VIO脱毛前の事前処理の注意点と正しい自己処理

公開日 公開日:2018年03月17日 更新日 更新日:2023年02月02日

VIO脱毛前の事前処理の注意点と正しい自己処理

VIO脱毛を受ける前には、事前処理をしなければなりません。
この事前処理が不十分だったり、方法が間違っていたりすると、施術を受けられないこともあります。
では、VIO脱毛前の自己処理は、どのような点に注意すればよいのでしょうか。
この記事では、VIO脱毛前に自己処理をする際の注意点や正しい自己処理法などを解説します。
この記事を読むことで、VIO脱毛前の自己処理の重要性や事前処理時の注意点、正しいケア方法などを理解でき、下記のような疑問や悩みを解決します。

こんな事がわかる

  • VIO脱毛前に自己処理が必要な理由
  • 事前処理をする際に注意すべきこと
  • VIOラインの正しい自己処理方法

VIO脱毛前にはなぜ事前処理が必要?

これからVIO脱毛をするというのに、どうしてわざわざ自分で処理をしなければならないの?!と疑問に思われる方もいるかもしれませんね。
しかし、脱毛前の事前処理にはさまざまな理由からどうしても行う必要があります。
この理由を知れば、「施術時の恥ずかしさを軽減することにもなるし、自己処理をしたほうがいいのね!」と納得されるかもしれません。
それでは事前処理が必要な理由をみていきましょう。

火傷などのリスクを避けるため

VIO脱毛では、レーザーや光などで照射することでムダ毛を脱毛していきます。
このレーザーや光は毛の黒さであるメラニン色素に反応して熱を帯び、毛根の細胞を壊すことで脱毛していきます。しかし、ムダ毛が伸びていると熱を帯びる部分が皮膚に触れ、火傷を負うリスクが高くなってしまうのです。
余分に伸びている毛をしっかり剃ることで、火傷のリスクを避けることができます。

脱毛の効果を高めるため

レーザーや光による脱毛は皮膚に埋まっている毛根に熱を加えることで、毛根に接している毛乳頭を壊すことで毛が生えないようにします。そのため、しっかりと毛根に熱を加えるためには、余分な毛に邪魔されることなくピンポイントでレーザーを照射する必要があります。
皮膚がムダ毛に阻まれてしまうと、脱毛効果を落としてしまうのです。

施術時間を短縮するため

脱毛するためには余分な毛を剃る必要があるため、事前処理をしていなかった場合はクリニックやサロンで剃毛する必要があります。
剃毛に時間がかかるとレーザーによる施術がその分遅れてしまい全体的な施術時間が長くなる、もしくは照射する時間が短くなって十分な施術を受けられなくなってしまう可能性もあります。また、剃毛に別途料金がかかるクリニックやサロンも多く、事前処理をしていないとスタッフに剃毛してもらうことになるので、料金も恥ずかしさも増してしまうことになります。

VIO脱毛前の事前処理の注意点

VIO脱毛の効果をアップさせる、肌を傷つけないために、いくつか注意点があります。これらを守ることで、よりきれいで理想的な脱毛を実現することができます。
事前処理にとりかかる前に、次にご紹介する項目をぜひチェックしておきましょう。

毛抜きやワックス、除毛クリームでの処理はしない

毛抜きやワックスで処理してしまうと、毛根まで抜いてしまうことがあります。
レーザーや光による脱毛の仕組みからすると、毛根を抜いてしまうと効率よく毛根に熱を与えることができなくなり、脱毛効果が得られなくなってしまいます。
また、除毛クリームによる処理は、薬液によって毛を溶かす方法なので、肌への刺激が強く痛めてしまいがち。肌に傷があると施術できない場合があるので、除毛クリームによる処理も避けましょう。

剃り残しを作らない

クリニックやサロンによって剃り残しがある場合の対応は異なりますので、施術前に確認することが大切です。
もし剃り残しがある場合、無料でシェービングしてくれるところはまれで、ほとんどは追加料金で剃毛してもらうことになります。
または、Oラインなど自己処理が難しい部位については、無料でシェービングしてくれるところもあります。しかし、基本的には剃り残しがないよう丁寧に剃毛してから施術に臨むようにすると安心ですね。

肌を傷つけない

剃毛は、どうしても肌に負担をかけてしまいます。そこで、表面のムダ毛だけスムーズに処理できる電動シェーバーを使うようにしましょう。電動シェーバーであれば、肌への負担を最小限に抑えつつ比較的きれいに仕上げることができます。
自己処理にカミソリを使う方も多いかもしれませんが、カミソリでの処理は施術前は避けましょう。カミソリは皮膚の角質も削ぎ落してしまうので、肌へのダメージは意外と大きいのです。傷つくことで肌のバリア機能も低下させてしまうので、施術による赤みやかゆみ、炎症が起きやすくなったり、シミやくすみの原因になってしまったりとトラブルになりがち。
また、カミソリで肌を傷つけてしまうと照射ができないこともあるうえ、皮膚が回復するまで予約を入れることもできない場合もあるので、注意しましょう。

前日か2日前に剃毛する

自己処理をした直後の肌は、細かい傷などがありデリケートな状態です。そのため、処理してすぐの肌に施術をすると、炎症やかゆみ、赤みなどが起きやすくなります。
自己処理をした後は、ローションやクリームを塗るなどして保湿して、剃毛によるダメージから肌を早く回復させてあげましょう。
処理をした直後だと皮膚表面の毛が短かすぎることもあり、脱毛の効果を弱めてしまうことがあります。施術の際、毛が若干生えているのが理想的なので、施術の前日もしくは2日前に剃毛すると毛も少し伸びてきている状態であり、自己処理によるダメージから肌も回復しているのでよいでしょう。

