顔脱毛で後悔することはある?失敗と感じてしまう事例についても紹介

公開日 公開日:2021年08月30日 更新日 更新日:2023年04月26日

顔脱毛で後悔することはある?失敗と感じてしまう事例についても紹介

感情を豊かに表現し、人とのコミュニケーションの要となる顔。少しでも美しくきれいに整えておきたいパーツでもありますね。
顔脱毛はメリットが多く人気の高い施術ですが、中には顔脱毛をしたことを後悔している方もいらっしゃるようです。
後悔している方は、どんな点を失敗したと感じているのでしょうか?
また、後悔しないためにはどうすればいいのでしょうか?
この記事では、後悔しない顔脱毛をするためのポイントを、顔脱毛の失敗例とともに解説します。
この記事を読むことで、顔脱毛の失敗を防ぐ方法について理解し、下記のような疑問や悩みを解決します。

こんな事がわかる

  • 顔脱毛のメリットは?
  • 顔脱毛の失敗例にはどのようなものがある?
  • 顔脱毛を失敗しないためにはどうすればいい?

顔脱毛とは?顔脱毛のメリット

顔脱毛をしてよかったという声が多く、人気の脱毛プランでもあります。顔脱毛のメリットについて、まずは確認しておきましょう。

顔脱毛とは

顔脱毛ではびっしりと黒いベールをまとっているように顔中に生えている産毛に、レーザーや光を照射することで脱毛していきます。
しかし、レーザーや光による脱毛では産毛のようにメラニン色素が薄く細い毛に対しては、細胞を破壊するほどのパワーを発揮しにくいために、脱毛効果が薄い傾向があります。そのため、適切なレーザーを選んだり、レーザーの出力を調整したり、照射回数を増やしたりなど、検討しながらムダ毛に対処する必要があります。顔脱毛は、ほかの部位よりも慎重に施術する必要のある部位といえます。

顔脱毛のメリット

  • 肌のトーンが明るくなる
  • 毛穴が目立たなくなる
  • 化粧ノリがよくなる
  • 自己処理による肌トラブルを避けられる

後悔?顔脱毛の失敗例

メリットの多い顔脱毛ですが、顔脱毛に失敗したと後悔している方もいます。
どのような点で失敗だと感じているのか、その原因をご紹介します。

肌トラブルが起きた

施術後は少なからず赤みやほてりなどの症状が出ますが、1日か2日で自然と収まっていきます。しかし、敏感肌や乾燥肌の場合はレーザーによるダメージに耐えきれず、肌荒れを起こしやすい傾向にあります。赤みやほてりのほか、かゆみや炎症、腫れなどがなかなか引かず、熱を持った状態が長引くこともあります。
この場合、レーザーの出力が強く肌へのダメージが大きいため、軽い火傷(やけど)を負った可能性も考えられます。我慢せずすぐにクリニックに相談しましょう。医療脱毛であれば、すぐに薬を処方してもらうなど処置してもらえるので安心です。

肌トラブルのほかに、顔は硬毛化のリスクが比較的高い部位です。
硬毛化とは、細かった体毛が太く濃くなる状態を指します。せっかく受けた顔脱毛で、ムダ毛が濃くなってしまってはがっかりですね。
明確な原因はまだ解明されていませんが、顔や背中といった産毛が生えている部位で起こりやすいといわれています。また、産毛に対してレーザーが発毛組織を破壊しきれず、「むしろ刺激として伝わることで発毛を促進しているのでは」ともいわれています。
そのため、産毛にもしっかりダメージを与えることができる、レーザーを選択する、レーザーの出力を調整するなどの対策が硬毛化のリスクを抑えられると考えられています。

毛嚢炎も顔脱毛で起きやすい症状です。
毛根を包む毛嚢が、黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌などの細菌に感染することで炎症を起こします。毛穴があるところにはどこでもできてしまい、ニキビのような見た目で目立ちます。
炎症だけでなく、痛みや膿を生じることもあり、適切な医療処置が重要です。
顔脱毛できれいになるはずの肌が、このような肌トラブルでかえってボロボロになってしまっては、後悔しかありません。
次の章で失敗しないためのポイントをご紹介します。

