全身脱毛の施術にかかる時間はどれくらい?部位別の時間も解説
公開日:2018年04月20日 更新日:2022年12月06日
全身脱毛は、パーツ別に脱毛するよりもお得かつ効率的に脱毛できる人気の脱毛プランです。
けれど、1回に施術する面積が増える分、所要時間が長くなり肉体的、精神的な面で心配される方もいらっしゃると思います。
自分に合った脱毛プランを選択するためにも、全身脱毛の所要時間と各部位ごとの所要時間をチェックしてみましょう。
この記事では、全身脱毛と部位別の施術時間、施術の流れや時短するコツについて解説します。
この記事を読むことで、脱毛施術の流れやかかる時間について理解でき、下記のような疑問や悩みを解決できます。
こんな事がわかる
- 全身脱毛の所要時間の目安は?
- 全身脱毛の施術はどのような流れになっているの?
- 各部位の施術時間はどれくらい?
- 全身脱毛の施術時間を短縮するためにできることは?
目次
全身脱毛の所要時間はどれくらい?全身脱毛の流れもチェック!
全身脱毛は拘束時間が長くて通うたびに疲れそう・・・というイメージがあるかもしれませんね。しかし、施術前後の行程には着替えやジェルの塗布、シェービングなどの同じ行程が、パーツ別の脱毛と全身脱毛に含まれるため、全身脱毛のように1回の施術で脱毛するパーツが多いほうが、効率的に脱毛を進めることにもつながります。
では、全身脱毛1回あたりの所要時間や当日の流れについてチェックしてみましょう。
目安は1回の施術あたり約2時間
全身脱毛を受ける場合、1回の施術の所要時間は約2時間です。これは、クリニックで医療脱毛を受けた場合の所要時間の目安です。サロンで受ける光脱毛の場合でも、1時間半から2時間程度かかります。
全身脱毛の1回あたりの所要時間は、全身脱毛のプランに含まれるパーツの範囲や体毛の量や濃さ、体格、肌の状態によって大きく異なります。
例えば、クリニックやサロンによって、全身脱毛にVIO脱毛や顔脱毛が含まれている場合とそうでない場合があります。一般的に全身脱毛のプランで施術に含まれるのは、脇、腕、脚、手足、お腹、胸、背中、うなじ、お尻です。これにVIO脱毛や顔脱毛が含まれるか否かは、クリニックやサロンによって異なります。そのため、全身脱毛で施術される部位がどこまでの範囲なのか、カウンセリング時によく確認しておきましょう。
全身脱毛の流れは?
全身脱毛の施術は、どのような流れで行われるのでしょうか。施術当日の流れをおおまかに把握しておきましょう。
初めて訪れた場合は、まずカウンセリングを行います。希望や悩みをスタッフに伝え、それに合うプランやメニューの提案をしてもらい、どのような施術で進めるか詳しく詰めていくため、約1時間くらいかかります。
2回目以降はカウンセリングはせず、施術のみで進んでいきます。
では施術の流れをご紹介します。
1.着替え
予約した時間に合わせてクリニックに来院したら、まず受付をすませます。
その後、スタッフの案内に従って部屋に移動し、服を脱いだら用意されたガウンや紙ショーツ、タオルなどで身体を覆います。通院の際は、着脱が簡単な服装を選ぶとスムーズに着替えることができます。
身体を締め付けるようなタイトな服だと、施術後の皮膚に負担をかけてしまうので、ゆったりした服装を心がけましょう。着替えたら、施術室に移動します。
2.簡単な説明と肌の状態チェック
施術室に移動すると、その日の施術内容や注意事項、使用する機器について簡単な説明を受けます。もし疑問や不安な点があれば遠慮せず質問しましょう。
また、安全に施術するために日焼けや肌荒れなどがないか、肌の状態をチェックします。
3.シェービング
脱毛の当日の朝までに自己処理をする必要があります。しかし、自己処理が十分でない場合は、照射前にスタッフに剃毛してもらう必要があります。この場合、シェービングが有料になる場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
手の届かない背中や自己処理しづらいOラインは照射前にスタッフが無料で剃毛してくれるところもあります。シェービングのサービスはクリニックやサロンによって異なるので、カウンセリング時に確認しておきましょう。
4.ジェルの塗布
レーザーや光を照射する前に、照射部位にジェルを塗ります。
使用する脱毛機器によって、ジェルの塗布が必要なものとそうでないものがあります。サロンで使われる機器では、ジェルの塗布が必要になることが多いですが、医療脱毛ではジェルを塗布しないものが多くなっています。
ジェルを塗布する場合、照射の前後でジェルの塗布とふき取りに時間がかかることになります。
5.レーザーの照射とクーリング
施術台に横たわり、スタッフの指示に従って体勢を変えながら施術を受けます。
全身脱毛では、一般的に仰向けになって身体の前面から照射を始め、うつ伏せになって背面を照射して終了となります。
ジェルを塗布した場合は照射後、ふき取ります。また、赤みやかゆみが生じた場合は、保冷剤などで冷やして肌が落ち着くのを待ちます。
6.着替え
施術室または、移動して着替えます。
顔脱毛をした場合は、洗顔する必要があります。洗顔後、クリームなどで保湿して、必要な方はここでメイクをします。
7.薬の処方
炎症がある場合は、炎症止めの薬を処方されることがあります。使い方を確認して、薬を受け取ります。これで施術は終了です。
部位別の所要時間の目安は?所要時間が長い順に紹介!
