顔脱毛はどこまで照射ができる?照射可能・照射不可の範囲を紹介
公開日:2018年08月01日 更新日:2023年07月09日
脱毛というと、脇や腕、脚の脱毛を思い浮かべる方が多いかもしれませんね。しかし、日頃ムダ毛処理をする頻度の高いパーツとしては、顔が上位に入るのではないでしょうか。
人の目が集中する箇所であるうえ、メイク時やお手洗いに行った際などよく見るのも顔であるため、顔のムダ毛は気になりやすいもの。だからこそ、顔の産毛までツルツルだと気分もあがることでしょう。
では、顔の脱毛でどこまできれいになれるのでしょうか。
この記事では、顔脱毛でレーザー照射が可能な範囲と照射ができない範囲について解説します。
この記事を読むことで、顔脱毛で具体的に照射ができる部位とできない部位、また顔脱毛前に確認するべき点について理解でき、下記のような疑問や悩みを解決します。
こんな事がわかる
- 顔脱毛の照射範囲
- 顔脱毛で照射できない部位
- 顔脱毛前に確認しておきたいこと
目次
顔脱毛はどこまで照射ができる?照射可能の範囲
顔脱毛では、どこまでレーザーを照射し脱毛をすることができるのでしょうか。まずは照射ができる範囲について、詳しくご紹介します。
顔脱毛で照射できる範囲とは?
顔脱毛で照射できる範囲は、クリニックやサロンにによって大きく異なります。
まずは、通う予定のクリニックの照射範囲をしっかり確認することが大切です。
とはいえ、一般的に顔脱毛ではどこまで脱毛できるのでしょうか。
顔脱毛では、一般的には眉毛の上、眉間、額(おでこ)、頬、もみあげ、顎、フェイスライン、小鼻、耳が照射できる範囲です。
この照射範囲の中で、クリニックやサロンごとにこれらのパーツが全て含まれたセットメニューや、鼻の下や頬だけなど部分的に照射をするメニューなどが用意されています。しかし、クリニックやサロンにによっては鼻の下やもみあげ、眉間、眉毛の下、顎下は照射の範囲から除外されているケースも多くあります。
このように顔脱毛の照射範囲はクリニックやサロンによって大きく異なるため、希望のパーツが脱毛できるのか、カウンセリング時にしっかり確かめるようにしましょう。
髪の毛の生え際は?
顔脱毛では、顔の中で比較的広いパーツであるおでこ(額)も照射が可能です。
おでこの産毛は太く濃い傾向があるので、脱毛をすることでワントーン明るくなりおでこを出したヘアスタイルもきまりやすくなるでしょう。
さらに気になるのが髪の毛の生え際です。生え際の形が悪い、生え際の産毛が多くておでこを出すのに気が引ける、生え際の産毛のせいでおでこが狭くみえるなど、生え際にまつわるお悩みを持つ方もいることでしょう。
クリニックやサロンによっては、髪の毛の生え際を希望の形に整えることができます。この場合は、生え際のデザインを事前に決め、施術当日前にはデザインのとおりに剃毛しておく必要があります。
一度脱毛をすると、産毛は生えてこなくなるため、しっかりデザインを考えておくことが重要です。
顔脱毛で、女性らしいきれいなおでこと髪の毛の生え際を手に入れることができるのはうれしいですね。
もみあげは?
もみあげは横顔を美しくみせるのにも、輪郭をすっきりみせるのにも一役買ってくれる大切なパーツです。
もみあげの毛が濃かったり、ごわついていたりすると変な癖がついてしまったり、スタイリングがうまく決まらなかったりと、何かと手こずってしまうパーツでもありますね。意外と目につく場所でもあるので、お手入れされているか否かで印象も異なります。
このもみあげも脱毛の照射が可能です。そのため、小顔にみせたいなど、理想のフェイスラインに合わせて、もみあげの長さや形を照射によってデザインすることができます。
ただし、クリニックやサロンによってもみあげ脱毛のサービスは異なり、もみあげのデザインができる施設とそうでない施設に分かれます。
もみあげ脱毛の有無や形についても、カウンセリング時にしっかりと確認しておきましょう。
眉毛のまわりは?