顔脱毛に向かない脱毛機だった

医療脱毛やエステ脱毛で使われるレーザーや光には、さまざまな種類があります。主にメラニン色素に反応させて脱毛するため、顔に生える産毛には効果を発揮しずらい傾向があります。
産毛に効果が出づらい脱毛機である場合、施術回数を重ねても効果を実感できずに、プランの終了を迎えてしまいかねません。
また、硬毛化は産毛に対して毛根を破壊しきれずに起こる恐れがあります。産毛に効果のない脱毛機で施術を続ければ、それだけ硬毛化を招く確率も高まります。
硬毛化のリスクを避けるためにも、着実に産毛にもダメージを与えることのできる脱毛機で施術することが重要です。

フェイスラインや眉の形がおかしくなった

顔は鼻や口、目などによる凹凸があり、眉毛やもみあげ、生え際などの湾曲したラインのある非常に複雑な形状をしています。そこに、レーザーを部分的に照射していくため、施術者の技術力はもちろん、脱毛機の種類も大きく影響します。
顔脱毛で失敗したという声の中には「おでこが広くなった」「生え際がはっきりしすぎてカツラをかぶっているようにみえる」「頭髪が後退したようにみえる」という声があります。
ほかにも、誤ってレーザーが眉に当たってしまい眉の形が不自然になった、眉の形を整えたけれど、時代の流れとともに眉の形を変えることができなくなり後悔したといった声もあります。また、もみあげが希望と異なるデザインになったために、顔が大きくみえるようになってしまったと悩む方も。
特に医療脱毛の場合、一度脱毛を完了すると半永久的に毛が生えてこないので、希望と異なるフェイスラインや眉になってしまうと不満が残るケースがあるようです。

顔脱毛で失敗しないためのチェックポイント

顔脱毛で後悔しないためにできることはあるのでしょうか。
事前に準備したり、確認しておくことで失敗を防ぐこともあります。せっかく受ける顔脱毛を満足したものにするために、これからご紹介するポイントを確認しておきましょう。

紫外線対策を万全に

脱毛前後の日焼け対策で、肌トラブルのリスクを避けることができます。
たとえば、脱毛前の日焼けを避けることで、レーザーによる肌へのダメージを最小限に食い止めることができます。日焼けで肌が黒くなると、皮膚のメラニン色素にもレーザーが反応してしまい、最悪のケースでは火傷につながってしまいます。
また、脱毛による痛みも強く感じてしまうようになるため、日焼けをすると施術自体が受けられない恐れもあります。もし施術ができたとしても、レーザーの出力を下げる必要がある可能性もあるため、脱毛効果も十分に得ることはできないでしょう。
脱毛後も引き続き、紫外線対策を怠らないようにする必要があります。施術によるダメージが回復しないうちに紫外線に当たると、乾燥がすすみ肌のバリア機能がさらに働かなくなります。すると、脱毛によるダメージからの回復も遅れ、色素沈着やシワ、シミなどに発展しかねません。
脱毛後も日焼けをしないように心がけることで、ムダ毛もシミもない美しい肌を手に入れることができるでしょう。

産毛に効果のある脱毛機かチェック

毛に含まれるメラニン色素を利用して行う脱毛では、産毛のような細く色素の薄い毛には反応しづらいとされています。しかし、医療脱毛で使われるレーザーにはアレキサンドライトレーザーやヤグレーザー、ダイオードレーザーなどさまざまな種類があり、なかには産毛にも威力を発揮できるレーザーも存在します。
ダイオードレーザーは波長が長く、太い剛毛な体毛でも産毛でも対応できるレーザーであるため、産毛に対しても効果を期待できます。そのため、顔脱毛をするなら産毛にも効果のある脱毛機を導入しているクリニックを選ぶと安心です。
サロンやエステの場合、レーザーよりもパワーの弱い光を使用しているため、脱毛効果も弱く、永久脱毛を検討されている方にはおすすめとは言えません。
硬毛化のリスクを避けたいなら、ダイオードレーザーを導入しているクリニックで医療脱毛を受けるのをおすすめします。

