脱毛の照射漏れの判断はどうする?とトイトイトイクリニックの対応について
公開日:2021年05月24日 更新日:2024年10月03日
医療脱毛の施術時にレーザーの打ち漏れがあり、一部分だけ毛が残ってしまう状態を照射漏れといいます。照射した部位にも関わらず、一部分毛が残っている場合は照射漏れの可能性があります。
この記事では、医療脱毛の照射漏れの判断基準やクリニックでの保障に関して解説します。
この記事を読むことで、医療脱毛で起きる可能性のある照射漏れ・打ち漏れに関して理解が深まり、以下のような疑問やお悩みが解決できます。
こんな事がわかる
- 医療脱毛で照射漏れが起こる原因
- 医療脱毛で照射漏れと判断する目安・確認方法
- 照射漏れが疑われるときの対応
目次
そもそも照射漏れ(打ち漏れ)とは?
照射漏れとは「照射する予定だった部分に対し適切な照射をしていないため、一部分だけ毛が残ってしまっている状態」のこと。
医療脱毛はメラニン色素に反応しやすいレーザーを当てることで、毛の根本である「毛包」に熱エネルギーを加えて永久脱毛させます。
そのため、熱エネルギーが加わってから脱毛されるまでタイムラグが生じます。一般的にレーザーを照射した後、毛が抜け落ちるまで2~4週間程度と言われています。
しかし、照射漏れが起こった場合は、照射していない部分は当然毛包にもダメージが加わりません。そのため、縦一列に毛が残ってしまったり、凹凸のある所を中心にムラができてしまったりします。
これが照射漏れです。
脱毛で照射漏れが起こる原因は?
なぜ「照射漏れ」なんていうことが起きるのでしょうか。その原因には、大きく分けて3つあります。
十分照射されているかどうかの判断が難しいため
人間の体は平らな面ではありません。当然、凸凹して面も一定ではありません。
凹凸があるほど、実際に照射されているか見分けるのは難しくなり、照射漏れが起こる原因になります。また、照射するためのヘッドが密着しないで浮いてしまうため、照射による熱エネルギーを十分伝えられていない可能性もでてきます。
特にあご・あご下・VIO・ひじ・ひざ・手首・足首などは凹凸が激しいため、比較的照射漏れが起こりやすい場所です。
また、照射途中で患者さんが動いてしまったりすると、照射部位がずれて照射漏れを起こす原因にもなります。
肌荒れで照射をしないほうがよいと判断される場合
肌トラブルがある場合、担当スタッフが「レーザー照射をしないほうが良い」と判断する場合があります。
例えば乾燥や肌荒れ、ニキビなどがある肌は脱毛には向きません。またホクロやシミなども、レーザー光が過剰に反応し、火傷(やけど)や毛嚢炎などの副反応が高くなってしまうため悪影響が出ないように脱毛を避けることがあります。
脱毛機によっては照射漏れが起こりやすいことも
医療脱毛や光脱毛と一言でいっても、使われる脱毛機もさまざまです。特に機械面で照射漏れが起こりやすくなる主な原因は照射口にあります。
脱毛機によっては、照射口の中央部分と端の部分とでは少なからずパワーが変わってくることも。そのため、漏れなく照射は出来ていても、脱毛効果の違いが場所により強く出てしまう可能性があります。
結果的に見た目では、打ち漏れのような状況となってしまうことがあるのです。
医療脱毛で照射漏れを判断できる目安は?
特定の場所にだけ毛が残っている場合は、その場所だけ照射がされていない可能性があります。
どのようにまとまって残っているかは、場所によってまちまちです。縦のラインに残っていたり、島状に毛が残ったりします。こうした場合、非常に高い確率で照射漏れだと判断できます。
医療脱毛で照射漏れを判断できる時期は?
