埋没毛(埋もれ毛)の原因と治し方?脱毛施術は大丈夫?

顔剃り・脇やアンダーヘアなどのムダ毛を自己処理すると、黒いポツポツがでてくるようになったことはありますか?
実は、これは自己処理にするとでてきやすい「埋没毛」(まいぼつもう)と呼ばれる現象です。見た目を気にして自分で無理に取ってしまうと、雑菌が入り悪化する原因になりますので、注意を必要とします。
今回は、埋没毛の原因や治療法に加えて、埋没毛に対して医療レーザー脱毛してもよいのかについても詳しく解説していきます。

  • 埋没毛で脱毛しても大丈夫なのか
  • 埋没毛を予防するための生活習慣はなにか

について詳しく説明していきます。

埋没毛とは?

埋没毛とは「皮膚の外側に毛が出てこないで、皮膚の中で成長してしまった体毛」のことを指します。
皮膚の下で巻いたように毛が成長してくるので、表面からは毛が透けて見えますが、皮膚のバリアに阻まれて簡単にとることができないのが特徴。
無理に引っ張って抜こうとすると皮膚のバリアが崩れてしまうので、皮膚が赤くなったり、かゆくなったりなど、皮膚トラブルにつながりますので注意が必要です。

埋没毛の原因は?

一言でいうと「ムダ毛処理」が原因です。

  1. 自己処理で傷ついた毛穴に炎症が起こる
  2. その炎症を修復しようとして、かさぶたができる
  3. かさぶたで毛穴がふさがるため、その下に生えてくる毛が出口を失い埋没毛になる

というわけです。
では、どういった自己処理が埋没毛の原因になるのでしょうか。

カミソリによる自己処理

カミソリによる自己処理は、ムダ毛だけでなく皮膚の表面にある角質層も削ってしまいます。
特に入浴中は身体が温まるのと、お風呂の水分が角質層に入り込みます。そのため、入浴中にカミソリを使用すると、角質層も余分に削られることになるのです。
削られた角質層は傷を負っている状態なので、修復するためにかさぶたができて埋没毛の原因になります。
また、深剃りや何回も同じ場所をこすったり、毛の方向と反対に剃ったり(逆剃り)すると皮膚には大きな負担になるのでしないほうがよいでしょう。
自己処理により、埋没毛だけでなく毛穴から雑菌が入り起こる「毛嚢炎(もうのうえん)」にもなることがあり注意が必要です。

ピンセット(毛抜き)による自己処理

ピンセットで自己処理をすると、毛根の組織を傷つける他、毛穴の周りの角質を引っ張って傷つける可能性があります。すると、毛根部周囲から修復するために毛が十分生えてくる前にかさぶたが出来て、毛の出口をふさぐ結果になります。
また、不十分に毛根から抜くことが出来ず、毛に「クセ」がついて毛の成長方向がいびつな形になり埋没毛の原因になります。
ピンセットによる自己処理もカミソリの自己処理同様、埋没毛だけでなく毛穴から雑菌が入り起こる「毛嚢炎(もうのうえん)」にもなることがあり注意が必要です。

埋没毛になったらどう対処すればよい?

埋没毛になってしまったら、どう対処したらよいでしょう。
一番してはいけないのは、ピンセットや針で埋まった毛をいじって無理に取ろうとしないこと。余計に肌が傷ついて、ますます埋没毛の原因になってしまいます。また、自己流では消毒も不十分なことも多く、炎症を起こしたり、かえって赤みやかゆみの原因になったり、傷跡から色素沈着してシミになったりする可能性もあり、非常に危険です。

スクラブなどでピーリングする

自分で埋没毛を処理したい場合は、スクラブの入った石鹸や乳酸やグリコール酸などのピーリング剤を使って、肌の古い角質を取り除くことが効果的です。
無理に毛を取り出すよりも時間はかかりますが、肌への負担が少なく埋没毛を処理することができます。
ピーリングはシミやくすみを改善する美容目的で用いられますが、硬くなった角質層を薄くし、ターンオーバーを正常化する働きがあります。ターンオーバーが進めば自然と埋没毛の出口をふさいでいるかさぶたもはがれてくるので、埋没毛が改善されていきます。
しかし、その前に肌荒れが強い場合は、保湿ケアをして十分角質を柔らかくしてから行うほうがよいでしょう。保湿クリームやローションを十分使って、角質にうるおいがでてきてからピーリングするほうが、ピーリングで肌荒れを悪化させないポイントです。