眉毛のまわりも脱毛の照射範囲です。
具体的には、眉毛と眉毛の間の眉間、眉毛の上、眉毛の下が範囲となります。しかし、クリニックによっては眉間や眉毛下はセット料金に含まれない場合や照射範囲から除外されている場合があります。特に眉毛の下は目に近いことから、照射をしない施設も多いでしょう。
眉間や眉毛の下は濃く太い毛が生えやすく、頻繁にお手入れをするパーツであるため、脱毛を希望する場合は照射ができるかどうか確認する必要があります。もし照射が可能でもオプションとして別で契約する場合もあるので注意しましょう。
施設によっては、眉毛の形を希望のデザインに整えてくれるところもあります。希望の眉毛の形に沿って脱毛できれば、常に美しいアーチをキープすることができます。眉毛のデザインも決めることができるのか、カウンセリング時にぜひ確認してみましょう。
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鼻のまわりは?
小鼻や鼻の下も脱毛の照射範囲になります。ただし、鼻の下がセットメニューに組み込まれているかは、クリニックやサロンによってサービス内容は異なるでしょう。
小鼻は照射することで、毛が抜け毛穴自体が引き締まったり、黒ずみが目立たなくなったりと女性にとっては、うれしい美容効果があります。
鼻の下にはヒゲのように濃い産毛が生えやすいため、顔の中でも産毛が特に気になるパーツですね。
鼻まわりはムダ毛だけでなく毛穴や黒ずみもきれいになるなど、脱毛をしてよかったと満足感を得られやすいパーツといえます。
耳は?
耳も照射自体は可能です。しかし、顔脱毛のセットメニューに含まれていることは多くはなく、部分脱毛かオプションとして契約するケースが多いようです。
耳の照射範囲は耳たぶや耳の軟骨部分である場合が多いでしょう。耳の毛が気になる方は、まず耳の脱毛も対応しているのか問い合わせてみましょう。
顔脱毛で照射できないところは?
顔脱毛において照射範囲とするか否かは、クリニックやサロンによって対応は異なりますが、そもそも照射ができない部位、もしくは避けたほうがよい部位もあります。
照射のリスクが高く、避けるべきパーツもしっかり把握しておくことが大切です。
次に顔脱毛で照射できない部位をご紹介します。
このパーツをしっかり保護しながら照射してくれる、安全性重視のクリニックであれば安心してお任せできますね。
目の周り
目の周り、特にまぶたの上は照射することができません。これは、脱毛に使う強力なレーザーや光によって、目に危害が及ぶのを防ぐためです。脱毛機器から照射されるレーザーや光は、目が受けても問題ない光の10倍ほどの強い光を出力しているケースが多いため、目に照射されると失明してしまう恐れがあります。
そのため、アイマスクやゴーグルなどで目を覆った状態で照射していきます。そのため、目の周りやまぶたの上に照射することはありません。
鼻の頭や鼻の中
鼻筋や鼻の頭は避けて照射するクリニックやサロンが多いでしょう。
鼻筋や鼻の頭は目の近くに位置するため、照射をしないことで目へのリスクを避けます。どうしても鼻の頭も脱毛したいということであれば、医療機関などの信頼のおけるところを選ぶことをおすすめします。
鼻の中の鼻毛も気になる方もいるかもしれませんが、鼻毛脱毛に対応をしているクリニックは少ないでしょう。鼻の中は粘膜で覆われているため、非常にデリケートであるうえ強力なレーザーや光によって傷つきやすい部位でもあります。そのため、基本的に鼻の中は照射範囲外となります。
どうしても鼻毛脱毛をしたい場合は、医師の診察や処方が十分に受けられる信頼のできる医療機関で受けることをおすすめします。
顔脱毛を受ける前に確認しておきたいこと
隠しようがなく、視線を集める大切な顔。だからこそ、顔脱毛では失敗したり後悔したりしたくないですね。
そこで、顔脱毛を受ける前に確認しておきたいポイントをご紹介します。
ポイントを押さえて受けることで、せっかく受ける顔脱毛のメリットを最大限に活かしましょう。
生え際やもみあげ、眉毛のデザインを決める
顔脱毛を受ける前に、髪の毛の生え際やもみあげ、眉毛のデザインをあらかじめ決めておきましょう。髪の生え際やもみあげ、眉毛のデザインによって、顔全体のバランスや印象を変えることができます。
生え際の産毛を整えることでおでこの狭い人はできるだけ広くみせることができますし、小顔になりたい人はもみあげを整えることでフェイスラインをシャープにし、すっきりとした印象にすることもできます。
