VIO脱毛の最適な期間・間隔(頻度)・回数は?経過も解説
公開日:2018年02月23日 更新日:2023年04月26日
脱毛してつるつる肌になるには、毛周期に合わせて複数回の施術が必要だとご存じですか?
特にVIO脱毛は他の部位に比べて毛質が太く濃いため、薄くなったと感じるまでには回数と期間が必要です。
この記事では、VIO脱毛に必要な期間や回数、頻度などをエステ脱毛と比較しながら解説します。
この記事を読むことで、VIO脱毛の経過と必要な施術回数や期間の平均について理解し、下記のような疑問や悩みを解決できます。
こんな事がわかる
- VIO脱毛が完了するまでに必要な期間はどれくらい?
- どのくらいのペースで何回通えばつるつる肌になれる?
- 何回目から毛が薄くなったと感じる?
- 毛を整えるにはどうすればいい?
目次
どのくらいかかる?VIO脱毛が完了するまでの期間
VIO脱毛が完了するまでには、どのくらいの期間が必要になるのでしょうか。脱毛完了までに要する時間はどの施設で受けるのか、どんな脱毛機器を使用するのかなど、さまざまな要因によって変わってきます。
また、VIO脱毛ではVラインのデザインを自由に決めることができます。Vラインをハイジニーナとよばれる無毛の状態にするのか、逆三角形やオーバルなど希望とするデザインでムダ毛を残すのかによっても、脱毛完了までの時間に違いが生じます。
では、VIO脱毛が完了するまでの目安となる期間をご紹介します。
医療脱毛の場合は?
クリニックで受ける医療脱毛は医療レーザー脱毛ともよばれ、医療用のレーザーを使用して脱毛します。
脱毛機器は発毛組織を破壊することができる非常に強力なレーザーが使われるため、医師の監督、指示のもとで看護師または医師が施術する必要があり、医療機関でのみ使用が認められています。
このように非常に強力な破壊力を用いて脱毛をするため、半永久的に毛が生えることがなくなります。施術中に万が一のトラブルが発生しても、医療機関であれば医師が常駐しているため適切な処置も可能です。そのため、医療脱毛では強力な脱毛機の使用を認められているのです。
医療脱毛でVIO脱毛すると、約1年から2年ほどの期間を要します。これは、照射の回数や間隔、体毛の多さや太さにもよるので、あくまで目安の期間と考えましょう。
エステ脱毛の場合は?
エステやサロンで受けるVIO脱毛では、どのくらい時間がかかるのでしょうか。
おおよそ2年から3年ほどかかります。エステやサロンで受けるのはエステ脱毛といわれ、サロン脱毛、光脱毛ともよばれます。
エステ脱毛で使われる脱毛機は、医療脱毛で使用される脱毛機とは異なり出力が低いため、発毛組織を破壊するのではなくダメージを与えることで、一時的に毛が生えないようにします。そのため、エステ脱毛は永久脱毛ではなく、あくまで減毛や除毛を目的とした脱毛となります。
出力が弱いため、脱毛が完了するまでの時間も長期に及ぶことになります。
ハイジニーナの場合は?
