アトピーや敏感肌でも医療脱毛はできるの?

「脱毛は、大なり小なりお肌に負担がかかる施術」という印象をお持ちではありませんか?

このため、アトピーにお悩みの方や生まれつき敏感肌の方、あるいは現在肌のコンディションを崩しておられる方などはお肌への負担が気になって、なかなか脱毛に踏み切れないのではないでしょうか。

しかし医療脱毛の場合、そうしたお悩みがあっても脱毛が可能な場合があります。

どのような場合に可能なのか、そして逆に、どのような場合は脱毛を思いとどまったほうがいいのかを説明していきましょう。

アトピーとは?

国立成育医療研究センターの資料によれば、アトピーとは正式名称を「アトピー性皮膚炎」といって、かゆみのある慢性的な湿疹がよくなったり悪くなったりを繰り返す病気です。

これは皮膚のバリア機能が弱って外界の刺激などを防ぎきれず、それが免疫細胞と結びつくことによってアレルギー性の炎症を引き起こすためにおきると考えられています。

なぜ皮膚のバリア機能が弱まるのかは患者様によって原因が異なるのですが、いずれにせよ皮膚への刺激を減らすことが症状をやわらげるための重要なポイント。このため、刺激の強い脱毛法はおすすめできません。

ただし、医療脱毛に関しては、いちがいに「肌への刺激が強いからダメ」とはいえないのです。

その理由は後ほど説明します。

敏感肌とは?

敏感肌とは?

「敏感肌」は、特に医学的な意味を持つ言葉ではありません。特定の症状や状態を指すわけではなく、漠然と「ストレスや刺激に弱く、トラブルが発生しやすい肌質」であることを指す言葉です。

「疾患とはいえないが、その一歩手前の不安定なお肌の状態」というところでしょうか。

ただ、自分で敏感肌だと思っていても、実はそうではない方がたくさんいらっしゃいます。

全薬工業株式会社という製薬会社が行ったアンケート調査(2017年、約1400人の女性を対象とした全国調査)によれば、4割以上の女性が「敏感肌とはどういう状態か」ということについて正しく理解していないという結果がでました。

本当は敏感肌体質などではなく、「本人も気づいていない原因(たとえばストレスや慢性疲労、よくない生活習慣など)で一時的に肌がトラブルをおこしやすくなっている状態」の方もおられますし、「使っているコスメ(化粧品、シャンプー・リンス、洗顔料など)が肌に合わないのに気づかず「自分は敏感肌になった」と思い込んでいる方も少なくないようです。

「私は敏感肌だから脱毛は無理」と思い込んでいる方のなかにも、「きちんと皮膚科や医療脱毛を専門とする医師の診断を受けてみたら実は敏感肌ではなく、医療脱毛を受けることができた」という事例は数多くみられます。

医療脱毛ならではの「お肌へのやさしさ」とは?

ご存じの方も多いと思いますが、医療脱毛は、サロン脱毛では認められていない高出力のレーザー機器を使って脱毛を行います。

そう聞くと「高出力のレーザーを使うなら、ますます肌への刺激も強いのでは?」と不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。

一部の脱毛サロンなどは、サロン脱毛の優位性をアピールする目的なのかどうかわかりませんが、「レーザー脱毛でアトピーが悪化した」「敏感肌だけど『大丈夫』といわれて医療脱毛を受けたらお肌がボロボロに……」といったネガティブな口コミを広めているところもあるようです。

また、個人ブログを装って、同様の情報を拡散しているケースも見られます。

確かにサロン脱毛で使われる光脱毛などの機器は出力が低く、一見安全でお肌にやさしいような印象を受けます。ところが、実際はその逆なのです。

医療脱毛に用いられるレーザー機器は確かに高出力ですが、単に強力なだけでなく、医師による高精度なコントロールが可能なので、狙ったムダ毛の毛根だけを確実に破壊できるのです。

もちろん、医師は脱毛のために必要最小限のレーザー照射量や照射時間を見極められる技術を持っています。このため、お肌にかかる負担を最小限度にとどめることができます。

ただし、このような精密機器を正確にコントロールするためには、医療の専門家であり、さらに脱毛に関するスペシャリストである医師の手が必要です。

医師は患者様ひとりひとりのお肌の状態を詳細に診断し、「そもそも脱毛が可能か可能でないか」といった判断も含め、安全性を確認したうえでレーザーの照射範囲や出力上限を設定して脱毛施術を進めます。

だからといって「誰でも必ず安全に脱毛できる」というわけではありませんが、ほかの脱毛法(自分でカミソリや脱毛クリームなどを使って除毛する場合なども含めて)と比較した場合、もっとも安全でお肌にやさしい脱毛方法だと考えられるのです。

思い込みは損!医師のアドバイスは聞くだけでも価値あり。

思い込みは損!医師のアドバイスは聞くだけでも価値あり。

このように極めて安全性の高い医療脱毛ではありますが、必ずしも万能というわけではありません。VIO脱毛(ハイジニーナ脱毛)を含め、色素沈着の進んでいる(黒ずんでいる)部位や特にお肌が過敏な部分、炎症が著しい部位などはレーザー照射が適切ではない場合もあります。

そういう場合は、患者様が施術を望んでも、医師がストップをかけるかもしれません。また、安全な部位だけの脱毛を進められることもあるでしょう。

このように、医療脱毛の最大のメリットは、確実な脱毛効果や永久脱毛が可能といったことだけでなく「医療面から、安全性を最優先に考える医師によって行われる」という安全性の高さにあります。

特にアトピーや敏感肌にお悩みの方は、脱毛の可否だけでなく、現在のお肌の状況に関する正確な情報やアドバイスを受けられるという点も大きな魅力ではないでしょうか。

【まとめ】まずはアドバイスを受けるためだけでも……。

今回のお話のポイントをまとめると、

  • アトピーや敏感肌について、正確な知識を持とう。
  • アトピーや敏感肌にお悩みの方も、医療脱毛を受けられる可能性はある。
  • 医療脱毛はお肌にやさしく、もっとも安全な脱毛法であることを知ろう。

ということになります。

ひとりであれこれ悩んでいても、お肌やムダ毛の悩みは解決しません。ネット上のブログや口コミなど、医学的根拠のない情報をいくら集めても時間の無駄です。

まずは、どうすれば自分の悩みが解決できるのか。その適切なアドバイスを受けるためだけでも、勇気を出して脱毛専門のクリニックを訪ねてみる価値はあると思われます。

ドクターからのワンポイントアドバイス

トイトイトイクリニックには、多くのアトピー性皮膚炎の患者様や敏感肌の方が来院されます。そのほとんどは医療レーザー脱毛の施術が可能です。炎症が強い場合は、弱めに照射したり避ける場合もありますが、可能な限り患者様の要望を配慮致します。万一の際には、炎症止めの軟膏や抗生剤軟膏、各種内服によるケアが常時可能です。形成外科学会のガイドラインにあるように、皮膚の前後の写真(デリケート部分は写真は不要)を必ず確認できる体制、照射後の反応に応じたオーダーメイドの対応が必須であると考えています。医療脱毛|トイクリがおすすめの理由はこちらをご覧ください。

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