キッズ脱毛は何歳から始めていいの?小学生でも医療脱毛がおすすめな理由
公開日:2024年05月20日 更新日:2024年05月20日
ムダ毛の悩みは大人だけのものではありません。
事実、小学生のうちからムダ毛に悩む子どもは多く、なかにはムダ毛が原因でいじめにあっているケースもあるようです。
そのような悩みの解消につながるのが「キッズ脱毛」です。とはいえ、小中学生の脱毛に不安を感じる親御さんもいることでしょう。
この記事では、キッズ脱毛の対象年齢や注意点などを解説します。
この記事を読むことで、キッズ脱毛が受けられる年齢やメリット・デメリット、おすすめの脱毛方法やキッズ脱毛に特徴的な注意点などを理解でき、下記のような疑問や悩みを解決します。
こんな事がわかる
- キッズ脱毛の対象年齢
- キッズ脱毛のメリットとデメリット
- キッズ脱毛に医療脱毛が適している理由
- キッズ脱毛ならではの注意点
目次
キッズ脱毛の対象年齢は何歳から何歳まで?
最初にキッズ脱毛の対象年齢を知っておきましょう。
キッズ脱毛の対象年齢
キッズ脱毛の対象年齢は、クリニックやサロンによって異なります。
7歳(小学生以上)から施術可能としている医院や店舗もありますが、10歳以上を対象としているケースが多いようです。
なお、上限は15歳(中学卒業まで)が多く、高校生になるとキッズ脱毛の対象外となる場合がほとんどです。
学割が設定されているクリニックやサロンもありますので、利用してみたい場合はあらかじめ調べておきましょう。
キッズ脱毛はいつから始めるべき?
正しい知識を持つ人が施術するなら、技術的には何歳からでも脱毛はできます。
しかし、子どものうちはホルモンバランスが不安定で、施術した箇所から毛が生えてくることもあります。そのため、小学校低学年のうちから脱毛するのは少し早すぎるかもしれません。
できれば二次性徴が終わる頃、成長の早い子であれば小学校高学年くらいから脱毛を始めるのが適切でしょう。
キッズ脱毛のメリット・デメリット
キッズ脱毛は、子どもの心にも良い影響を与える可能性があります。一方で、成長途中であることから大人とは違うデメリットもあります。
メリット1:前向きになれる
脱毛でムダ毛が目立たなくなればコンプレックスを解消できるため、何事にも前向きに取り組めるようになります。
水泳や体育の授業など肌を広く露出するシーンでも、より積極的に活動できるようになるでしょう。また、ムダ毛が気にならなくなれば、おしゃれも思いっきり楽しめます。自己処理する場合に比べて仕上がりもきれいなので、見た目の自信にもつながるはずです。
自己処理をしなくて済む
子どもの肌は大人の肌に比べてデリケートなので、カミソリやシェーバーを使うと肌に大きなダメージを与えることがあります。また、自己処理を繰り返すと、埋没毛や色素沈着などのリスクも高くなります。
しかし、脱毛の施術を受ければ自己処理の頻度を減らせます。カミソリなどによるケガや肌荒れも予防できますし、色素沈着などの肌トラブルも未然に防ぐことができます。
デメリット
医療脱毛や光脱毛では、メラニン色素の黒い色に反応するレーザーや光エネルギーを使って、毛根部にダメージを与え脱毛効果を得ています。
しかし、子どもの毛は大人の毛に比べて色が薄くて細く、メラニン色素の量が少ないため、レーザーや光エネルギーを照射しても十分な脱毛効果を得られないことがあります。
また、子どもは毛周期が安定していないため、すべての毛を処理するのが難しいといわれています。特に、第二次性徴期は陰部や腋窩に毛が生え始める時期でもあります。施術を受けても次々と新たな毛が生えてくるため、脱毛終了までに時間がかかることも覚悟しておかなければいけません。
キッズ脱毛におすすめなのは医療脱毛?エステ脱毛?
