医療脱毛で毛穴の黒ずみは解消する?
公開日:2022年04月11日 更新日:2022年09月27日
「ムダ毛も気になるけど、毛穴の黒ずみや開きも気になる」というお悩みの方も多いのではないでしょうか。
ぶつぶつ黒ずみがあるのを鏡で発見するたびに、自分に自信が持てなくなったり、コンプレックスになってしまう方も少なくありません。
毛穴の黒ずみは、セルフケアではなかなか改善が難しいですが、医療脱毛を行うと毛穴の黒ずみの改善が期待できます。
この記事では、医療脱毛がなぜ毛穴の黒ずみにも効果があるのか解説します。
この記事を読むことで、医療脱毛と毛穴の関係が理解でき、下記のような疑問や不安を解消します。
こんな事がわかる
- 毛穴の黒ずみができる原因は?
- 医療脱毛でなぜ毛穴の黒ずみが改善するの?
- 毛穴を目立たなくする方法は?
目次
毛穴の黒ずみとは?
毛穴の黒ずみとは、もちろん正式名称ではなく、正確には「角栓」といいます。角栓は文字通り角質が毛穴をふた(栓)してしまっている状態。主に、眉毛の間の「Tゾーン」や小鼻によく起こります。
では、なぜ毛穴の黒ずみが起こってしまうのでしょうか。
毛穴の黒ずみができる理由
毛穴の黒ずみができる理由、それは毛穴の出口が狭くなり、毛穴に皮脂や角質(タンパク質)が詰まってしまうからです。さらに、角質が酸素にさらされて「酸化」して黒くなっている状態が、毛穴の黒ずみです。
一度角栓ができてしまうと、さまざまな理由で作られる皮脂が排出されずに、毛穴の内部に溜まってしまいます。さらに、毛穴の黒ずみを放置していると、溜まった皮脂の中にニキビの原因菌である「アクネ菌」が溜まり、赤みや痛みを伴うようになります。そうなると抗生剤の内服や塗り薬が必要になることもありますので、「見た目が気になる」だけでなく、医学的にも治療したほうがよい疾患なのです。
そんな毛穴の黒ずみですが、実は「医療脱毛」で治すことができるのです。
医療脱毛で毛穴の黒ずみが改善される理由
では、一見無関係に見える「医療脱毛」で毛穴の黒ずみがよくなるのでしょうか。医療脱毛で毛穴の黒ずみが改善される理由として大きく分けて2つあります。
- ①医療レーザー脱毛によって脱毛された部分が、毛穴が文字通りもふさがっていき、毛穴に角栓ができにくくなる
- ②医療レーザー脱毛自体の波長にもメラニン色素を作る細胞「メラノサイト」にダメージを与える効果が期待できるため
①の「レーザーで毛穴がふさがっていくから」については、なんとなく理解できますよね。毛穴が広がっているから、穴の部分に余分な角質が詰まって「黒ずみ」として残ってしまうわけです。
レーザー脱毛には毛自体をとる効果がありますから、毛がなくなった部分の毛穴はその役目を終えるので、小さくなっていきます。毛穴が小さくなった分、角質も詰まりにくくなりますので、黒ずみが目立たなくなるというわけです。
②については、レーザーの仕組みについて説明する必要があります。
レーザーはもともと、毛根の部分にあるメラニン色素に反応しやすいレーザー光を照射することで、毛根部分に熱エネルギーを与えて脱毛させます。当然、メラニン色素を作るメラノサイトにも同じように熱エネルギーによってダメージを与えるので、シミや黒ずみとして残ってしまったメラニン色素をなくす効果も十分期待できます。
このように、「シミ取り」としての美肌効果も医療レーザー脱毛では期待できるので、相乗効果で毛穴の黒ずみに対しても効果を発揮するというわけです。
さらに毛穴を目立たなくさせる方法は?
では、さらに毛穴を目立たなくさせるポイントはあるのでしょうか。
代表的な3つの方法について説明します。
クレンジングでよく角質を溶かし流す
ファンデーションや口紅などには油性成分が多く含まれているので、化粧している場合は洗顔だけでは落とし切るのは難しくなります。そこでクレンジングには、これらに馴染みやすい洗浄成分が入っているので洗顔の併用が大切なのです。
メイクした日には、クレンジングを併用しながら優しくその日のうちに洗うようにしましょう。
肌の保湿をしっかりする
肌をふっくらとさせ、毛穴を目立たなくするためには、肌をきちんと保湿することも大切です。洗顔した後はなるべく早く化粧水や乳液、クリームなどの基礎化粧品で保湿しましょう。
基礎化粧品が肌の温度と同じになると、より成分が肌に馴染みやすいと考えられていますので、手のひら全体を使って肌を押さえ、しっかりと浸透するようにしましょう。
また、皮脂の分泌が多く乾燥しにくい鼻のわきやTゾーンなどは、引き締め効果のある化粧水にするなど、場所によって使い分けるのもよいです。
紫外線対策を行う
紫外線はシミやそばかすの原因になるだけでなく、肌全体の老化も促します。紫外線によって、肌の弾力を保つのに必要なコラーゲンやエラスチンの構造が壊されますので、肌のハリも失われ、毛穴も目立つようになってしまいます。
夏だけでなく冬も紫外線対策をしっかり行い、汗をかいたりした場合は、こまめに日焼け止めクリームを使うようにしましょう
【まとめ】医療脱毛で毛穴の黒ずみは解消する?
医療脱毛で毛穴の黒ずみが改善する理由について紹介しました。
この記事では、下記のようなことがわかったのではないでしょうか。
この記事のポイント
- 毛穴の黒ずみは、毛穴に詰まった皮脂や角質が酸化して黒くなったもの
- 医療脱毛によって毛が抜けると、毛穴が小さくなることで、角質も詰まりにくくなり、黒ずみが目立たなくなる
- 医療脱毛は、メラニン色素に反応するレーザーを使うため、黒ずみやしみのメラニン色素にも効果が期待できる
- 毛穴を目立たなくさせるセルフケアとして、クレンジング・保湿・紫外線対策の3つが重要
セルフケアがなかなか難しい毛穴の黒ずみですが、医療脱毛でつるつるのお肌を目指しながら、毛穴の黒ずみまで改善できたら嬉しいものです。
トイトイトイクリニックでは、医療脱毛と併用してレーザートーニングやイオン導入、ダーマペンなどの治療もご案内しております。ムダ毛と毛穴の黒ずみでお悩みがある方は、ぜひ一度当院へお越しください。経験豊富な医師・スタッフが丁寧にカウンセリングさせていただきます。