生理前の1週間は避ける

生理前の身体はホルモンバランスの変化が大きくなるのに伴い、肌が敏感になります。この時期に自己処理したり施術を受けたりすると、いつも以上にトラブルが起きやすくなります。
そのため施術の予約をする際は、生理の周期や事前処理をするタイミングなどを考慮しながら予定を立てるようにしましょう。

好みの形にするために事前処理の方法を確認する

Vラインの脱毛では、デザインを選ぶことができます。
すべての毛を処理して無毛にするハイジニーナのほか、逆三角形型、オーバル型、扇型、ハート型などサロンやクリニックによってデザインを選ぶことができます。
ハイジニーナの場合は、施術前の事前処理ではVIOラインすべての毛を剃毛します。好みの形にする場合は、事前にどこまで剃っておくのがいいのか必ず確認しておきましょう。
形が決まったら、自己処理用のプレートなどの型を用意されることがあるので、その型に沿って毛を整えていきます。この場合は、施術の初回、2回目くらいまではすべての毛を自己処理し、3回目以降はデザインに合わせて処理するようになる場合が多いでしょう。
このように、デザイン脱毛をする場合は事前処理の仕方が少々異なるため、前もって確認することが大切です。

VIOラインの正しい自己処理とは?

VIO脱毛前の事前処理について注意事項を守りながら、正しい方法で処理していきます。正しい順序、方法で処理すれば、肌を傷つけることなく脱毛効果をより高めることも可能です。
脱毛の仕上がりをよくするためにも、これから紹介する方法をチェックして実践してみましょう。

部位を温める

自己処理をするタイミングは、肌が清潔で温かい状態である入浴後が最適です。もしくは、処理をする前に蒸しタオルなどで肌を温めましょう。
肌を温めることで、肌と毛を柔らかくすることができます。肌が冷たいと皮膚も硬くて傷つきやすくなります。また、毛が温かいと柔らかくなるため、剃りやすくなるのです。

ハサミでカットする

VIOラインの毛は長くてゴワゴワしているので、ハサミである程度の長さまでカットします。このとき、コームの付いているような眉用のハサミを使うと、誤って肌を傷つける心配もなく小回りも利きカットしやすいでしょう。
いきなりシェーバーで剃るよりも、毛の長さを短くしてからのほうが、シェーバーの毛詰まりも防ぐこともでき、しっかり剃毛することができます。

電動シェーバーで剃毛する

カミソリでの剃毛は皮膚を痛める恐れがあるため、電動シェーバーで剃毛していきましょう。このとき、毛の流れに沿ってシェーバーを動かして剃ります。
Vラインでは上から下へと電動シェーバーを動かします。毛の流れに逆らって剃ると、皮膚を傷つけてしまう場合があるので注意しましょう。
Iラインの処理では、見えにくいので手鏡などを使いながら剃っていきます。鏡を置いて、それに向かって開脚しながら処理したり、両足を開いて立ち手鏡で確認しながらシェーバーで剃毛したりなど、動きやすい体勢で行います。Iラインは凹凸もあり剃りにくい部分なので、電動シェーバーだけでなく、小回りの利く顔用シェーバーを使うと粘膜を傷つけることなく細部も剃毛することができます。
Oラインの処理でも、粘膜を傷つけないように鏡をみながら処理していきます。鏡を床に置いてまたがると見えやすくなるので、ゆっくり慎重に動かしていきましょう。
VIOラインはとてもデリケートな部分であるため、シェーバーを押し当てすぎず少しずつ動かしながら丁寧に剃っていくことが大切です。

手鏡を利用して剃り残しをチェックする

一通り剃毛が終わったら、手鏡で剃り残しがないかチェックしましょう。片足を椅子の上に置いて持ち上げると、安定した状態で確認することができます。

保湿する

冷たいタオルなどでVIOラインをクールダウンさせます。熱を帯びている場合は冷やすことで肌を落ち着かせましょう。その後、肌に優しいタイプのローションやクリームなどで部位を保湿して終了です。

施術をスムーズに終え、仕上がりをよくするために!

VIO脱毛を受ける前の事前処理の重要性と注意点、VIOラインの正しい自己処理方法などを解説しました。
この記事では、下記のようなことが分かったのではないでしょうか。

この記事のポイント

  • VIO脱毛前の事前処理は、火傷などのリスクを減らし、効率よく施術を進める目的がある
  • 事前処理はワックスや毛抜き、除毛クリームやカミソリはNG。電気シェーバーを使い、剃り残しがないようにする
  • 事前処理のタイミングは、施術の前日か2日前に行うのが一般的だが、生理前1週間は避ける
  • Vラインをデザインする場合は、処理方法や範囲を事前に確認するとよい
  • VIOラインの自己処理は、肌を温めてからハサミでカットし、電気シェーバーで剃毛。剃り残しをチェックして、最後に保湿をする

恥ずかしさも伴うVIOラインの脱毛。
施術をスムーズに進めて理想的なVIOラインを手に入れるために、正しい事前処理をするようにしましょう。
VIO脱毛前の事前処理について理解を深めると、重要な準備であり仕上がりを大きく左右する大切なステップだとわかります。
トイトイトイクリニックでは、患者様に安全に医療脱毛を提供するために、事前に剃毛のご案内や注意点などをお伝えさせていただいております。脱毛前の剃毛のことで気になることがあれば、専門スタッフにご相談ください。

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