象となるのは、「業務中や業務外に起きた病気やケガなどに対して支払われる給付」だからです。美容医療はコンプレックスの原因を取り除くこととはいえ、原則受けなくても日常生活に支障がでないものです。
そのため、医療脱毛も「病気のためにどうしても行わければならない医療」ではないので、美容医療扱いになり、公的医療保険は適用されないのです。

多毛症の方への医療脱毛には医療保険が使える?

では、例えば多毛症で困っている方への医療レーザー脱毛には医療保険が使えるのでしょうか。
多毛症はホルモンバランスの異常などによって、体毛が濃くなる病気です。確かに多毛症は毛が多すぎることで、日常生活に支障が生じているわけですから、保険適用されそうですよね。
しかし、実際には多毛症と診断された場合でも、医療脱毛が保険適用されることはまずありません。
というのも、多毛症に対する保険適用の治療の中心はホルモンを利用した薬物治療だからです。もちろん、多毛症の方に対する医療レーザー脱毛も効果的ですが、保険適用になることは原則ありません。

腋臭(わきが)や脇の汗が多い方の場合は?

では、腋臭や脇の汗が多い方に対する脱毛治療は保険適用になるのでしょうか。
腋臭や脇の汗が多いと確かに日常生活にも支障が生じそうですし、それを解決するレーザー脱毛も保険適用になりそうですよね。
確かに脇汗に対する似たような治療として、マイクロウェーブを用いた治療は保険適用で行うことができます。しかし、医療レーザー脱毛で使用された医療機器とは別物です。レーザー脱毛は、脇汗の多汗症に対しても保険適用にはできません。

【まとめ】医療脱毛は保険が適応されるの?医療費控除されるケースを紹介

今回は、医療レーザー脱毛には保険が適用できるのか、実際によくある個別のケースを含めてご紹介していきました。
この記事では、下記のようなことが分かったのではないでしょうか。

この記事のポイント

  • 公的医療保険が使えたら、レーザー脱毛も安価に行うことができる可能性がある
  • しかし、医療レーザー脱毛は公的医療保険の適用にはならない
  • 脇汗の多汗症や多毛症のように、保険適用ができそうに思える場合でも、医療レーザー脱毛を保険適用することはできない

トイトイトイクリニックは、保険適用外の自由診療のみを行っている医療機関ですが、100円で医療脱毛をお試しいただけたり、さまざまな割引制度を設けております。また、高額な全身脱毛の治療費を分割で無理なく支払える、医療ローンのご案内も可能です。
医療脱毛の費用でお悩みの方は、ぜひ当院スタッフにご相談ください。無理のない支払い計画をご提案させていただきます。

ドクターからのワンポイントアドバイス

トイトイトイクリニックでは健康保険は適用されないため保険証は不要です。 皮膚の疾患などで、永続的な脱毛を必要とする症例はほぼなく、またあったとしても、そのようなケースでは医療レーザー脱毛ができない場合が多いことなどから、医療脱毛に医療費控除が適応されるケースは当院ではほぼないのが現状です。
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