肌の表面積の違い、形状、肌質などの違いから照射の難易度も変化するため、照射部位によって所要時間は大きく異なります。
所要時間の長い部位から順にみていきましょう。医療脱毛とサロン脱毛の違いや、体毛の量、肌質、痛みの有無などによっても誤差が生じます。あくまで一般的な目安となる所要時間なので、ご注意ください。
脚脱毛の施術時間の目安
脚は、両足のひざ上、ひざ、ひざ下、足の指、足の甲に分けて照射されます。クリニックによって、対応範囲が異なるので確認しましょう。
脚脱毛の所要時間は、おおよそ40分から60分前後です。脚は広範囲に及ぶため、最も時間がかかる部位です。
背中脱毛の施術時間の目安
背中も面積の広い部位であるため、所要時間は長めの30分から60分となります。
手が届きにくく自己処理の難しい部位であるため、照射の前にシェービングしてもらう必要があります。そのため、かかる時間も長くなるでしょう。
顔脱毛の施術時間の目安
顔脱毛の所要時間は40分前後かかります。
まず、メイクや日焼け止めを塗っている場合は、クレンジングで落とします。クリニックやサロンによっては、メイク室などにクレンジング剤やタオルが用意されているので、持参する必要はありません。
その後、顔に髪の毛がかからないようターバンなどでまとめ、目にアイガードなどをのせて保護してから施術します。顔脱毛では、眉毛の形やもみあげ、生え際などの形を希望のデザインにできる場合がありますので、カウンセリングの際に希望を伝えておきましょう。
顔にはホクロがあるため、ホクロに対して照射するのかスタッフと相談して決めましょう。ホクロに照射すると出力によって火傷(やけど)をする恐れがあります。しかし、照射することで色素が抜けるという作用があるので、ホクロを薄くしたい場合は希望に合わせて照射することが可能な場合もあります。
顔は小鼻などの凹凸があるうえ、ホクロやニキビ、眉毛や生え際などを踏まえたうえで照射する必要があるので、慎重に進めざるを得ません。そのため、照射範囲は狭いですが時間がかかる場合があるでしょう。
照射が終わったら、顔全体をクーリングして落ち着かせることでダメージを最小限にとどめます。顔脱毛をした場合は、施術後に洗顔する必要があります。パウダールームでメイクをすることも可能なので、メイク道具を持参するようにしましょう。
うなじ脱毛の施術時間の目安
うなじ脱毛の所要時間は30分前後です。
うなじの場合も自己処理が難しいため、照射前にシェービングしてもらいます。うなじは意外と産毛が濃く、ショートカットや髪をアップにした際に人の目につきやすい部位です。
クリニックによっては、うなじのデザインを相談することができます。希望のデザインをカウンセリング時に決めておくと、スムーズに進むでしょう。
VIO脱毛の施術時間の目安
VIO脱毛は30分前後かかります。
Vラインとよばれるビキニラインと、Iラインとよばれる女性器周辺の2か所に20分前後かかり、Oラインとよばれる肛門周りに10分前後、時間を要します。
VIOはとくに痛みを感じやすくデリケートな部位であるため、患者さんの痛みの具合をみながらゆっくり丁寧に施術していきます。
さらに、脚の付け根に位置するため照射しづらく、凹凸がある部位なので、慎重に照射する必要があります。照射範囲は狭いですが、時間がかかる部位といえます。
腕脱毛の施術時間の目安
腕脱毛には、目安として30分程度かかります。
一般的に、腕脱毛ではひじ上、ひじ、ひじ下、手指、手の甲に照射していきます。腕脱毛の範囲もクリニックによって異なるので、どこまでカバーされているのか確認が必要です。
手の指や手の甲は凹凸があり自己処理で傷つけてしまいやすい箇所なので、脱毛することで、その煩わしさから解放されるでしょう。また、脱毛によってムダ毛だけでなく毛穴まで目立たない手にすることができます。
脇脱毛の施術時間の目安
人気の高い脇脱毛は、10分から15分で施術を完了することができます。
腕を上げているだけで施術が終了するので、受けやすいでしょう。脇は体毛が密集しており毛質が太く、濃いため施術の効果を実感しやすく、脱毛してよかったと感じやすい部位でもあります。
全身脱毛の施術時間を短縮させるコツはある?