では、医療脱毛でレーザー照射をうけてからどれくらいで判断すればよいでしょうか。
実はレーザーの施術方法や使用する器具になって異なります。
一般的に、毛包に直接ダメージを与えるタイプのレーザー脱毛の場合、「脱毛後2週間」が目安となります。他にも「蓄熱式」といって熱を蓄積させることで脱毛させるタイプの場合だと「脱毛後4週間」が目安時期になります。
このように、施術方法によっても脱毛される時期が異なるので、カウンセリングの際に確認しておくとよいでしょう。
照射漏れと紛らわしいケースは?
以下の場合は照射漏れの状態に似てしまいますが、照射漏れではないケースですのでご注意ください。
VIO脱毛のように太い毛に照射した場合や色素が濃い箇所がある場合
VIO脱毛は凹凸が激しいことに加えて、太くしっかりした毛質であることが特徴です。こうした場合、通常の脱毛部位に比べて毛根が強く、抜けにくくなります。その場合は、照射漏れがなかったとしてもなかなか脱毛されません。
また、VIO脱毛の中でもIラインやOラインはショーツとの摩擦によって色素沈着(黒ずみ)しやすく、肌のメラニン色素にレーザーが分散することで脱毛効果が下がりやすい箇所です
これらの場所は照射が適切に行われていたとしても、他の場所よりも照射回数が必要です。すぐに照射漏れと考えずに、根気よく続けていきましょう。
デリケートゾーンの黒ずみはVIO脱毛はNG?黒ずみの原因と解消法も解説
剃り残しで避けて照射している場合
クリニックの医療脱毛では基本的に施術前に照射部分のシェービング(ムダ毛を剃っておくこと)を済ませておく必要があります。
しかし、シェービングせずに剃り残しがある場合、副反応をさけるため、避けて照射することがあります。当然、剃り残し部分を避けて照射した場合、その部位の毛は抜けることなくそのまま残ってしまいます。
この場合、担当スタッフから「副反応のおそれがあるため、剃り残しの部分を避けて照射しております」という説明があるはずですが、照射漏れと勘違いしてしまうこともありますのでご注意ください。
照射漏れを発見した時にしていただきたいこと
前述に記載したような照射漏れを強く疑う部分があったら、具体的にどうすればよいでしょうか。具体的には以下の3つをお願いしております。
毛は自己処理しないで、そのまま残しておく
照射漏れをクリニックに判定してもらうためには、照射漏れの箇所を担当スタッフに見せる必要があります。自己処理をしてしまうと、照射漏れが起こったのか判断できない場合があります。
照射漏れで抜けなかった毛は、必ず自己処理せずに残しておきましょう。
クリニックに連絡して、再診の予約をとる
照射漏れだと感じたら早めにクリニックに連絡して、再診の予約をしましょう。そして早めに、クリニックの医師・スタッフに肌の状態を診てもらうとよいでしょう。
担当医師・スタッフが肌の状態を適切に判断してくれるでしょう。
【まとめ】脱毛の照射漏れの判断はどうする?とトイトイトイクリニックの対応について
医療脱毛で照射漏れが起こる原因、照射漏れが起きた場合の対応方法を解説しました。
この記事では、以下のポイントが理解できたのではないでしょうか。
この記事のポイント
- 照射漏れ・打ち漏れは、凸凹している部位で起きやすい
- 毛が全く抜けてこない、特定の場所だけ毛が残っている場合は照射漏れの可能性が高い
- 照射漏れを判断できる時期は施術後2〜4週間
- VIOなどの太い毛は1度の照射では抜けてこないこともあるため、複数回の照射が必要
- 照射漏れが疑われる場合は写真を撮り、早めにクリニックへ連絡・相談する
「照射漏れかな?」と思ったら自己判断せずに、クリニックで診てもらい照射漏れが疑われる部位の確認をしてもらうことをおすすめします。
トイトイトイクリニックでの照射漏れ部位への再照射は、5回コース以上が対象となります。照射後2〜4週間以内にご来院いただき、診察のうえで照射漏れの場合は無料で再照射が可能です。
- 保証期間を過ぎてしまった場合、無料での再照射は出来ません。あらかじめご了承ください。