無毛であるハイジニーナにする場合は、医療脱毛でもエステ脱毛でもさらに時間が長くかかるでしょう。医療脱毛の場合は1年半から2年半ほどかかり、エステ脱毛の場合は3年以上の時間が必要になることが多いでしょう。
アンダーヘアを残す場合よりも、どうしても時間はかかってしまいます。これもあくまで目安となる期間ですので、ご注意ください。
何ヶ月おきに通う?VIO脱毛に必要な間隔
脱毛は1回では終わらず、数回施術を受ける必要があります。さらに施術と施術に間隔をあけて受けることが、脱毛の仕上がりを大きく左右します。
なぜ、施術と施術に間隔をあける必要があるのでしょうか。
ここでは間隔をあける理由と、VIO脱毛に必要な目安となる間隔について解説します。
毛周期に合わせて間隔をあける
体毛が生えてから抜け落ちるまでのサイクルを毛周期といいます。この毛周期は成長期、退行期、休止期の3つに分類されます。
脱毛では、3つのうちの成長期にある毛のみに効果を発揮することができます。成長期にある毛は毛根が深く色も黒々として、皮膚の表面から出て伸びます。この時期にある毛というのは全体の10%から20%といわれているため、1回の施術で脱毛できるのは全体の20%という計算になります。そのため、1回の施術で脱毛を完了させることはできないのです。
部位によって体毛の毛周期は異なります。
VIO付近の体毛の毛周期は、一般的に1か月半から2か月といわれています。そのため、2か月から3か月はあけて、成長期にさしかかる毛を待ってから次の施術をする必要があります。
施設によって必要な間隔は異なる
エステ脱毛の場合は毛根に与えるダメージが弱いため、比較的短い間隔で施術を受けることになります。そのため、2週間から3か月の間に1回程度通う方が多いでしょう。
医療脱毛では1回の施術で毛根を破壊しているため、エステ脱毛よりも毛周期に合わせて施術をする必要があります。そのため、おおよそ1か月から3か月に1回と、エステ脱毛よりも間隔をあけて施術を受ける必要があります。
使用する脱毛機器によっても間隔は異なる
医療脱毛において使用される脱毛機器は、大きく分けて単発式脱毛機と蓄熱式脱毛機の2種類があります。
単発式脱毛機は、発毛組織である毛根をメラニン色素を利用して破壊することで、半永久的にその毛根から発毛しないようにします。メラニン色素の濃い成長期にある毛に対して威力を発揮するため、毛周期に合わせて照射することが重要で、1か月から3か月の時間をおいてから施術を受ける必要があります。
蓄熱式脱毛機は、バルジ領域と呼ばれる発毛の命令を出す組織にゆっくり熱を加え蓄積させていくことで破壊します。
バルジ領域は、皮膚の表面から比較的浅いところに位置しており、単発式脱毛機に比べると出力が弱いレーザーを使うため刺激や痛みも少なく、メラニン色素への反応も弱いため、日焼けや色素沈着で肌が黒くても照射することができるとされています。
しかし、蓄熱式脱毛機は毛根を破壊するのではなく、発毛を指令する領域にダメージを与えて発毛を抑えていくため、単発式脱毛機のように毛がごっそり抜けることがありません。そのため、毛が抜けるまでに時間がかかり、効果を実感しにくいでしょう。
蓄熱式脱毛機の場合、メラニン色素が濃い成長期に照射する必要がないため、基本的に毛周期に合わせる必要がなく2週間から1か月おきに施術を受けることができます。とはいえ、照射するレーザーはメラニン色素に反応して熱を蓄えるため、毛周期を意識する間隔で施術するようになるでしょう。
このように使用する脱毛機器によって、施術と施術の間隔も異なります。どのような脱毛機を使用するかで脱毛する方法も違うので、カウンセリング時に確認するようにしましょう。
蓄熱式医療脱毛・エステ脱毛をすると永久脱毛できなくなる理由
何回通えばいい?VIO脱毛に必要な施術回数
VIO脱毛を完了させるまでには、何回施術を受ければいいのでしょうか。
ここでも医療脱毛とエステ脱毛によって違いがありますし、使用する脱毛機器やVラインのデザインによっても完了までの回数は異なります。それぞれのケース別に、施術回数をみていきましょう。ここでも、あくまで目安の回数となるのでご注意ください。
医療脱毛に必要な施術回数
医療脱毛におけるVIO脱毛に必要な施術回数は、おおよそ5回から8回です。多くのクリニックでは、5回施術するコースを設けているケースが多いでしょう。ただ、脱毛の効果には個人差が大きく、体調や肌質、自己処理の仕上がりによっても違いが生じてきます。
施術の経過をみながら、何回施術をすれば理想の形や状態になるのかスタッフに相談しながら進めましょう。
エステ脱毛に必要な施術回数
12回から18回で完了します。VIO脱毛では5回目、6回目あたりから効果を感じはじめ、毛が薄くなっていきます。最初の数回受けただけでは、なかなか効果を実感できずやめてしまう方もいるかもしれません。そして、あまりにも効果が感じられず、医療脱毛に変更する方も少なくありません。
また、エステ脱毛に必要な施術回数は医療脱毛と比較すると圧倒的に多くなり、満足いくまで施術をした場合、1回あたりの費用が医療脱毛と比べて割高になる可能性もあります。
効果の面でもエステ脱毛は、永久脱毛ではないため効果が現れるのに時間がかかるうえ、また毛が生えてくることもあります。ご自分の脱毛に対する優先事項をはっきりさせて、希望に合った施設を選ぶことが満足度にもつながるでしょう。
ハイジニーナに必要な施術回数
ハイジニーナを完了させるには、どのくらいの施術回数が必要なのでしょうか。
個人差はありますが、医療脱毛の場合、産毛なども含めてなくなり、つるつるの状態にするには6回以上、例えば8回から10回程度で完了します。エステ脱毛の場合は、18回以上でつるつるの状態になります。しかし、エステ脱毛はあくまで永久脱毛ではなく除毛や減毛であるため、毛が生えてくる場合もあります。
何回で薄くなる?VIO脱毛の経過
VIO脱毛を始めたら、早く毛がなくなるのを期待してしまいますね。しかし、前述した通り、1回の施術で脱毛が完了するわけでもないということもお分かりいただけたでしょう。
では、実際に何回施術をすれば効果を実感でき、毛が薄くなってくるのでしょうか。VIO脱毛における経過も含めてご紹介します。
毛が薄くなってくるのは?
