女性の耳毛脱毛(耳脱毛)のメリットとデメリット

公開日 公開日:2021年07月09日 更新日 更新日:2023年04月24日

女性の耳毛脱毛(耳脱毛)のメリットとデメリット

耳は顔とともに、人目に触れることの多い部位です。
ピアスなどのおしゃれを楽しむ方なら、耳毛や肌の状態を気にする方も多いでしょう。耳は自己処理しにくい部位なので、安全できれいに仕上がる耳毛脱毛がおすすめです。
この記事では、女性の目線から耳脱毛のメリットとデメリットを解説します。
この記事を読むことで、耳毛が伸びる理由から耳毛脱毛の施術の流れ、アフターケアなどについて理解でき、下記のような疑問や悩みを解決します。

こんな事がわかる

  • 耳脱毛のメリットとデメリットは?
  • 耳毛脱毛の施術の流れ
  • 耳脱毛は耳のどこまで照射できるの?
  • 耳脱毛による耳への悪影響はないの?

耳脱毛とは?

耳脱毛とは、耳たぶとトラガス(耳の穴の手前にある三角形の軟骨部分)を永久脱毛する方法です。
他の部位と同じく、医療レーザー脱毛といって、レーザー照射を耳に行うことで毛根にあるメラニン色素を通して、毛の発育部分である毛包を刺激し、毛を生えさせなくする治療方法になります。

耳毛が伸びる原因

そもそもなぜ耳毛が濃くなったり、伸びてきたりするのでしょうか。
原因として3つ挙げられます。

加齢現象

若いうちは気にならなかった耳毛が歳を重ねるごとに気になってくるのは、肌のターンオーバーが年齢とともに長くなっていき、毛の周期もターンオーバーと同様に長くなってきたからです。
毛の周期が長くなると、若い時には産毛のうちに抜けてしまっていた毛がなかなか抜けず、濃く太く成長するようになり、耳毛が目立つようになってしまいます。

耳を保護するため

本来耳毛は耳を外敵から守るためにあります。

  • 外からの刺激を、毛を通して敏感に感じるセンサーの役割
  • 耳の穴に入りやすいゴミやほこりが侵入するのを防ぐ役割
  • 外からの寒さや冷たい空気が直接耳の中に入るのを緩和する役割

など、耳の中の環境を整えてくれています。
なので、普段から耳への刺激が多い方は通常よりも耳毛が発達するようになり、見た目にも濃く太く成長するようになります。

ホルモンバランスの乱れ

体毛は「無性毛」と「性毛」に分かれるのをご存知でしょうか。
無性毛は男女関係なく幼少期からある毛のことです。髪の毛や眉毛、まつ毛などが無性毛に挙げられます。
一方、性毛とは思春期になると長く太くなり目立ってくる毛のことです。陰毛や脇毛などが有名ですね。
性毛の中でも2種類に分けられます。
男女両方に生える「両性毛」と男性にしか生えない「男性毛」です。耳毛はこの「男性毛」の一つであり、年齢を重ねると共に増加する男性ホルモンにより耳毛が生えてくると言われています。

耳脱毛を永久脱毛するメリットは?

あまり普段は気にすることはないですが、一度気になるとついつい気になる耳毛。
耳脱毛をすることでどんなメリットがあるのでしょうか。

耳毛を気にしなくてすむようになる

耳毛が男性に生えてくると「清潔感がない」と思ったことはありませんか?
実際に女性からの声として、耳毛は「女性が許せない男性のムダ毛」として、多いものです。しかし、それは逆に男性からも言えることかもしれません。
そのため、男性側に耳毛があると、つい「自分も耳毛が濃いのではないか」と気になってしまうようです。
耳脱毛をすると、そうした心配から解放されます。

耳脱毛で自己処理をしなくてすむ

耳毛が気になる方にとって選択肢となるのが自己処理ですよね。耳毛カッターも売られていて、耳毛を気にする人も増加していきます。
しかし、耳は直接見て確かめることができない場所なので、自分でケアをしようと思うと肌を傷つけてしまう可能性があります。
耳脱毛して自己処理する必要がなくなれば、ケガをする可能性もなくなります。
また、ムダ毛の処理というのは案外時間と手間がかかりますが、神経を使う耳毛の処理から解放されるのは時間も精神面にも大きなメリットです。

