メディオスターモノリスの特徴や効果とは?ネクストプロ(NeXT PRO)との違いも解説

公開日 公開日:2024年07月30日 更新日 更新日:2024年07月30日

メディオスターモノリスの特徴や効果とは?ネクストプロ(NeXT PRO)との違いも解説

近年、医療脱毛の需要が急速に高まっており、その中でも特に注目されているのが最新の脱毛機器「メディオスターモノリス」です。
ドイツのAsclepion社が開発した第6世代のダイオードレーザーで、その高い性能と多機能性から、皮膚科医や美容クリニックで広く導入されるようになってきています。
そんなメディオスターモノリスですが、どんな点が他の脱毛機と異なるのでしょうか?

この記事では、メディオスターモノリスについて解説いたします。
この記事を読むことで、前世代機である「メディオスターネクストプロ(NeXT PRO)」との違いやメディオスターモノリスの特徴について理解でき、下記のような疑問や悩みを解決します。

こんな事がわかる

  • メディオスターモノリスの特徴が分かる
  • メディオスターモノリスがネクストプロと比較して、どのように進化したのかがわかる
  • メディオスターモノリスが他の脱毛機とどのように異なるかがわかる
  • メディオスターモノリスを使う際の注意点がわかる

メディオスターモノリスとは?

メディオスターモノリスは、前モデルであるメディオスターネクストプロ(Next PRO)の後継機として開発された、ドイツ製の最新式レーザー脱毛機器です。
2020年に日本で薬事承認を取得し、2021年から正式に登場し、他にはない特徴から多くのクリニックで使用されるようになりました。

メディオスターモノリスの主な特徴は?

メディオスターモノリスは、最新の技術を駆使した長期減毛を実現する最新脱毛マシンです。その類まれなる特徴は次の通りです。

2波長同時照射(808nm & 940nm)

メディオスターモノリスは、808nmと940nmという2つの異なる波長のレーザーを同時に照射するのが一番の特徴です。
どちらかの波長という脱毛機はありますが、同時照射というのはなかなかありません。同時照射することで、異なる深さの毛包に対して効果的に作用することができます。
それぞれの波長は次の通りです。

  • 808nmの波長:この波長は、メラニンに対して高い吸収性を持っています。メラニンは毛幹に多く含まれており、この波長のレーザーは毛幹のメラニンをターゲットにして加熱します。その結果、毛幹を破壊し、毛包の発毛原器にダメージを与えます。
  • 940nmの波長:940nmの波長は、より深部に到達する特性を持っています。この波長のレーザーは、皮膚の深い部分にある毛包まで到達し、効果的に脱毛を行います。

このように、それぞれの波長が独自の特徴をもっており、同時照射することで相乗効果を得ることができます。

同時照射だからこそ効果的で幅広い減毛を実現

この2つの波長をバランスよくブレンドすることにより、メディオスターモノリスはさまざまな肌タイプや毛質に対応します。
例えば、808nmの波長がメラニンに強く吸収されることで、濃い色の毛に対して効果的に作用します。一方で、940nmの波長はより深くまで届くため、根深い毛にも対応できます。
具体的な例を挙げると、腕や脚などの比較的薄い毛に対しては808nmの波長が効果的であり、背中や胸などの深くて濃い毛に対しては940nmの波長が有効です。これにより、一度の施術でさまざまな部位の毛に対して効果的に作用することが可能です。

さらに追求した「安全性と適応の広さ」

メディオスターモノリスは、照射時の痛みを最小限に抑えるために冷却システムも搭載しています。また、2つの波長を同時に使用することで、短時間で皮膚の表面だけでなく深部までしっかりと作用し、副作用のリスクを最小限にします。
例えば、敏感肌の人で根深い毛の脱毛にも、冷却システムと940nmの深部到達波長の組み合わせにより、安心して痛みの少ない施術を受けることができるのです。
この安全性の高さから、メディオスターモノリスはさまざまな肌タイプや毛質に対して対応できる汎用性の高い脱毛レーザーといえます。
例えば症状によりますが、色素沈着が少ない肌や日焼けした肌にも安全に使用できるため、季節を問わず施術が可能です。

熱破壊式と蓄熱式の切り替えが可能

メディオスターモノリスは、「蓄熱式」も「熱破壊式」のレーザー照射を行う事が出来るのが最大の特徴の1つ。それぞれの脱毛形式の特徴は以下の通りです。

  • 熱破壊(HR)式: 高出力のレーザーで毛の成長組織を一気に破壊します。
  • 蓄熱(SHR)式: 低出力レーザーを連続的に照射し、毛の成長組織をじわじわと温めて破壊します。

さらにメディオスターモノリスは、1秒間に最大20発の高速連射が可能で、施術時間の短縮が期待できます。そのため、部位や毛質に応じて照射方式を切り替えることで、全身を効果的に脱毛できるでしょう。

メディオスターモノリスとネクストプロの違いは?

