
夏には思いっきり半袖やキャミソール、短パン、水着などを着て、太陽の下、元気に過ごしたいですよね。
でも、ワキの下や腕、脚などはしっかりムダ毛ケアはしているものの、どうしても手薄になりがちなのが、VIOラインです。
できればちゃんと脱毛しておきたいとは思っているけれど、ちょっと不安なことの多いVIOラインの脱毛。
そこであなたの不安を解決するために、VIO脱毛において、気になる肌への赤みや炎症などがなぜ起こるのか、そして、その予防と起こった際の対処法をご紹介します。
目次
VIO脱毛は医療レーザー脱毛がおすすめ!
VIOラインは、ビキニラインや性器、肛門周りのこと。
ここに生えている毛を脱毛するVIO脱毛は、肌がとくにデリケートなVIOラインだからこそ、安全な脱毛方法がおすすめ。
医師の下で行われる医療レーザー脱毛なら、安心ですし、効果も期待できます。
でも、VIOラインの医療レーザー脱毛というと、「痛い」「刺激が強い」という噂も…。
確かに、VIO脱毛は他の部位よりも痛みが強いこと、肌への刺激も受けやすいというのは事実です。
何より大事なのは、VIO脱毛のリスクをしっかりと知識を持つこと。
万が一、肌トラブルが生じないような予防と対処法をあらかじめ知っておくことで、安心して受けることができます。
VIO脱毛ってどんなリスクがあるの?
では、VIO脱毛を医療レーザー脱毛で受ける際に、どのようなリスクがあるのかをみていきましょう。
最も多くの方に起こるといわれているのが、脱毛後の「赤み」です。
また、場合によっては「ヒリヒリ感」や「炎症」を起こすこともあります。
また、「毛嚢炎(もうのうえん)」というプツプツとしたニキビのようなものができることも。
そう聞くと、敏感肌の方は特に心配が大きいでしょう。
また、毛のことをいえば、皮膚の中に毛が埋まってしまう「埋没毛(まいぼつもう)」を起こしている場合、VIO脱毛を受ける際には気になりますよね。
VIO脱毛で起こり得る肌トラブルの原因と回避法
そこで、VIO脱毛で起こり得る肌トラブルのうち、それぞれの原因、予防、対処法を解説していきます。
赤み・炎症・ヒリヒリ感
VIOラインの毛は、黒くて太いため、医療レーザーに反応しやすいところがあります。
医療レーザー機器は、黒いメラニン色素にだけ反応し、熱によって破壊します。
皮膚には直接影響はないのですが、VIOラインの毛はとくに黒くて密集していることから、皮膚に熱が及ぶことがあります。
これによって、赤みや炎症、ヒリヒリ感が生じることがあると考えられます。
また、VIOラインの肌はとくにデリケートで刺激を感じやすいのも、肌状態の変化が気になる原因といえるでしょう。
予防法としては、痛みを感じにくく、肌への熱の影響を防ぐために、患部を冷やしながらレーザーを照射するのが一般的な予防策です。
場合によっては、麻酔を使用することもあります。
照射後、赤みや炎症、ヒリヒリ感が出た場合、およそ2~3日、長くても1週間ほどで症状は治まります。
ただ、もし気になる場合には、赤みや炎症、ヒリヒリ感を抑える軟膏を処方されることがあります。
医師に申し出ましょう。
毛嚢炎(もうのうえん)
毛嚢炎は、白か赤のブツブツした、ニキビのようなものです。
レーザーの熱で毛包(もうほう)という毛根を包んでいる部分が傷ついてしまい、その傷口から、ブドウ球菌が感染することが原因といわれています。
ブドウ球菌は、いつも肌に存在する常在菌の一つです。
ただ、痛みやかゆみはありません。
医療レーザーによる刺激で皮膚のバリア機能が一時的に低下することは、避けることはできません。
よって、脱毛を受ける前には、できるだけ肌を健康に保つようにケアするのをおすすめします。
常に清潔にし、保湿することが大切です。
また、あらかじめムダ毛処理をカミソリやシェーバーで行うこともあるかもしれません。
その場合も、きちんとクリームなどを塗ってから優しく肌への負担をなるべくかけないように剃りましょう。
肌が弱い場合にはそれを医師に伝えることで、何らかの対処をしてもらえることもあります。
VIO脱毛の照射を受けた後に毛嚢炎が起こった場合には、塗り薬が処方されることがあります。
いずれにしても患部を清潔に保つことを心がけましょう。
敏感肌や埋没毛でVIO脱毛はOK?
ところで、もともと敏感肌や埋没毛の場合、VIO脱毛を受けてもいいのでしょうか。
確認しておきましょう。
敏感肌の場合
先ほどもお伝えした通り、VIOラインは誰でも肌に刺激を受けやすいデリケートな部位です。
しかし、もともと敏感肌の方は、より心配が大きいはず。
ただ、医療レーザー脱毛では敏感肌の場合でも問題ないといわれています。
むしろレーザーの力が強いため、回数が少なくて済むことから、自己処理を続けているよりは肌への負担は少ないと考えられています。
自己処理でカミソリや電気シェーバーなどを定期的に、頻繁に使用していると、そのたびに皮膚が傷つきます。
それをケアしてはまた自己処理をするといったサイクルを繰り返すことは、肌にとって大きな負担になってしまいます。
それと比べて、医療レーザー脱毛を受けることは、将来的な肌への負担をより軽減させることができるでしょう。
埋没毛(まいぼつもう)がある場合
埋没毛がある場合も、医療レーザー脱毛を受けることは問題ありません。
むしろ医療レーザー脱毛で、皮膚に負担をかけずに、埋没毛を脱毛することができる場合もあります。
ただし、埋没したまま毛が皮膚の中で残ってしまうこともあります。
また皮膚科でピーリングを受けて、毛を表面に出してから脱毛する方法もあります。
【まとめ】知っておきたいVIO脱毛で起きる肌トラブルと副作用のリスク
このように、VIO脱毛の医療レーザー脱毛には、肌に対してリスクがあることは事実です。
しかし、予防策や対策が万全に行われている医療脱毛クリニックで施術を受けることで、大きな肌トラブルになるのを防ぐことは可能です。
肌が敏感で不安な場合には、事前に医療脱毛クリニックに相談してみましょう。