VIO脱毛後の毛がまだらになる原因と対処法

VIO脱毛を受けた後、「え!かっこ悪い!」とまだらに残っているVラインに驚いた経験のある方もいるかもしれません。特に見た目の気になるVラインが、見栄えの悪い状態になるのは避けたいもの。
VIO脱毛後に毛がまだらに生えるのにはさまざまな原因があり、原因によって対処法も異なります。事前にまだらになる原因と対処法を知って、慌てず対処できるよう備えましょう。

VIO脱毛後に毛がまだらになる原因とは?

脱毛をしても一気に毛が抜けるわけではなく、毛がまだらに生えてくることもあり、がっかりすることもあるかもしれません。しかし、VIO脱毛をした全員が必ずまだらになるわけではないため、個人差によるところが大きいのも事実。
では、なぜVIO脱毛後に毛がまだらに生えてくることがあるのでしょうか。ここでは、4つの原因をご紹介します。

毛周期の違い

一番大きい原因が、毛周期の違いによる発毛です。医療レーザー脱毛では、成長期にある毛根から生えている毛にレーザーを照射することで、発毛組織を破壊して毛が半永久的に生えてこないようにします。
しかし、1回の施術で破壊できるのは成長期にある毛根であり、それは毛全体の20%から30%といわれています。残りの70%から80%の毛は毛周期の退行期、休止期にあるので、照射してもレーザーには反応しないため破壊できないのです。
つまり、施術時に退行期、休止期にあった毛が施術後生えてくるため、まだらになってしまうことがあるのです。
毛周期とは毛が生えて抜けるサイクルのことで、主に成長期、退行期、休止期の3つの段階があります。成長期には、皮膚の中にある毛乳頭からの指示で、毛母細胞が活発に分裂と増殖をすることによって毛が伸びます。
この成長期にある毛は、メラニン色素が濃く根が深いのが特徴です。この特徴を利用して、メラニン色素に反応することで熱を生じるレーザーが、発毛をつかさどる細胞を効率よく破壊していくことで脱毛します。
しかし、退行期に入ると毛母細胞の分裂が止まり、毛が表皮へと押し上げられメラニン色素も薄くなります。さらに休止期になると毛乳頭と毛が分断し自然に抜け落ちていきます。この退行期と休止期にある毛にレーザーを照射してもダメージを与えることができないため、脱毛の効果を得ることはできません。そのため脱毛において、成長期にある毛をいかに照射していくかがポイントになります。
脱毛後、まだらに生えてきた毛というのは、施術時にダメージを受けなかった成長期前の毛ということになります。そのため、脱毛を効率的に行うには、施術の間隔をあけることで毛周期の成長期にある毛に継続的にアプローチする必要があるのです。

照射漏れ

VIO脱毛は腕や脚の脱毛よりも部位の形状に凹凸があり照射しづらいため、照射漏れが起きる可能性が高い傾向にあります。
照射漏れとは打ち漏れともよばれるもので、施術時に脱毛機からのレーザーが目標の部位からずれてしまったり、当て損ねてしまったりすると、その部分だけ脱毛効果が得られないために毛が生えてきてしまうのです。
一般的に、クリニックやサロンで使われている脱毛機は、光やレーザーが照射される照射ヘッドを手に持ち、脱毛したい皮膚に当てることで脱毛していきます。そのため、丸みや骨格によるでっぱりなど、身体の湾曲に沿わせて行う脱毛においては、熟練のスタッフが施術したとしても照射漏れは起こり得ることでもあります。
特にデリケートゾーンのような当てにくい部位に照射する際には、皮膚を手で伸ばしてレーザーを当てたり、機器の角度を変えたりと工夫しながら脱毛する必要があります。しかし、照射した部分とそうでない部分との間に隙間ができてしまったり、まっすぐに照射しきれなかったりすると、脱毛効果に差ができてしまい、脱毛しきれず毛が生えてきてしまうことがあります。

色素沈着による誤作動

デリケートゾーンは照射しづらい部位というだけでなく、色素沈着が目立つ部位でもあります。
デリケートゾーンは下着の摩擦などによって黒ずみやすいうえ、誤った自己処理が原因で黒くなりやすいのです。
黒さのもとであるメラニン色素を利用して毛根を破壊する脱毛機の場合、皮膚が黒ずんでいるとレーザーや光のエネルギーが拡散してしまい、毛根に十分なエネルギーが伝わらない場合があります。そのため、脱毛の効果が薄れてしまい、まだらに毛が生えてきてしまう恐れがあるのです。

不十分な自己処理

施術の際、自己処理が不十分だと照射されたレーザーによるエネルギーが毛根に伝わらず、脱毛効果が薄れることがあります。皮膚から2㎜ほどムダ毛が生えている状態で施術を受けるのが、理想とされています。
しかし、必要以上にムダ毛が伸びていると、伸びた毛が邪魔をして十分にレーザーを照射できないことがあります。また、自己処理で深剃りしすぎて皮膚を傷つけたり、毛抜きで抜くことで標的とする毛根を抜いてしまうと、破壊するはずの毛根がないため、脱毛できないのです。脱毛の効果を得るためには、正しく自己処理を行うことが重要です。

照射漏れ?!照射漏れの見分け方と対処法

毛周期によって、まだらに生えてくる毛は自然でもあり問題ないもの。しかし、照射漏れのような人為的な原因の場合は、毛の生え方も異なります。では照射漏れによって生えてくる毛には、特徴があるのでしょうか。
ここでは、照射漏れによってまだらに生えた毛の見分け方と対処法をご紹介します。