そんなメディオスターモノリスですが、前世代機のネクストプロよりもさらに進化しています。どんなところが違うのか見ていきましょう。

照射速度とスピード

メディオスターモノリスの最大の進化は、照射速度の向上です。ネクストプロの最大照射頻度が12Hzであるのに対し、モノリスは20Hzまでアップしています。
そのため、全身脱毛にかかる時間が大幅に短縮され、ネクストプロでは約90分かかっていた全身脱毛が、モノリスでは約75分で完了することが可能になりました。

  • 施術時間は施術者の技術力によっても変わってきます。

ハンドピースと操作性

ハンドピースは、メディオスターネクストプロが3種類だったのに対し、メディオスタ―モノリスは4種類。さらにメディオスターモノリスでは、2つのハンドピースを同時に接続できるため、施術中の手間が省け、よりスムーズに脱毛施術が進められます。
また、ディスプレイが大きくなり、フットスイッチがワイヤレス対応になったことで、施術者にとっての操作性も向上しています。

メディオスターモノリスを使う際の注意点は?

他の脱毛機にはない特徴をもつ最新式の脱毛レーザー「メディオスターモノリス」ですが、いくつか注意点があります。

アフターケアはとても大切

最新の冷却装置とスピーディーな照射により、副反応も最小限に抑えられていますが、ゼロではありません。特にレーザー照射直後は肌が敏感になりやすいため、適切なアフターケアが重要です。
照射後の肌は内部に熱を持ち、乾燥しやすくなります。そのため、保湿剤を使用してしっかりと保湿し、日焼け止めを使用して紫外線対策を行うことが推奨されます。また、過度な日焼けは避けるように注意しましょう。

1回で脱毛完了になるわけではない

どんなに最新の脱毛レーザー機でも、1回で全ての毛が脱毛されるわけではありません。毛には毛周期というものがあり、脱毛レーザーに反応しない「休止期」という状態になっている毛があります。
通常、脱毛が完了するまでの平均照射回数は約8回とされていますが、毛質や部位によっては、さらに多くの回数が必要となることがあります。特に男性のヒゲ脱毛やVIOのような毛が濃い部位では、追加の施術が必要になることがあるので注意しましょう。

【まとめ】メディオスターモノリスの特徴や効果とは?ネクストプロ(NeXT PRO)との違いも解説

メディオスターモノリスについて解説していきました。
この記事では、下記のようなことが分かったのではないでしょうか。

この記事のポイント

  • 医療脱毛の需要が急速に高まる中、最新の脱毛機器「メディオスターモノリス」が注目されている
  • メディオスターモノリスは、ドイツのAsclepion社が開発した第6世代のダイオードレーザーで、2020年に日本で薬事承認を取得した最新式のレーザー脱毛機
  • メディオスターモノリスは、808nmと940nmの2波長同時照射が可能で、さまざまな肌タイプや毛質に対応している
  • 同時照射により、濃い色の毛や根深い毛にも効果的で、全身脱毛にかかる時間が大幅に短縮された
  • 冷却システムを搭載しており、照射時の痛みを最小限に抑え、副作用のリスクを軽減する
  • メディオスターモノリスは、「蓄熱式」と「熱破壊式」のレーザー照射の切り替えができる
  • ネクストプロとの主な違いは、照射速度の向上とハンドピースの種類が増えたことで、よりスピーディーで操作しやすい脱毛機になっている
  • 使用時の注意点として、適切なアフターケアが重要であり、脱毛完了までに複数回の施術が必要

最新式のメディオスターモノリスで施術できるクリニックは限られています。ぜひ単なる「医療脱毛」の言葉に惑わされずに、どの脱毛機を使っているかもチェックして、クリニックを選んでみてください。

トイトイトイクリニックでは、最新のメディオスター脱毛機「メディオスターモノリス」と導入しています。メディオスターモノリスには、蓄熱式脱毛と熱破壊式脱毛を選択できますが、当院では最大の脱毛効果を患者様に実感していただくため、蓄熱式脱毛を使わずに、熱破壊式脱毛のみを提供しております。
メディオスターモノリスを使った医療脱毛でご不安や疑問などありましたら、まずは無料カウンセリングにお越しください。専門のスタッフが丁寧にお答えいたします。

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