敏感肌なら医師に相談

日頃から肌のかゆみや赤みが気になり、敏感肌や乾燥肌だと自覚がある場合は、必ず医師に相談してから顔脱毛を受けるようにしましょう。医療脱毛であれば、医師によるカウンセリングや診療を経てから脱毛を受けることになるため安心です。ご自身の肌がレーザーによるダメージに耐えられるのかを含めて診断してもらうことができるでしょう。
もしトラブルが起きても、医療脱毛であれば医師が常駐しているので、すぐに医療的処置を施してもらうことができます。
顔の肌トラブルは精神状態にも影響を与えてしまうもの。顔脱毛は、慎重に入念に準備してから受けることが大切です。

施術回数と脱毛範囲をチェック

顔脱毛にかかる施術回数やレーザーを照射する範囲をあらかじめ確認しておくと安心です。
顔脱毛では産毛を扱うため、ほかの部位よりも施術回数が多い傾向にあります。また、自己処理をせずに済む程度でいいのか、ツルツルの状態を目指すのか、顔脱毛に求める度合いによっても施術回数は異なります。そのため、サロンやクリニックの顔脱毛の施術回数やプラン内容を事前に確認しておくことが大切です。
一般的に、エステ脱毛の場合では12回から18回以上で永久的に通う必要があり、医療脱毛では5回から8回程度で脱毛を完了できるでしょう。
顔脱毛では、レーザーを照射する範囲もクリニックによって異なります。特に、生え際や眉間、眉下、眉上、もみあげ、鼻などの脱毛を希望する場合は、照射の範囲に含まれているのか確認したほうがよいでしょう。オプションで希望部位を追加できるクリニックもあります。
また、顔脱毛ではレーザーを照射できない部分もあります。一般的に、まぶたなどの眼球周囲や唇、鼻の頭、鼻筋、唇は避けて照射します。
蓄熱式医療脱毛・エステ脱毛をすると永久脱毛できなくなる理由

眉・もみあげ・生え際のデザインを決める

クリニックによっては眉やもみあげ、生え際を脱毛する場合、希望のデザインで照射してもらうことができます。カウンセリング時や照射前に詳しく希望を伝え、施術者とのデザインの認識を一致させておくことが大切です。
フェイスラインや眉毛のデザインで、顔の印象も大きく異なります。小顔効果も期待できる部位でもあるため、正しく施術者に伝えられるよう、イメージを明確にしておきましょう。

満足のいく顔脱毛のために

顔脱毛の失敗事例と顔脱毛で後悔しないための方法について解説しました。
この記事では、下記のようなことが分かったのではないでしょうか?

この記事のポイント

  • 顔の産毛はメラニン色素が少ない分、脱毛効果が薄くなるため、適切な脱毛機の選択やレーザーの出力調整、他の部位よりも多い施術回数が必要になることがある
  • 顔脱毛には顔色が明るくなる、毛穴が目立たなくなる、化粧ノリがよくなる、自己処理による肌トラブルが軽減するなどのメリットがある
  • 顔脱毛の失敗例には、火傷・硬毛化・毛嚢炎などの肌トラブルが起こった、満足する脱毛効果が得られなかった、フェイスラインや眉毛の形が不自然になったなどがある
  • 顔脱毛による失敗を避けるには、脱毛後の紫外線対策を徹底する、顔脱毛に適した脱毛機を選ぶ、医師に肌を診察してもらう、事前に脱毛回数や範囲を確認して、眉・もみあげ・生え際の希望するデザインを施術者の認識と一致させることが大切

顔は視線を集めるからこそ、絶対に失敗したくないパーツでもあります。顔脱毛で後悔しないためにできることがあり、準備を怠らなければ防げる失敗もあります。
顔脱毛で後悔しないためには、脱毛前後の自己処理やお手入れを適切に行うとともに、顔脱毛に最適なクリニックで施術を受けることが大切です。皮膚が薄くデリケートな顔の脱毛は、トラブルが起きてもすぐに対処できるよう安全で安心できる選択をしましょう。
トイトイトイクリニックでは、脱毛施術の一定以上の技術力を保持した専門のスタッフが、脱毛効果の高い脱毛機であるライトシェアデュエットを用いた施術で、多くの患者様にご満足いただいております。また、万が一の肌トラブルが起こった場合にも、医師が迅速に対応させていただきますのでご安心ください。

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