メイクのノリにも影響する顔脱毛について必ず知っておきたいこと
公開日:2018年02月23日 更新日:2023年08月21日
鏡で自分の顔をじーっと見ていると、気になってくる産毛。
メイクのノリにも影響するこの顔の産毛。
普段、どんな風に処理していますか?
カミソリなどを使うと、うっかり肌を傷つけてしまうことも…。
そこでおすすめなのが「脱毛」という手段。特に、医療レーザー脱毛なら医療機関で受けられるから安心です。でも、顔脱毛といっても、「顔は人の第一印象を決める大事なパーツのひとつだから不安」という方もいるでしょう。今回は、顔の脱毛の基本を解説します。
目次
顔の毛の生え方の特徴は?
顔の毛といえば、頬や口周り、額などの産毛が気になりますよね。この部分には、「どうして毛が生えるの?」と悩んでいる女性も多いことでしょう。とくに口周りは髭のように見えて恥ずかしいものです。
また、産毛や髭が生えていることは、女性にとってファンデーションののりが悪くなったり、顔色がくすんだりして、見た目がマイナスなことが多いものです。
そんな顔の毛の生え方は、人それぞれ毛が太かったり、細かったりと、個人差が大きいのが特徴です。
また、眉毛などは今、太眉が流行っていることもあり、残したい毛でもあります。そんな風に、顔にはなくしたい毛と残したい毛とが両方あるという特徴もあります。
顔の毛の処理は難しい?!
顔のなくしたい毛が濃い人は、カミソリなどで顔を剃っているかもしれません。でも、自己処理をするときに注意したいのがカミソリ負け。
特に顔は他の身体の部位の中でも肌がデリケートで、刺激を受けやすいところです。クリームをたっぷり塗ってカミソリを当てる必要がありますが、手が思わずすべって顔を傷つけてしまったり、何度も同じところを剃ってしまい、顔剃りが終わった後に、なんだか顔の肌に違和感が出たりと、なかなかうまくいかないのが現実です。
そこでおすすめなのが、顔の脱毛。医療機関で行われている医療レーザー脱毛では、顔の毛の脱毛も行っています。
顔脱毛に必要な基礎知識
そこで、顔脱毛の中でも、医療レーザー脱毛の基礎知識を解説していきます。
脱毛と顔剃りとの違い
「脱毛って、顔を剃るのとどう違うの?」と疑問に思った人もいるでしょう。医療レーザー脱毛は、簡単にいえば、毛が生えてくる大元の細胞を、熱の力で破壊することで、毛が生えてこないようにする方法です。毛を剃ることは、毛を途中で切断するだけなので、大きく異なります。
毛周期を理解しよう!
医療レーザーを照射すると、すべての毛がすぐに脱毛できるわけではありません。一度には行えないのです。では、なぜ何回も行わなければならないのでしょうか。それを知るにはまず、毛周期を理解することがポイントです。
毛周期とは、毛の生え代わるサイクルのことをいいます。毛は、ずっと同じ毛が生えているのではなく、一定期間がたつごとに抜け落ちては、また生えてくるといったサイクルを繰り返しています。そのサイクルとは「成長期⇒退行期⇒休止期」という3つの期間を繰り返すことで、休止期が終われば、また毛が生えてきて、成長期に戻ります。
この毛周期は、部位によって異なります。例えば、顔の毛周期と、脇の毛の毛周期は異なるのです。
医療レーザー脱毛と毛周期の関係
医療レーザー脱毛では、レーザーの光を当てる照射を、何回かに分けて行います。なぜなら、医療レーザーの光は、主に成長期の毛をターゲットとしています。
成長期の毛は、毛を作り出す毛母細胞というところが活発なので、黒色が濃くなります。この黒色はメラニン色素と呼ぶもので、これに対して、医療レーザーが反応します。黒い毛ほど医療レーザーは反応しやすくなります。
顔脱毛においても、他の部位の毛と同じように、毛周期の成長期の毛に対してだけ反応するため、何回か医療レーザーを当てて脱毛を行います。
顔の毛は脱毛しやすい?
顔の毛は、脱毛しやすいのでしょうか。その答えは、どちらかといえば「しにくい」といえます。なぜなら、女性の顔の毛で脱毛したい頬や口周り、額などの産毛は、細くて薄いことが多いからです。反対に、口周りの毛が濃い男性の場合には、比較的脱毛しやすいでしょう。
また、顔の毛は残したい毛もあるため、うまくなくしたい毛だけに照射する必要もあり、これもむずかしい理由のひとつです。
もし顔の毛の脱毛を希望する場合には、毛の状態をクリニックの医師に診察してもらい、医療レーザー脱毛に適しているか、どれくらい回数がかかるのかなどを相談してみるといいでしょう。
顔脱毛の注意点
顔脱毛を行う際には、何点か注意しておきたいことがあります。安全に脱毛を受けるためにも、ぜひ知っておきましょう。
医師に事前に相談し、最適な方法を教えてもらう
顔の産毛はレーザーの光に反応しにくいため、なかなか効果が得られないことがあります。また、何回もレーザーの光で照射すると、肌への刺激となることもあるので、一度医師に相談しましょう。
自分の顔の毛はどうするのが最も安全に脱毛ができるのかを聞いて、必要な場所の脱毛を行ってもらうといいでしょう。
肌に刺激があることも
顔は他の部位よりも皮膚が薄いため、レーザーによる痛みを感じやすいところがあります。元々、レーザーは、日焼けをしていなければ肌には影響はありませんが、ゴムではじかれたときのような痛みを多少感じることもあります。顔はその点、他の部位より痛みを感じやすいため、痛み強すぎて耐えられない場合は、施術者に申し出て、麻酔をするなど対処をしてもらうのも良いでしょう。また、照射後の保湿方法など、スキンケアについても事前に教えてもらうといいですね。
顔脱毛のメリット&デメリット
最後に、顔脱毛のメリットとデメリットをまとめます。ぜひ参考にしてみてください。
メリット
- 顔剃りとは違い、毛が生えてくる根本を解決できる
- 顔がワントーン明るくなり、メイクのりが良くなる
- 医療レーザー脱毛なら医療機関で安心・安全に行える
デメリット
- 顔の毛は薄いことが多く、レーザーに反応しにくいため、脱毛効果が思うように得られないこともある
- 顔の皮膚が薄いため、レーザーによる刺激を感じやすい
- 肌にも少なからず負担をかかるため、施術前後のケアが必要
顔脱毛について必ず知っておきたいことのまとめ
顔の毛は、意外と女性にとって大きな悩みです。顔は人から最も見られる場所なので、きれいに毛を脱毛できれば、見た目の印象が大きく変わります。また、メイクのりも自分で変化を感じるでしょう。
医療レーザー脱毛なら、医療機関で安心・安全に行うことができます。ただし、毛の太さや色の濃さは個人差がありますので、医師に相談して最適な方法で脱毛しましょう。