医療脱毛では、1回目の照射から1週間から2週間経つ頃には、全体の約20%の毛が抜け始めます。これは1回の照射で、成長期にある全体の20%に対して毛根を破壊した結果です。その後、3回前後では毛が全体的に薄くなり、自己処理が以前と比べて楽だと感じられるのが5回目くらいからでしょう。
エステ脱毛の場合は、6回以上施術を受けてからアンダーヘアが薄くなってきたと感じられる方が多いようです。
ムダ毛が薄くなってくると、施術と施術の間隔を長めにとるようになります。これは前回の施術の際に退行期、休止期にあった体毛が成長期になって生えそろうまでに時間がかかるようになるためです。とはいえ、施術から間隔を空けてしまうと、どんどんムダ毛が生えてきてしまうため、「効果がなくなった?!」と不安に思った方もいることでしょう。しかし、これはあくまで新たに成長期に入った体毛が皮膚表面から生えてきただけなので、心配する必要はありません。
むしろ、ムダ毛が生えそろった状態で施術を受けたほうが、成長期にあるムダ毛にアプローチすることができるので、脱毛の効果をより高めることができます。まずは、ムダ毛の生え具合に一喜一憂せずに、施術を継続することが大切です。
形を整えるのはいつから?
Vラインは自分の好みのデザインに形を整えることができます。最初から希望のデザインの部分のみ残して照射すると、脱毛した部分としない部分に分かれるため、形がくっきりしすぎてしまい不自然にみえがちです。そのため個人差や希望によって変わりますが、目安として初回から3回程度は全体的な毛量を減らすため、Vラインすべてに照射するケースが多いです。また、毛量を減らさない場合は、初回から形を整えていきます。
全照射を何回行うかは、体毛の濃さや量、希望とするデザインによっても異なるため、しっかりスタッフと相談するようにしましょう。
優先順位を明確にしてVIO脱毛を始めよう
VIO脱毛は何回で薄くなるのかを、周期や期間と合わせて解説しました。
この記事では、下記のようなことが分かったのではないでしょうか?
この記事のポイント
- 医療脱毛は1~3ヶ月の間隔を空けて、3回前後の施術を受けると毛が薄くなったと感じ、5~8回の施術で満足できるため、約1~2年の期間が必要になる
- エステ脱毛は2週間~3ヶ月の間隔を空けて、6回以上の施術を受けると毛が薄くなったと感じ、12回~18回の施術で満足できるため、約2~3年以上の期間が必要になる
- ハイジニーナになるには、医療脱毛だと1年半~2年半の期間をかけて6回以上の施術が必要、エステ脱毛は3年以上の期間をかけて18回以上の施術が必要
- 初めの数回は全照射を行うことで、自然なラインにすることができる
VIO脱毛が完了するまでに必要な施術回数や期間は、医療脱毛かエステ脱毛かによって異なるため、自分に合った方を選ぶようにしましょう。
ただ、永久脱毛を可能としているのは医療脱毛で、エステ脱毛は減耗効果なため、また毛が生えてきます。しっかりと脱毛を完了させたいのであれば、医療脱毛がおすすめと言えます。
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