医療脱毛ができない人の条件は?その原因と対策

公開日 公開日:2021年12月16日 更新日 更新日:2022年11月23日

医療脱毛ができない人の条件は?その原因と対策

安全性が高いといわれている医療脱毛ですが、肌の状態や体質などによって、医療脱毛を受けられない人がいるとご存じですか?
なぜ医療脱毛を受けてはいけないか、それは脱毛をすることで得られる「メリット」よりも副反応による「リスク」のほうが高いからでもあります。
医療脱毛を希望してカウンセリングを受けたのに、施術を断られたらがっかりしてしまいます。
時間のロスを省くためにも、自分が医療脱毛を受けられるかどうかチェックしてみましょう。
この記事では、医療脱毛を断られるケースと対策について、わかりやすく解説します。
この記事を読むことで、医療脱毛ができない人の条件について理解でき、下記のような疑問や悩みを解決します。

こんな事がわかる

  • 医療脱毛ができない人の条件
  • 肌の状態や体調によって医療脱毛を受けられないことがあるの?
  • 医療脱毛を受けるためにはどのようなことに気をつければいい?

医療脱毛が原則できない人の条件は?

医療脱毛が原則できない方としては以下の通りとなります。
自分が当てはまっていないか、前もってチェックしてみましょう。

重度アトピー肌の場合

アトピー肌とは「少しの刺激だけでも敏感に反応して炎症しやすい肌」のことを指します。
医療レーザー脱毛は、メラニン色素に特に反応しやすいレーザー光を使うことで、毛の根本の細胞にダメージを与える治療方法です。通常の肌にもメラニン色素があるので、レーザー光をあてると多少はダメージが出ます。
通常の肌なら、「ゴムで引っ張られた痛み」を感じて、1週間ほどしたら腫れが引いてきます。しかし、もともと重度のアトピー肌で、少しの刺激でも過敏に反応してしまう場合、十分出力を弱めたレーザー光を使用しても強く炎症が残ってしまう場合があります。
そのため、アトピー肌でも施術可能な場合がほとんどですが、アトピー症状が強い部位のみ避けて行う場合もございます。

重度のニキビがある場合

ニキビとは「毛穴の詰まりが起こって、ニキビ菌(アクネ菌)が繁殖する皮膚の病気」のことを指します。
毛穴の詰まりが起こるだけなら「白色ニキビ」と言って施術をすることはできますが、ニキビが繁殖して膿や炎症が非常に強い場合は、施術を行うことができません。
レーザー脱毛を行うと、前述の通り多少は通常の肌にもダメージを与えます。一時的ですが「毛嚢炎」といって脱毛で抜けた部分から皮膚の雑菌が入って炎症することも。
最初から肌の菌が繁殖していた場合、それを悪化させてしまうことも考えられます。痛みも強くなり、かえって「レーザー脱毛を受けなければよかった」と思われてしまうでしょう。
そのため、重度のニキビがある場合も基本的にどのクリニックでも施術をお断りするでしょう。

日光アレルギー・金属アレルギー・ケロイド体質などがある場合

なかには様々なアレルギーを持つ方がいますが、上記のアレルギーの方は原則お断りするクリニックが多いでしょう。
日光アレルギーがダメな理由は想像できますよね。レーザー光の波長は光の一部分を抽出しているとは言え、日光にも含まれているから。アレルギー反応が強くでることが想定されます。
金属アレルギーについても、ハンドピースなどを通じて金属に接触する機会があります。金属アレルギーが強く反応した場合、腫れが強く出ることが想定されます。
ケロイド体質の方は、肌のダメージが回復して皮膚が硬く盛り上がってしまうことが特徴です。皮膚の盛り上がりによる肌へのデメリットの方が、脱毛のメリットよりも強くなってしまうケースが多いからです。

日焼けで肌自体が濃くなってしまっている場合

日焼けして肌自体が濃くなってしまっている場合は、通常よりもメラニンの合成が活発化されている状態です。その場合、通常よりも肌にレーザー光が吸収され、多くの熱エネルギーが発生してしまいます。すると、熱エネルギーが強すぎて、日焼けした肌にさらに「火傷(やけど)」してしまう恐れがあります。そのため、レーザーによる肌ダメージが強くでてしまうため、まずクリニックで施術をお断りされてしまうでしょう。