全身脱毛のトータルの施術時間を短縮させるコツはあるのでしょうか。
照射自体は施術者にお任せですが、それ以外の部分で時間を短縮できるコツがあります。施術時間をできるだけ短くするため、自分でできることを実践してスムーズに施術を終えましょう。
正しく事前処理をする
脱毛の施術を受ける前には、事前に自己処理をする必要があります。その自己処理の方法が不十分でムダ毛の剃り残しがあると、火傷(やけど)のリスクがあります。そのため、施術前に剃り残しを剃毛してもらう必要があるため、余計な時間がかかってしまいます。
また、深剃りなどで肌を傷つけてしまうと、施術を断られることもあります。施術前の自己処理は、正しい方法で行うようにしましょう。
もし、剃り残しなどがあった場合は、次の施術前に正しく自己処理ができるよう、コツや方法をスタッフに聞いてみるとよいでしょう。
顔脱毛をするならノーメイクで
顔脱毛を含む全身脱毛を受ける場合は、施術当日はノーメイクで通院しましょう。顔脱毛では、施術の前にメイクや日焼け止めを落とす必要があるので、ノーメイクで行けばその手間を省くことができます。施術後に予定があるなど、メイクをして帰宅したい場合は、メイク道具を持参すれば安心です。
顔脱毛当日の化粧(メイク)はしていいの?施術前後のケアについても解説
2台同時に照射できるか相談してみる
クリニックによっては施術時間を短縮する方法として、脱毛機を同時に2台使用して施術することがあります。
例えば、全身脱毛に90分要するところを、2台で施術することで半分の45分に短縮することもできるのです。このようなサービスを無料で対応しているクリニックもあるので、可能かどうかまず相談してみましょう。
施術時間は工夫次第で短縮することも可能!
全身脱毛と各部位ごとの所要時間について解説しました。
この記事では、下記のようなことが分かったのではないでしょうか?
この記事のポイント
- 全身脱毛の施術の所要時間は2時間が目安となるが、全身脱毛に含まれるパーツの範囲、体毛や肌の状態、体格などによって大きく異なる
- 全身脱毛の施術は、着替えをして説明と肌の状態をチェックした後、シェービング、ジェルの塗布、レーザー照射とクーリングの順番で行い、着替えと薬の処方(必要時)をして終了となる
- 各部位の施術時間は、脚が40~60分前後、背中が30~60分前後、顔が40分前後、うなじ・VIO・腕が30分前後、脇が10~15分前後
- 事前の処理(自己処理、メイク落とし)を徹底したり、脱毛機を2台同時に使用したりすることで、施術にかかる時間を短縮することができる
全身脱毛は施術時間が長く、同じ体勢をキープする必要もあるため、できれば早く終わってほしいものです。施術時間を短くするために患者様ができることもあるので、工夫をして臨んでみてはいかがでしょうか。また、レーザー脱毛は部位別に脱毛するよりも、全身脱毛を選択した方が時間の節約になります。
トイトイトイクリニックでは、「全身脱毛フルプラン」「カスタム全身脱毛プラン」など、個々の都合ご選択いただける、お得な全身脱毛プランをご用意しております。患者様に最善のプランをご紹介させていただきますので、無料カウンセリングにてご相談ください。