耳の肌トラブルが少なくなる

耳は意外と肌トラブルが多い場所です。というのも、耳は皮脂の分泌量も多く、髪が当たりやすいので、ニキビもできやすい場所の1つです。
耳脱毛をすることで、脱毛された部分の毛穴が閉じていくので、ニキビができにくくなります。また前述の通り、耳毛の自己処理をしなくてすむようになるので、肌トラブルもさらに減少。
普段から耳の肌トラブルが気になる方は耳脱毛を十分検討してもよいでしょう。

耳脱毛の施術の流れ

耳脱毛の施術の流れは以下の通りです。

肌の状態のカウンセリング

患者様の希望の脱毛部位、お肌の状態を確認してから施術にはいります。耳の湿疹が激しい場合や、耳に炎症性のニキビができている場合など、状態によっては当日の施術をお断りする場合があります。

施術部位の保護

髪の毛は照射の邪魔にならないようにタオルでまとめます。
お洋服は着たままでタオルを巻き、目元はレーザーから眼球を守るため、アイシールドをして保護します。
また施術する際に光を当てると反応してしまうホクロを隠したり、当て漏れがないようにマーカーで印をします。白ペンもしくは白テープで隠せば光は反応しません。

施術

お肌トラブルにならないよう、毎回お肌の状態や患者様の痛みを確認しながら最適な強さで施術を行います。
耳は皮膚の中でも比較的角質が厚い部分ですが、軟骨が近くゴムではじかれたような痛みが強い場合があります。施術中気になる事があればスタッフにお伝えください。

冷却・保湿

照射後に冷却することによって、施術後の肌トラブルを防ぐことができます。

耳脱毛は耳のどこまで照射できる?

耳毛の脱毛に関して、耳の穴の中の毛を脱毛することはありません。
耳の穴の中の毛まで照射すると、耳の障害を来たす可能性もあるほか、本来耳を保護する役割も持つ必要な部分の耳毛もなくしてしまうことになるからです。
ただし、耳の外側でしたらトラガス(耳の穴の手前にある三角形の軟骨部分)までを超えて照射することも可能ですので、お気軽にご相談ください。

耳脱毛施術後のアフターケアは?

耳脱毛でも肌トラブルを避けるために、アフターケアはとても大切です。以下に気をつけるとよいでしょう。

  • ナイロンタオルで「こすらない」「かかない」
  • 石けんを使いすぎない
  • 湯船に長湯しない
  • 激しい運動は数日は控える
  • 暴飲暴食をしない
  • 紫外線からできるだけ肌を守る
  • 保湿を施術後はいつも以上にしっかり行う

照射による耳の機能への影響は?

前述の通り耳毛の脱毛に関して、耳の穴の中の毛を脱毛することはありません。
そのため、 耳の中にある鼓膜を傷つける可能性はありませんのでご安心ください。

【まとめ】女性の耳毛脱毛(耳脱毛)のメリットとデメリット

女性の耳脱毛について、メリットや照射範囲、アフターケアに至るまでまとめて解説していきました。
この記事では、下記のようなことが分かったのではないでしょうか?

この記事のポイント

  • 耳毛が伸びる原因には、加齢、耳への刺激、ホルモンバランスの乱れなどがある
  • 耳毛の悩みから解放される、自己処理の手間が省ける、肌トラブルが軽減するなどのメリットがある
  • 耳毛脱毛は、カウンセリング、施術部位の保護、レーザー照射、冷却・保湿の順に行う
  • 耳穴の脱毛ができないが、耳の外側ならトラガス(耳の穴の手前にある三角形の軟骨部分)までを超えて照射することも可能
  • 耳毛脱毛では、耳穴の中を脱毛することはないため、鼓膜を傷つけるなどの心配はない

耳毛が気になっている方、耳の肌トラブルを防ぎたい方は、耳毛脱毛を検討してみてはいかがでしょうか?
トイトイトイクリニックでは、顔脱毛のオプションとして耳脱毛の施術を受けていただくことができます。耳脱毛に興味のある方は、無料カウンセリングでご相談ください。

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