【VIO脱毛】生理中の場合

脱毛を生理中に行うと、経血により感染症のリスクが高まるため、クリニックでの施術をお断りすることになります。
VIO脱毛とは、いわゆる女性のデリケートゾーンでの脱毛のこと。足のつけねの「Vライン」と粘膜に近い「Iライン」、おしりに近い「Oライン」に分かれます。
その場合、「VラインやOラインなら大丈夫なのでは?」と考える方もおられるかもしれませんが、感染症のリスクとしては変わらないため、この場合も施術をお見送りすることになります。
また、経血の問題だけでなく、生理中は女性ホルモンのバランスが乱れて、体調も崩しやすいもの。控えておいた方がよいでしょう。

基礎疾患をお持ちの場合

心臓疾患である狭心症や心筋梗塞などの方や透析中で肌が弱くなっている方など、中には基礎疾患をお持ちの方もいるでしょう。
レーザー脱毛の痛みは「ゴムで弾かれたような痛み」くらいであり、刺激は少ない方ですが、それでも肌にダメージが加わったり、多少の痛みを伴います。
仮にレーザー脱毛がきっかけで不整脈(脈が突然速くなったり、なくなったりすること)がでて急変した時に、脱毛クリニックで対処できる十分な医療資源がありません。
そのため、基礎疾患によっては主治医の許可をいただく場合もございます。

一部医療脱毛できるケースもあり、対策して受診しましょう

では、アトピー肌の方やニキビの方、アレルギー体質の方が施術をできないかというと、そうではありません。きちんと治療でコントロールされていたり、症状が落ち着いている時期であれば、レーザー脱毛の施術を行うことができます。
アトピー肌でも、「よくコントロールされている時期」と炎症が強くて「コントロールされていない時期」があります。コントロールされている時期に施術を行うことは可能ですので、皮膚科を受診してまずはアトピー肌をコントロールすることが大切です。
ニキビに対しても同様で、炎症をまずは抑えて施術を受けられる肌状態に整えてから医療脱毛を行うようにしましょう。皮膚科でその原因をきちんと診断してもらい、コントロールしてから受診するようにしてみてください。
基礎疾患の方の場合は、どういった基礎疾患なのか、それぞれの場合によって考えられるリスクは大きく異なります。まずは受診してみて、事前カウンセリングの中でどういったリスクがあるのか説明してもらうようにしましょう。中にはテスト照射して問題ないことを確認して、施術を行う場合もあります。
多少時間をロスする可能性もありますが「自分の肌じゃダメかも・・・」などと考えないで、「一度事前カウンセリングだけ受けよう」くらいの気持ちで相談してみるのもよいですね。

【まとめ】医療脱毛ができない人の条件は?その原因と対策

医療脱毛を受けられない場合と対処法について解説しました。
この記事では、下記のようなことが分かったのではないでしょうか?

この記事のポイント

  • 重度のアトピーやニキビなど、刺激に弱い状態となっている肌には脱毛レーザーの照射ができない
  • 日光アレルギー、金属アレルギー、ケロイドなど、レーザー光に強く反応する恐れのある人は医療脱毛が受けられないことが多い
  • 日焼けで肌が黒くなっている場合は医療脱毛が受けられない可能性が高い
  • 生理中のVIO脱毛はほとんどのクリニックで受けられない
  • 重度の基礎疾患があり医療脱毛によるリスクが高い人は、医療脱毛はできない
  • 医療脱毛をするには、肌の状態をコントロールすることが大切

医療脱毛を受けるために肌のケアをしっかり行い、肌をよい状態にコントロールしてからカウンセリングを受けると、施術を受けられることもあるかもしれません。諦めず、まずはカウンセリングだけ受けてみるのことも大切です。
トイトイトイクリニックでは、個人個人の肌質や基礎疾患なども考えながら、最善の施術を行っています。医療脱毛ができない条件に当てはまっている方でも、肌の状態によっては受けられる場合がありますので、お気軽にご相談ください。

参考文献