乳輪・乳首の脱毛は可能?デメリットや断られるケースも紹介

公開日 公開日:2021年05月20日 更新日 更新日:2023年06月05日

乳輪・乳首の脱毛は可能?デメリットや断られるケースも紹介

人間の体は、ほぼ全身が毛で覆われています。この体毛の中には耳や乳首など、思いがけないところに長い毛や太い毛が生えてくることもあります。
乳輪や乳首の周囲にも毛が生えることがあり、女性でもよくあることです。多くの場合、乳首の周囲に毛が生えていても心配する必要はありません。しかし、ときには注意が必要な問題である場合もあります。

この記事では、乳輪・乳首の脱毛について解説します。
この記事を読むことで、乳首の周囲に毛が生えてくる原因や乳首周囲の脱毛、デメリットなどについて理解でき、下記のような疑問や悩みを解決します。

こんな事がわかる

  • 乳輪・乳首に毛が生える理由
  • 乳輪・乳首の脱毛は可能なのか?
  • 脱毛の際の注意点やデメリット

乳輪・乳首に毛が生える理由

では、まず乳輪・乳首に毛が生えてくる理由について、ご説明します。

性ホルモンの影響

新しい毛が生えてくるのは、一般的に性ホルモンが変動しているときです。
思春期には、乳房の発達を含め、子どもから成人女性への変化をサポートする性ホルモンが体内に多く分泌されます。
乳房が成熟すると、乳輪の隆起が大きくなります。このような変化は、思春期に始まる体の他の部位の発毛と同じように、発毛のきっかけになります。
性ホルモンの変動は、乳首の毛が濃くなるなど、さまざまな症状の原因となります。例えば妊娠中は、乳首に新しい毛が生えてきたり、毛が目立ってきたり、長くなったり、濃くなったりすることがあります。
また多くの女性は、女性ホルモンであるエストロゲンの濃度が低下する更年期の頃に、新しい毛が生えてくることを経験します。このときに乳首の周りを含む胸部に毛が生えてくることもあります。

その他ホルモンの影響

先に紹介した性ホルモンの影響は、正常な女性でも起こることです。
次に、異常なホルモン分泌によって、乳首の周囲に毛が生える状況についてご紹介します。
なお乳輪や乳首の周囲に毛が生えるだけでなく、ここで紹介するような症状がみられるときは、医療機関を受診して検査を受けることをお勧めします。

多嚢胞性卵巣症候群

多嚢胞性卵巣症候群は、排卵に関係するホルモンのバランスが崩れることで、卵巣で男性ホルモンが過剰に分泌されることで起こります。
生理不順、卵巣嚢腫などの症状に合わせて、乳首の周りに毛が生えるなど、男性の体で毛が生える傾向のある部分に、過剰な毛が生えることがあります。

クッシング症候群

クッシング症候群は、高濃度のコルチゾール(ステロイドホルモン)に長期間さらされることで引き起こされることがあります。
これはコステロイド薬の使い過ぎや、肺や脳、また副腎の腫瘍が原因となっている場合があります。
この症候群の女性では、髪の毛がはやく成長するようになったり、月経周期が異常になったりすることがあります。合わせて体毛が増えることがあり、乳首の周りに毛が生えることもあります。

乳輪・乳首の脱毛について

次に、乳輪・乳首の脱毛についてご説明します。

乳輪・乳首の脱毛は可能なのか?

結論から申し上げますと、乳輪・乳首の脱毛は可能です。
自宅でできる最もリスクの少ない方法は、脱毛ではなく毛を切ってしまうことや毛抜きで抜くことです。しかし、毛はまた生えてくるので、こまめなカットが必要になりますし、無理に毛を抜くとトラブルの元になります。
毛を剃ったり、ワックスで除毛したりすることも可能ですが、乳首の皮膚はとてもデリケートなので、処理が何度も必要となる方法は避けたいものです。
脱毛クリニックやサロンで行う脱毛機器を使った脱毛については、一般的には乳輪近くのエリアであれば脱毛が可能としているところがほとんどです。

乳輪・乳首の脱毛の注意点

乳輪・乳首の脱毛をするときに注意すべき点をご紹介します。

痛みを強く感じる

元々敏感なエリアですので、他の部位の脱毛で感じるよりも強く痛みを感じる可能性があります。
施術前のカウンセリングで、痛みへの対処法についてしっかりと説明を受けておきましょう。

保湿ケアが必要

他の部位の脱毛でも、施術前後の保湿ケアが必要であることは同じですが、やはり乳輪は特に乾燥しやすいこともあるため、念入りに保湿ケアをしましょう。

乳輪・乳首の脱毛を断られる状況

クリニックやサロンで使う脱毛機器の多くは、色素に反応します。褐色系の色にはエネルギーが集まり、火傷(やけど)を起こす原因となります。
したがって、乳輪の内側に生えている毛に対しては、脱毛の施術をすることは不可能と判断されることがあります。
また乳首周囲に感染を起こしている場合なども、施術を断られる可能性があります。
あとは授乳中や妊娠中も、乳輪・乳首の脱毛は断られることがほとんどです。ホルモンの影響を受けて乳輪・乳首の大きさが変化することもありますし、何よりも周辺の皮膚がより敏感になっているために、トラブルが起こりやすい可能性があるからです。

【まとめ】乳輪・乳首の脱毛は可能?デメリットや断られるケースも紹介

乳輪・乳首に毛が生えてくる理由から乳輪・乳首の脱毛について解説しました。
この記事では、下記のようなことがわかったのではないでしょうか。

この記事のポイント

  • 性ホルモンの変動によって乳首周辺に毛が生える
  • 異常なホルモン分泌のほか、多嚢胞性卵巣症候群、クッシング症候群という病気によって毛が生えることもある
  • リスクの少ない方法は剃毛や毛抜きだが、こまめなケアが必要で肌トラブルにもなりやすい
  • 乳輪・乳首の脱毛は可能だが、他の部位より痛みが強く入念な保湿ケアが必要
  • 乳輪の色によっては火傷のリスクがあるため施術できない
  • 妊娠・授乳中の脱毛はできない

乳輪・乳首は女性の体のなかで、とてもデリケートなところです。自分の判断で乳輪脱毛すると、思わぬ肌トラブルに発展することもあります。
できる限り自己判断は避け、専門的知識を持つ医師の診断を受けることができる、クリニックでの医療脱毛を受けることをおすすめします。

トイトイトイクリニックでは脱毛機の出力を細かく調整しながら、乳輪周囲ギリギリまで脱毛することができます。また、硬毛化した場合の保証制度も充実しているので安心です。
乳首・乳輪のムダ毛にお困りなら、いちど当院の無料カウンセリングをご利用ください。専門的知識を持つ皮膚科医が診察いたします。

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