コンタクトをしたまま顔脱毛はできる?施術前後の注意点
公開日:2018年08月01日 更新日:2023年03月20日
顔脱毛をするときに、コンタクトやピアスを外すべきか迷われる方が多いようです。手軽に外すことができるピアスに比べ、コンタクトはコンタクトケースや保存液が必要になるため、コンタクトへの対応について事前に知っておきたいという方がほとんどでしょう。
この記事では、コンタクトを装着したまま顔脱毛が受けられるのかを解説します。
この記事を読むことで、顔脱毛におけるコンタクト装着時の対応と注意点について理解でき、下記のような疑問や悩みを解決します。
こんな事がわかる
- クリアソフトコンタクト、クリアハードコンタクト、カラーコンタクトを装着したまま顔脱毛はできる?
- 施術前のクレンジングやフォトフェイシャルの施術はコンタクトを装着したままで大丈夫?
目次
コンタクトをしたまま顔脱毛はできる?
結論からいうと、コンタクトの種類によって顔脱毛ができる場合とできない場合があります。
クリアソフトコンタクトはつけたままでも大丈夫?
医療レーザー脱毛は、メラニン色素に反応しやすいレーザー光を利用した施術方法です。メラニン色素の周囲には「毛乳頭」と呼ばれるいわゆる毛の細胞の「生産工場」があります。「医療レーザーの光がコンタクトに反応するのでは?」と心配する方も多いでしょう。
しかし、ご安心ください。医療レーザー光が目に入ることはまずありません。
医療レーザー脱毛では、目に刺激が入らないようにタオルやゴーグルをかぶせて施術します。また、担当スタッフも目にレーザー光が入らないように慎重に施術いたします。万が一、「目にまぶしさを感じる時」「タオルやゴーグルが施術中にずれてしまった時」は担当スタッフにすぐ伝えるとよいでしょう。
目に医療レーザー光があたることはないので、クリアソフトコンタクトを付けていたとしても、反応して副反応が起こることも基本的にはないと考えられます。しかし、コンタクトレンズを外すかは、クリニックによって変わってきますので必ず確認するようにしましょう。
クリアハードコンタクトは施術前に外す
ハードコンタクトの場合は施術前に外したほうがよいでしょう。
刺激で目の中でコンタクトレンズが割れる可能性が考えられます。特に使ってからの年数がたっていたり、目に見えないヒビが入っていたりすると、ちょっとしたことで割れやすくなっています。
「顔脱毛の施術の時に目に刺激が起こる」ことはまずありませんが、危ない橋はわたらないほうが無難です。
カラーコンタクトも外しておいた方が無難
医療レーザー脱毛はメラニン色素に反応するレーザー光を利用しています。
カラーコンタクトレンズの色素がメラニン色素に近かった場合、同じくレーザー光が反応することがあります。
十分遮光するので、目に届くエネルギーはほとんどありませんが、ハードコンタクトレンズと同様に、外しておいておいた方が無難でしょう。
コンタクトを事前に外さないといけない施術も
レーザー脱毛以外の施術では、コンタクトは外さないといけないのでしょうか?
フォトフェイシャル®を例にみてみます。
目元までしっかりクレンジングする場合
お化粧をしてご来院される場合、顔脱毛を行う前にしっかりクレンジングしてから行います。お化粧が医療レーザー光に反応しないようにするためです。
クリニックやサロンによっては、目元までしっかりクレンジングする場合もあります。
その時、クレンジング液が目に入ったり、コンタクトレンズがずれてしまう場合もあるので、その時はコンタクトレンズを外したほうがよいでしょう。
一方、目元はタオルやゴーグルでかぶせてレーザー光を入れないので、メイクしたままでもよいクリニックもあります。気になる方は、施術前に一度電話で確認しておくとよいでしょう。
フォトフェイシャル®を利用する場合
最近は、ニキビ跡やシミを治療するフォトフェイシャル®を利用する方も増えてきています。脱毛と一緒にシミやニキビ跡を治療してくれたらおトクだと感じる方も多いようです。
フォトフェイシャル®を利用する場合は、レーザー脱毛の時よりも念入りにクレンジングします。そのため、フォトフェイシャル®を利用時にはコンタクトレンズを外しましょう。
コンタクトを外す場合の注意点
あらかじめ、コンタクトケースと保存液を持参しておきましょう。
基本的にクリニック側では、コンタクトケースの貸し出しは行っていません。
他の人が使ったコンタクトケースを貸し出すと、万が一ウイルスや細菌が混入した場合、感染症や目の病気がうつることがあるからです。
コンタクトケースは、直接眼球に触れるコンタクトレンズを収納する大切なもの。施術前には、必ずコンタクトケースの持参をするようにしましょう。
一律コンタクトレンズを装着できないクリニックやサロンもある
クリニックやサロンによっては、コンタクトレンズを一律禁止にしている場合もあります。
脱毛機の種類や、クリニックの方針や考え方もそれぞれ異なります。
「○○のクリニックでコンタクト大丈夫だったのに、××のクリニックではコンタクトを外すように指示された」ということも起こり得ます。
どのやり方が正しいというわけでもありませんので、それぞれのクリニックの方針に従ったほうがよいでしょう。
逆に、「どうしてもコンタクトを装着したまま施術したい」という方は、事前にクリニックに電話にお問い合わせするか、ホームページで確認するとよいでしょう。
【まとめ】コンタクトをしたまま顔脱毛はできる?施術前後の注意点
どのような種類のコンタクトレンズが、装着したままで顔の医療レーザー脱毛が受けられるのかに加え、施術前後の注意点について解説しました。
この記事では、下記のようなことが分かったのではないでしょうか?
この記事のポイント
- クリアソフトコンタクトは装着したまま顔脱毛が可能だが、クリアハードコンタクトは刺激により割れるおそれがあるため外した方がよい
- 医療レーザー脱毛はメラニン色素に反応するレーザーを照射するため、施術中は目をゴーグルやタオルで保護するが、色素のあるカラーコンタクトは外しておいた方がよい
- 目元までしっかりクレンジングをする場合やフォトフェイシャルを行う場合には、コンタクトを外さないといけない
- コンタクトの装着に関してはクリニックやサロンによって対応が異なるため事前に確認し、外す場合にはコンタクトケースと保存液を準備する
コンタクトレンズへの対応はクリニックやサロンによって異なるため、事前に確認しておきましょう。予めコンタクトケースと保存液、眼鏡などを用意しておくと安心できます。
トイトイトイクリニックではソフト、ハードコンタクトに関係なく、安全性を考慮して眉下脱毛のときにコンタクトを外していただきます。コンタクトや顔脱毛についてご不安な点がございましたら、お気軽にご相談ください。