不自然なまだらと自然なまだらの違い

全体的にまだらに毛が生えてきたなら、毛周期の違いによるものである可能性が高く、自然な状態といえます。しかし、毛が線を引いたように、もしくは、ある一部分のみに丸く毛が残っていたり生えてきたりした場合は、照射漏れなどの人為的なミスによるものかもしれません。
施術後は、毛が自然に抜け落ちていきます。そのため、VIO付近の毛の状態をよく観察するようにしてみましょう。毛の抜け方にばらつきがあったり、一部分のみ抜け落ちなかったりと不自然な形で毛が残るようなら、クリニックやサロンに相談する必要があります。
なかなか見分けがつかないこともあるため、まず相談してプロの目で確かめてもらうことが大切です。

照射部位の毛が抜けない

脱毛したはずの毛が、2週間、3週間経っても抜けない場合はどうでしょう。
この場合は照射漏れの可能性があります。もしくは脱毛機の出力が足りなかったため、十分に発毛組織にダメージを与えたり破壊したりできず、脱毛効果を得られなかったのかもしれません。
施術中、肌の状態に合わせてレーザーや光の出力を弱めたり、強めたりすることがあります。このとき、出力を調整した前後の施術に、脱毛効果の差が生じたということもあります。毛がなかなか抜け落ちない場合も、人為的なミスの疑いがあるでしょう。

施術を受けたクリニックやサロンに相談する

前述したように、不自然な生え方をした毛がある場合や時間が経過しても毛が抜けない場合は、すみやかにクリニックやサロンに相談しましょう。人為的なミスだと判断された場合は、無料で再照射してくれる場合があります。
ここで大切なのが、遠慮せずすぐに申告することです。時間が経ってしまうと照射漏れによるものなのか判断がつきにくくなるのです。早い段階であれば、プロの目で照射漏れかどうかの判別が容易につくうえ、その後の対応がスムーズに進むでしょう。
4週間以内に申告した場合のみ無料で再照射をするといったサービスがあるなど、クリニックやサロンによって対応が異なります。また、照射漏れによる再照射は、あくまで前回の施術分のみとなるのが一般的です。前々回も照射漏れだったと申告しても、無料で再照射を受けるのは難しいでしょう。そのため、照射漏れの疑いがある場合は、早めに相談することが大切です。
このような人為的な原因に対するサービスや対応は、クリニックやサロンによって異なります。そのため、照射漏れの疑いがある場合は、すみやかに施術してもらったクリニックまたはサロンに相談しましょう。

まだらに生えた毛の対処法

まだらに生えた毛は見た目も悪く、一刻も早くなんとかしたいですね。しかし、ここで適切な対処をしなければ、次回以降の施術にも影響を及ぼしてしまい、きれいに脱毛を完了させるのも難しくなってしまいます。
まずは、まだらに生えた毛の適切な対処法をチェックして、脱毛の仕上がりをよくするポイントを押さえましょう。

脱毛を継続する

脱毛は、一度施術を受けて終わりというわけにはいきません。
前述のとおり、毛周期があるため何度か施術を受けることで、成長期にある毛根を段階的に破壊し、脱毛していきます。そのため、まだらに生えた毛をきれいに整えるためには、継続して脱毛することが大切です。
医療レーザー脱毛1回で破壊できる毛根は、毛全体の20%から30%です。とくにVIOラインの毛周期は1か月から2か月といわれているため、この期間を置いてから次回の施術を行います。
まだらに生える毛がなくなる、つまり、残りの70%から80%の毛の照射を完了するのに、平均して5回ほどの施術が必要になる計算です。
サロンで行われる光脱毛の場合は出力が低いため、さらに施術回数が多くなるでしょう。
満足いく結果になるまでの施術回数は、毛周期や毛の濃さなど個人差によるところも大きいもの。クリニックやサロンと相談して、必要な回数の施術を受けることが大切です。

毛抜きや除毛クリームで自己処理をしない

脱毛を完了するまで、まだらにしておくわけにはいきませんね。まだらに生えた毛が気になって、仕方ない方もいることでしょう。しかし見た目を気にして、毛抜きや除毛クリームなどで自己処理してしまうと、次回以降の施術に悪影響を与えてしまいます。毛抜きで処理をすると毛根から抜いてしまうため、毛周期が変わり次回の施術で毛根を破壊できず、脱毛の効果を得られないかもしれません。
また、除毛クリームを使うとデリケートなVIOゾーンの皮膚を痛めてしまい、施術できない状態にしてしまう恐れもあります。
脱毛期間中は、毛抜きや除毛クリームで自己処理をしないようにしましょう。

電気シェーバーを使う

脱毛期間中、自己処理をする際には電気シェーバーでお手入れするようにしましょう。
電気シェーバーであれば、肌へのダメージを最小限に抑えムダ毛を処理することができます。自己処理の方法が、脱毛の仕上がりを左右します。肌を痛めない、毛根を抜かないことが大切な期間ですので、優しく丁寧に処理をしましょう。

脱毛期間中の自己処理が仕上がりを左右する!

VIO脱毛は施術の難しい部位であるうえ、毛周期によってまだらに毛が生えると気になりやすい部位でもあります。特に、Vラインはデザインも決めることができる特別な部位なので、脱毛の仕上がりが気になるもの。
希望通りのきれいに整ったVラインを実現するためにも、脱毛期間中の自己処理を正しく行い、脱毛の効果を得やすい状態に整えておきましょう。