VIO脱毛後に不正出血は起きることはあるの?子宮への影響なども解説
公開日:2018年02月23日 更新日:2023年02月24日
VIO脱毛は、いろいろなメリットのある魅力的な施術ですがデリケートな部分なため、副作用を気にする方も多いでしょう。
特に下腹部には、子宮や卵巣など女性にとって大切な臓器が集まっているため、「VIO脱毛の影響で不正出血が起こるのでは?」と心配する方もいらっしゃるようです。
この記事では、VIO脱毛と不正出血の関係性やVIO脱毛が体に与える影響について解説します。
この記事を読むことで、VIO脱毛による体への影響と副作用について理解し、下記のような疑問や悩みを解決できます。
こんな事がわかる
- VIO脱毛をした後に不正出血することはある?不正出血の原因は?
- VIO脱毛は子宮に影響するの?
- VIO脱毛の副作用にはどのようなものがあるの?
目次
不正出血とは?
まずは、不正出血についてご説明します。
不正出血とはどのような出血を意味するのか?
不正出血とは、毎月の生理と生理の間の出血、生理に伴う長引く出血、極端に重い生理のことです。
ホルモンの変化、がん、子宮筋腫、ポリープ、妊娠初期などが原因となります。
不正出血の原因
不正出血の原因には、以下のようなものがあります。
子宮の異常に伴う出血
子宮筋腫、ポリープ、子宮体がん、子宮頸がんなど
ホルモンの変化に伴う出血
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、卵巣に嚢胞ができる病気です。
PCOSはホルモンバランスの乱れを引き起こすことがあり、生理の時期がいつもと異なったり、全く来なかったりすることがあります。
更年期の女性は、ホルモンのバランスが崩れやすくなります。そのため、子宮の内膜が厚くなることがあり、そのために出血が起こったり、月経周期の長さや重さ(期間や量)が異常になったりします。
医療機関を受診すべき不正出血
不正出血があっても、なかなか医療機関を受診するタイミングがわからないという方がおられるかもしれません。
不正出血は治療を必要とする病気の可能性がありますので、基本的に不正出血を認める場合は医療機関を受診することをお勧めします。
さらに以下のような症状がある場合は、必ず医療機関の受診を検討してください。
- 激しい痛みを伴う
- 通常よりも異常に多量の出血がある、または大きな塊を排出する
- 膣からの異常または悪臭のある分泌物
- 高熱が出る
- 生理が7日以上続く
- 定期的な月経サイクルがあったにもかかわらず、生理が非常に不規則になる
VIO脱毛が女性の体に与える影響
次にVIO脱毛についてご説明し、VIO脱毛が女性の体に与える影響についてご説明します。
VIO脱毛の施術内容
VIO脱毛とは、女性のデリケートゾーンを脱毛することを意味しており、それぞれ脱毛するエリアの形を表しています。
Vはいわゆるビキニラインです。両足の付け根のエリアで、下着や水着から陰毛がはみ出ることがないように、脱毛を希望される方がおられます。
Iは両ふとももの付け根の内側、陰部のエリアです。
Oは肛門周囲です。自分で見えるところではないので、自己処理がなかなか難しいエリアでもあります。
このエリアに医療レーザーまたは光を照射し、脱毛することをVIO脱毛と呼んでいます。
VIO脱毛は子宮に影響を与えるのか?
結論から申し上げると、「影響は与えない」と言えます。
医療レーザーは目に見えるものではないので、不安を感じることがあるかもしれません。しかし、レーザーの光は基本的に皮膚の表面に働いて脱毛効果を発揮しています。
多少皮膚の深いところまでレーザーのエネルギーは到達しますが、子宮のあるお腹のなかまで届くことはないとされています。
したがって、不正出血のように子宮から出血するような出血に、レーザー脱毛が影響することはないと言えます。
ただし、逆に不正出血をしている期間のVIO脱毛は避けましょう。
脱毛部位周辺に月経血が付着することがあると、皮膚が刺激を受け、レーザーを照射したあとの炎症を悪化させたり、感染を起こしたりする可能性があります。
VIO脱毛が女性の体に与える影響
レーザー脱毛は、多くの人たちにとって安全な脱毛方法です。また、長期的な副作用の心配もありません。
しかし、レーザー脱毛の副作用についての議論は絶えません。施術後に一時的で軽い副作用が発生することはありますが、それ以外の影響はまずありません。また、長期的な健康との関連性についての主張は根拠がありません。
レーザー脱毛後に発生する、一時的で軽い副作用は、皮膚の炎症と色素の変化です。
レーザーによる脱毛では、一時的に刺激を感じることがあります。また、施術部位にわずかな赤みや腫れを感じることがあります。しかし、これらの影響は軽微なものです。
またレーザー治療後、肌の色が若干濃くなったり、薄くなったりすることがあります。しかし、これらの変化は肌荒れと同様に一時的なものであり、長期的な影響については通常心配する必要はないでしょう。
レーザー脱毛が不妊症の原因になるというのも迷信です。
レーザーの影響を受けるのは皮膚の表面だけなので、施術による最小限の放射線が臓器に浸透することはありません。
ただし現在、妊娠を希望している方は、医師に相談してください。妊娠中の脱毛は、避けた方がよいと考えられています。医学的にはレーザー脱毛が妊娠中の赤ちゃんに影響を与えることはありませんが、施術する側からすると想定外のトラブルが生じることを考え、妊娠中の対応は好まれない傾向があります。
【まとめ】VIO脱毛後に不正出血は起きることはあるの?子宮への影響なども解説
VIO脱毛は子宮に影響を与えるのか、VIO脱毛後に不正出血が生じることはあるのかについて解説しました。
この記事では、下記のようなことが分かったのではないでしょうか?
この記事のポイント
- 不正出血には子宮の異常に伴う出血とホルモンの変化に伴う出血があり、治療を必要とする病気の可能性があるため医療機関を受診した方がよい
- VIO脱毛のレーザーは子宮まで届かないため、子宮に影響を与えて不正出血を生じさせることはない
- VIO脱毛の副作用には皮膚の炎症と色素の変化があるが、通常は一時的なもので長期的な影響は心配しなくてよい
- 不正出血がある時や妊娠している時には、VIO脱毛を避けたほうがよい
VIO脱毛は皮膚にしか影響がないため、子宮に影響を与えて不正出血を生じさせる心配はありません。そのため、VIO脱毛は女性にとって安全な施術なので、安心して受けていただくことができます。
トイトイトイクリニックのVIO脱毛では、女性に安心して通っていただけるように当日のキャンセルを無料とさせていただいております。
また、患者様に安心して施術を受けていただけるよう、細心の注意を払ってVIO脱毛の施術を行っております。施術や副作用に関してご心配な点がありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。