ペースメーカーが入っていると医療脱毛はできない?

公開日 公開日:2022年04月22日 更新日 更新日:2022年07月20日

ペースメーカーが入っていると医療脱毛はできない?

医療脱毛を希望する方が増えていますが、なかにはさまざまな医療器具を装着している方が医療脱毛を希望されることもあります。
ペースメーカーもそのうちのひとつです。
ペースメーカーは電磁波の影響を受ける恐れがあるため、「医療脱毛を受けられないのではないか?」と心配する方もいらっしゃるようです。
その場合の対応はクリニックによって違い、施術できる条件もありますが、場合によってはベースメーカーが入っていても医療脱毛が可能な場合があります。
この記事では、ペースメーカーとはどのようなもので、医療脱毛を受けることができるのかについて解説します。
この記事を読むことで、ペースメーカーと医療脱毛の関係について理解し、下記のような疑問や悩みを解決することができます。

こんな事がわかる

  • ペースメーカーはどのようなものでどこに挿入するの?
  • ペースメーカーが入っていると医療脱毛は受けられないの?
  • ペースメーカーを挿入している方が医療脱毛をする場合にはどのように行うの?

ペースメーカーとはなにか?

ペースメーカーとは、電池で作動する小型の装置です。この装置は、心臓の鼓動が不規則であったり、遅すぎたりすることを感知し、正しく心臓が拍動するように心臓に信号を送っています。

ペースメーカーの構造

最新のペースメーカーは、30gに満たないほど軽くなっています。通常のペースメーカーには、2つの部分から成り立っています。
まず本体装置には、バッテリーと心拍を制御するための情報が含まれています。一般的にはチタンという強固な金属で覆われています。
リード線は、心臓と本体装置を接続し、電気的メッセージを心臓から受け取り、また心臓に伝えるための電線です。

ペースメーカーを挿入する目的

心臓は、血液を全身に循環させるポンプの役割を果たしています。心臓は4つの部屋に分かれています。それぞれ左右の心房と心室があります。
右の心房は、血液を全身から集めて右の心室に送ります。右の心室からは肺へ血液が送られ、肺で血液は酸素を充填され、左の心房に戻ります。その後血液は左の心室に送られ、左の心室から全身に血液が送り出されます。
これらの動きを調節しているので、心臓の電気系です。
心臓の電気系は、心拍数と心臓の収縮またはポンプ作用を調整する役割を担っています。洞房結節と呼ばれる部位から定期的に電気信号が発出され、伝導系を通って心臓の各部位に電気信号が送られます。
この電気信号を受けて、リズミカルに心房と心室がお互いに調整しながら収縮しています。この電気系の働きに障害があり、心拍数や心臓の収縮が調整できない場合にペースメーカーが必要となります。
例えば、洞不全症候群という心臓の洞房結節が障害される病気では、心臓の脈を生み出す元がうまく働かず、心臓の鼓動が異常に遅くなります。そのため、疲労、呼吸困難、めまい、意識消失などを起こします。
また房室ブロックと呼ばれる病態では、心臓のなかでの電気信号の伝導が障害されます。そのため、めまいや意識喪失を起こします。
人工ペースメーカーは、この洞不全症候群や房室ブロックなどの治療に使用されています。
ペースメーカーを装着している方は、年に1~2回の専門の医療機関でペースメーカーのチェックが必要です。特別な機器を利用してペースメーカーの調整も行います。またほとんどのペースメーカーの電池は、一度挿入すると5年以上使用できます。

ペースメーカーを挿入する場所

ペースメーカーは、皮下に埋め込まれます。
通常はペースメーカーを挿入するために、小さな切開が行われます。
多くの場合、切開は右利きの場合は左の鎖骨の下のあたりです。本体装置は、この位置の皮下に設置されます。まれに腹部にも設置されることがありますが、あまり一般的ではありません。
リード線は、切開部分から静脈内に通し、心臓まで挿入します。リード線のもう一端は本体装置に接続されます。
その後、皮膚は縫合で閉じられます。表面から見ると、挿入された場所は膨らみがあり、ペースメーカーを挿入している場所は見るだけでわかることが一般的です。なお挿入する処置は、通常局所麻酔で行われます。

ペースメーカーを挿入していると医療脱毛はできないのか?トイトイトイクリニックの対応は?

では、このような重要な働きをしているペースメーカーを挿入していると、医療脱毛はできるのでしょうか?
結論から申し上げると、当院の対応としては、ペースメーカーを管理している主治医の許可を得ることができれば可能な場合があります。ただし、ペースメーカーを挿入した場所や傷跡のある場所は避けて施術しています。
これは医療脱毛で用いる脱毛機器からレーザーを発する際、微弱ながら電磁波が出ていることがあり、その電磁波がペースメーカーに影響を与える可能性があるからです。
なお、ペースメーカーを装着した人は、通常の生活を送ることができます。身体の状態によっては、中程度から激しい活動を行うことも可能です。また、薬や家庭用電気器具がペースメーカーに影響を与えることはありません。携帯電話や電子レンジも安全に使用できます。
ただし、磁気共鳴画像装置(MRI)検査など、特定の画像検査は、ペースメーカーを装着している人は実施できません。

【まとめ】ペースメーカーが入っていると医療脱毛はできない?

ペースメーカーを挿入している方が、医療脱毛を希望された場合について解説しました。
この記事では、下記のようなことが分かったのではないでしょうか?

この記事のポイント

  • ペースメーカーとは電池で作動する小型の装置で、心臓を正しく拍動させることができる
  • ペースメーカーの本体装置は左右どちらかの鎖骨下の皮下に埋め込み、リード線は心臓まで挿入する
  • ペースメーカーを挿入している方が医療脱毛を受けるには、ペースメーカーの管理をしている主治医の許可が必要である
  • レーザー脱毛は微弱な電磁波が出るため、ペースメーカーの挿入部位や傷跡を避けて施術する

トイトイトイクリニックでは、ペースメーカーを管理している主治医の許可を得ている場合、ペースメーカーの挿入部位以外の施術が可能になることがあります。
患者様にとって最善の施術をご提供させていただきたいと思っておりますので、ますは無料カウンセリングにてご相談ください。

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