顔全体として、どのような状態になりたいのか、どんな印象にしたいのか、理想のイメージを明確にしておきましょう。イメージを具体的にしておくことで、カウンセリング時にスタッフとイメージを共有してすり合わせることできるため、理想により近づくことができるでしょう。
ホクロを残したいか
顔にはホクロやシミが存在しますね。これらの種類によっては火傷(やけど)のリスクがあるため、避けて照射することがあります。
しかし、医療脱毛の場合レーザーを照射することで、ホクロの色素が薄くなるケースがあります。そのため残しておきたいホクロがある場合は、必ずスタッフに伝えておくことが大切です。施術の際、ホクロが消えないようカバーをしてから照射するなどの対応をしてくれるでしょう。
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産毛にも効果のある脱毛機か
脱毛機器は、基本的に毛に含まれるメラニン色素に反応させることで脱毛していきます。そのため、産毛のようにメラニン色素が薄く、細い毛には反応しにくい傾向があります。
顔脱毛の場合は、脇毛のように濃く太い毛というより、細い産毛を処理していく必要があるため、産毛にも効果がある脱毛機を使用することが大切です。
一般的に、産毛にも効果が高い医療脱毛機はダイオードレーザーだといわれています。ダイオードレーザーは最新の脱毛機器に搭載されているため、導入しているクリニックは比較的少ないのが現状です。しかし、顔脱毛に特に適しているため、ダイオードレーザーを照射できるライトシェアデュエットなどの医療脱毛機器を導入しているクリニックだと、安心して施術を受けられるでしょう。
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顔脱毛と併せて美容ケアをするか
脱毛だけでなく、美容医療にも力を注いでいるクリニックは多いです。このようなクリニックであれば美容医療のメニューも充実しているため、顔脱毛と併せてフェイスケアをすることができます。
クリニックによっては、顔脱毛に美容ケアをセットにすることで、お得に施術を受けることができるサービスもあります。
例えば、顔脱毛と併せて、毛穴洗浄や電気イオン導入の美肌マスク、ヒアルロン酸やコラーゲン、プラセンタなどを配合したトリートメントなどの美容ケアをチョイスすることができます。
顔脱毛で産毛がなくなると、毛で邪魔されて浸透しづらかった美容成分が染み込みやすくなるものです。顔脱毛と並行してケアすることで、トリートメントによる美容効果も高まることでしょう。
失敗が許されない顔脱毛だからこそ慎重に!
顔脱毛の照射範囲について解説しました。
この記事では、下記のようなことがわかったのではないでしょうか。
この記事のポイント
- 顔脱毛の照射範囲は、クリニックやサロンによって大きく異なるため確認が必要
- 一般的な顔脱毛の照射範囲は、眉毛の上、眉間、額(おでこ)、頬、もみあげ、顎、フェイスライン、小鼻、耳
- 鼻の下、もみあげ、眉間、眉毛の下、顎下は照射範囲から除外されることが多い
- 生え際やもみあげは顔脱毛でデザインできる
- 顔脱毛で照射できないのは、目の周り・鼻の頭・鼻の中
- 顔脱毛の前には、髪の生え際、もみあげ、眉毛などのデザインを決めておくことが大切
- レーザーによってはホクロの色素が薄くなるケースもあるため、施術前に残すかどうか検討する
- 顔には産毛があるため、産毛に効果的な医療レーザー脱毛機であるか確認する
- 顔脱毛後の美容ケアとセットするとお得になることもあるため、顔脱毛の前に検討しておく
顔には目や鼻、口など多くの重要な器官が密集しており、照射ができる範囲が決められています。そのため、リスクを避け、安全に施術できる工夫や配慮がされているクリニックなのかを見極めることも大切です。
また、顔脱毛は生え際やもみあげ、眉毛などの形を決めることができるため、理想の顔をデザインする脱毛ともいえます。だからこそ、希望の形やイメージを事前に明確にしておくことで、より満足度の高い顔脱毛を受けることができるでしょう。
トイトイトイクリニックの顔脱毛は、照射範囲が広く、まぶたに近い眉下脱毛も承っています。眉・もみあげ・生え際のデザインも選べるので、カウンセリング時にご相談いただけます。
また、当院ではエレクトロポレーションなども提供しておりますので、顔脱毛後のスペシャルケアとしておすすめしております。