クリニックで脱毛する

ピーリングは無理やり毛を引っ張るよりも肌荒れしにくいとはいえ、もともと敏感肌の方にはピーリングでも肌が荒れしてしまうことも。
クリニックで脱毛して、毛を根本からなくしてしまうのが、最も肌に優しい埋没毛対策になるでしょう。

埋没毛にならないための普段の肌ケアは?

埋没毛にならないためには、普段の肌ケアに気をつけることが大切です。特に以下の点に注意するとよいでしょう。

自己処理の頻度を減らす

埋没毛はほとんどの場合、自己処理をきっかけに起こります。どのような方法であれ、自己処理の回数に応じて肌に負担をかけやすくなりがちに。
どうしても必要な時以外、頻繁に自己処理をしないようにしましょう。

カミソリやピンセット(毛抜き)は使わず、電動シェーバーを使うようにする

前述の通り、カミソリで角質層を削ったり、ピンセットで毛根の周りの組織を傷つけたりすることで埋没毛は起こります。ですので、カミソリやピンセットを使わず、自己処理には電動シェーバーを使うのがオススメです。
電動シェーバーは、カミソリと違って肌にあたる部分が少ないほか、皮膚を薄く削ってしまうこともありません。

どうしてもカミソリを使うなら、複数枚刃にしてシェービングクリームを併用する

どうしてもカミソリを使う場合は、肌に負担のかかりやすい一枚刃ではなく、3枚刃~4枚刃程度のものを選び、シェービングクリームを併用しましょう。
刃数を多くすることで、接着面積が大きくなるので、肌の角質にあたる刺激が分散されて角質層が削られにくくなります。また、シェービングクリームを併用することで、カミソリを動かした際の摩擦を少なくして、肌の負担を減らします。
前述のとおり、深剃りや何回も同じ場所をこすったり、毛の方向と反対に剃ったり(逆剃り)すると皮膚には大きな負担になるのでしないほうがよいでしょう。

肌の保湿ケアや角質ケアを普段から行う

埋没毛の予防の肌ケアで大切なのは、保湿ケアと角質ケアです。
保湿されておらず乾燥してしまうと、自己処理の際に皮膚が傷つけやすい他、皮膚自体も硬くなりやすく、埋没毛になるリスクが高くなります。そのため肌を乾燥させない対策が大切。
普段からクリームやローションでやさしく保湿していきましょう。お風呂上りの時が、一番角質が柔らかくなり、保湿成分が奥まで浸透しやすくなるのでオススメです。

埋没毛の時に医療レーザー脱毛しても大丈夫?

すでに埋没毛がある人でも、医療レーザー脱毛は問題なくできます。レーザー脱毛でも十分脱毛効果を発揮できます。
ただ医療脱毛では、レーザーを照射した毛がその場で消えて無くなるわけではありません。通常は2〜3週間後にポロポロッと抜け落ちてきて、その毛穴からは二度と毛が生えてこなくなります。
埋没毛が脱毛して毛穴から抜けた後も、その毛はしばらく肌の内部にとどまったままです。それが、自然と「貪食作用」といって、自分の組織がいらなくなった毛を処理していきます。つまり、医療レーザー脱毛で埋没毛の処理をすると多少なりとも時間がかかるというわけですね。
「すぐに埋没毛を取り除きたい!」という場合は、はじめから皮膚科医のいる脱毛クリニックを選ぶとよいでしょう。
また、埋没毛に炎症が生じて赤くなっている場合は、医療レーザー脱毛ができないこともありますので、事前に担当スタッフ・医師に相談するとよいでしょう。

【まとめ】埋没毛(埋もれ毛)の原因と治し方?脱毛施術は大丈夫?

埋没毛対策に医療レーザー脱毛は、実はオススメな施術方法になります。埋没毛があって困っているなら、炎症が起こらないうちに、レーザー脱毛で取り除くようにしましょう。
担当スタッフ・医師が肌の状態に合わせて適切にアドバイスさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

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