脱毛には医療脱毛(レーザー脱毛)とエステ脱毛(光脱毛)の2種類がありますが、キッズ脱毛におすすめなのは医療脱毛といえます。
医療脱毛とエステ脱毛の違い
エステサロンで受けられる脱毛は「光脱毛」と呼ばれるものです。
光脱毛では、照射する光エネルギーが弱いため施術時の痛みは強くありませんが、毛根を破壊するほどのパワーはないため、永久脱毛効果は得られません。
1回あたりの費用は比較的安価ですが、いつまでもムダ毛がなくならないため、通う回数が多くなり結果的に多額の費用が必要になる場合も少なくありません。
一方、クリニックで受けられる脱毛は「医療レーザー脱毛」と呼ばれるものです。医療レーザー脱毛では、高エネルギーのレーザーを照射するため若干痛みはありますが、毛根をしっかり破壊するため永久脱毛効果を得ることができます。
1回あたりの費用は高めですが、1度ダメージを受けた毛根から毛が再生することはないため、通う回数は少なく済みます。
キッズ脱毛は医療脱毛がおすすめ
子どもの肌は大人の肌に比べて防御機能が未成熟なので、脱毛施術を受ける際にはより慎重な判断が必要です。また、肌トラブルが生じた場合には、速やかに適切な治療を行う必要があります。
その点、医療脱毛なら医師が診察したうえで脱毛の可否を判断し、肌質に応じた施術方針を考えてくれます。肌トラブルが起きた場合でも、常駐している医師が対処してくれるため、迅速な対応が期待できます。
また、医療脱毛なら永久脱毛効果が得られるため、効果があらわれるのも比較的早めです。したがって、肌へのダメージを抑えつつ、早めに脱毛効果を得たいなら医療脱毛がおすすめといえます。
キッズ脱毛を受ける際の注意点
ここからは、キッズ脱毛を受ける際の注意点をいくつか紹介します。
子どもの気持ちに配慮する
小学校高学年から中学生くらいになると、異性に体を見られたくないという気持ちが強くなってきます。したがって、クリニックを選ぶ際は医師や施術スタッフの性別にも配慮しましょう。
そして、できればクリニック内を見学させてもらい、どのような雰囲気で施術を受けるのかも親子で一緒に確認してください。施術室が個室だと、羞恥心の強い子でも抵抗感が和らぐかもしれません。施術に対する不安が強い場合は、施術に付き添えるかどうかも確認しておくとよいでしょう。
あらかじめ学校のスケジュールを確認する
脱毛直後の肌は、軽く炎症を起こした状態になっています。
このような状態で激しい運動をして血行が良くなると、肌トラブルをまねくおそれがあります。そのため、脱毛を受ける際にはあらかじめ学校のスケジュールを確認し、体育の授業や部活動などと予定が重ならないようにしましょう。
また、日焼けをして肌の色が濃くなると、施術の際に火傷(やけど)を負うリスクが高くなります。日焼けの程度によっては、施術を受けられないこともあります。したがって、脱毛の施術を受けている間は紫外線対策をして、できるだけ日に焼けないようにしましょう。特に夏場は半袖の体操服や制服を着る機会が増えるため、念入りな紫外線対策が必要です。
肌トラブルに注意する
子どもの肌は薄くて柔らかく、とてもデリケートなので、脱毛後の炎症が長引きやすい傾向があります。そのため、施術を受けた後は保湿などのスキンケアをしっかり行う必要があります。
とはいえ、子どもに自分でスキンケアをするようにいっても、十分なケアができない可能性があります。できれば親御さんが積極的に声をかけるなどして、こまめな保湿ができるようにサポートしてあげてください。
大人より硬毛化のリスクが高い
子どもの脱毛は、大人の脱毛に比べて硬毛化のリスクが高いといわれています。
「硬毛化」とは、毛が硬く濃くなる現象です。
硬毛化が起きる原因は明らかになっていませんが、レーザー脱毛ではメラニン色素の少ない色の薄い毛や細い毛の毛根には十分なダメージがおよばず、逆に活性化してしまうのが原因ではないかと考えられています。
このようなことから、産毛や細い毛の多い子どもの脱毛は硬毛化のリスクが高いとされます。
もっとも、硬毛化した毛に対してもレーザー脱毛は有効です。硬毛化した場合に追加照射を無料で行っているクリニックもあるため、カウンセリング時に確認しておくとよいでしょう。
脱毛後に毛が生えてくる可能性がある
「デメリット」でもふれましたが、子どもは毛周期が安定しておらず、また、第二次性徴期の頃は新しく毛が増えてくる時期でもあります。そのため、いったん脱毛が完了したように見えても、しばらくするとまた新しく毛が生えてくる可能性があります。
しかし、これは脱毛の失敗ではありません。レーザー脱毛をすれば、最終的に永久脱毛を目指すことができます。
誤解を防ぐためにも、脱毛後に新たな毛が生えてくる可能性があることをあらかじめお子様に伝えておきましょう。
【まとめ】キッズ脱毛は何歳から始めていいの?小学生でも医療脱毛がおすすめな理由
キッズ脱毛の対象年齢やメリットとデメリット、キッズ脱毛に医療脱毛がおすすめな理由などを解説しました。
この記事では、下記のようなことが分かったのではないでしょうか。
この記事のポイント
- キッズ脱毛の対象年齢はおおむね10~15歳で、おすすめの開始時期は小学校高学年以降
- キッズ脱毛をすると、ムダ毛の悩みから解放され前向きになれ、自己処理で肌が荒れるリスクも抑えられる
- 子どもの毛はメラニン色素が少ないため、十分な脱毛効果が得られない可能性がある。また、脱毛完了までに回数が必要な場合が多い
- 医療脱毛なら医師の診察が受けられ、肌質に応じた施術が受けられる
- 医療脱毛は、脱毛効果も得やすいためキッズ脱毛には、エステ脱毛より医療脱毛がおすすめ
- キッズ脱毛を受ける際には、子どもの気持ちを大切にする
- 肌トラブルを防ぐために、体育の授業や部活動のタイミングに注意が必要で、施術後のスキンケアも大切
- 硬毛化のリスクや脱毛後に毛が生えてくる可能性についても知っておかなければならない
子どもの肌に肌ダメージを残さないためにも、キッズ脱毛は医療脱毛を選ぶのがおすすめです。
なお、未成年の脱毛は保護者の同意が必要な場合がほとんどです。キッズ脱毛を希望する場合は、保護者の方も一緒にクリニックを受診するようにしましょう。
トイトイトイクリニックでは、キッズ脱毛にも対応しております。痛みに配慮されたレーザー照射もご提案できますので、お子様の脱毛で心配事などありましたら、まずは無料カウンセリングにてご相談ください。
医師と専門のスタッフが丁寧に対応させていただきます。