医療脱毛ができない人の条件は?その原因と対策
  • ムダ毛を毎日処理するのが大変
  • すべすべした肌にあこがれる
  • 毛のない生活を送ってみたい

など、美を意識した女性にも人気な医療レーザー脱毛ですが、脱毛の施術が受けられない場合があるのをご存じでしょうか。
なぜ医療脱毛を受けてはいけないか、それは脱毛をすることで得られる「いいこと」よりも副反応による「リスク」のほうが高いから。
持病を隠すことで、かえって自分に不利益になることも。
脱毛の施術を受ける前に、自分の持病が医療脱毛できるかどうかチェックをしておくと、時間のロスを省くことができます。
このコラムでは、脱毛を断られるケースはどんな場合なのか、わかりやすくまとめました。

医療脱毛が原則できない人の条件は?

医療脱毛が原則できない方としては以下の通りとなります。
自分が当てはまっていないか、前もってチェックしてみましょう。

重度アトピー肌の場合

アトピー肌とは「少しの刺激だけでも敏感に反応して炎症しやすい肌」のことを指します。
医療レーザー脱毛は、メラニン色素に特に反応しやすいレーザー光を使うことで、毛の根本の細胞にダメージを与える治療方法です。通常の肌にもメラニン色素があるので、レーザー光をあてると多少はダメージが出ます。
通常の肌なら、「ゴムで引っ張られた痛み」を感じて、1週間ほどしたら腫れが引いてきます。しかし、もともと重度のアトピー肌で、少しの刺激でも過敏に反応してしまう場合、十分出力を弱めたレーザー光を使用しても強く炎症が残ってしまう場合があります。
その場合、さすがにレーザー脱毛するメリットよりも肌にダメージを与えてしまうデメリットの方が大きくなるため、施術をお断りするケースがほとんどです。

重度のニキビがある場合

ニキビとは「毛穴の詰まりが起こって、ニキビ菌(アクネ菌)が繁殖する皮膚の病気」のことを指します。
毛穴の詰まりが起こるだけなら「白色ニキビ」と言って施術をすることはできますが、ニキビが繁殖して膿や炎症が非常に強い場合は、施術を行うことができません。
レーザー脱毛を行うと、前述の通り多少は通常の肌にもダメージを与えます。一時的ですが「毛嚢炎」といって脱毛で抜けた部分から皮膚の雑菌が入って炎症することも。
最初から肌の菌が繁殖していた場合、それを悪化させてしまうことも考えられます。痛みも強くなり、かえって「レーザー脱毛を受けなければよかった」と思われてしまうでしょう。
そのため、重度のニキビがある場合も基本的にどのクリニックでも施術をお断りするでしょう。

日光アレルギー・金属アレルギー・ケロイド体質などがある場合

なかには様々なアレルギーを持つ方がいますが、上記のアレルギーの方は原則お断りするクリニックが多いでしょう。
日光アレルギーがダメな理由は想像できますよね。レーザー光の波長は光の一部分を抽出しているとは言え、日光にも含まれているから。アレルギー反応が強くでることが想定されます。
金属アレルギーについても、ハンドピースなどを通じて金属に接触する機会があります。金属アレルギーが強く反応した場合、腫れが強く出ることが想定されます。
ケロイド体質の方は、肌のダメージが回復して皮膚が硬く盛り上がってしまうことが特徴です。皮膚の盛り上がりによる肌へのデメリットの方が、脱毛のメリットよりも強くなってしまうケースが多いからです。

日焼けで肌自体が濃くなってしまっている場合

日焼けして肌自体が濃くなってしまっている場合は、メラニン色素が通常の肌にも多く出ていまっています。その場合、通常の肌にもレーザー光が吸収され、多くの熱エネルギーが発生してしまいます。
すると、熱エネルギーが強すぎて、日焼けした肌にさらに「火傷(やけど)」してしまう恐れがあります。そのため、レーザーによる肌ダメージが強くでてしまうため、まずクリニックで施術をお断りされてしまうでしょう。

【VIO脱毛】生理中の場合

VIO脱毛とは、いわゆる女性のデリケートゾーンでの脱毛のこと。足のつけねの「Vライン」と粘膜に近い「Iライン」、おしりに近い「Oライン」に分かれます。
その中で特に粘膜に近い「Iライン」の脱毛を生理中に行うと、経血などが原因で炎症が激しく出ることが予想されます。また、途中で経血が出た時に手技が煩雑になってしまうため、クリニックでの施術をお断りするケースが多くあります。
経血の問題だけでなく、生理中は女性ホルモンのバランスが乱れて、体調も崩しやすいもの。控えておいた方がよいでしょう。

重度の基礎疾患をお持ちの場合

心臓疾患である狭心症や心筋梗塞などの方や透析中で肌が弱くなっている方など、中には重度の基礎疾患をお持ちの方もいるでしょう。
レーザー脱毛の痛みは「ゴムで弾かれたような痛み」くらいであり、刺激は少ない方ですが、それでも肌にダメージが加わったり、多少の痛みを伴います。
仮にレーザー脱毛がきっかけで不整脈(脈が突然速くなったり、なくなったりすること)がでて急変した時に、脱毛クリニックで対処できる十分な医療資源がありません。
そのため、刺激がきっかけで合併症が誘発しやすいと医師が判断した場合は、施術を行うことができません。

一部医療脱毛できるケースもあり、対策して受診しましょう

では、アトピー肌の方やニキビの方、アレルギー体質の方が施術をできないかというと、そうではありません。きちんとコントロールをされていれば、レーザー脱毛の施術を行うことができます。
アトピー肌でも、「よくコントロールされている時期」と炎症が強くて「コントロールされていない時期」があります。コントロールされている時期に施術を行うことは可能ですので、皮膚科を受診してまずはアトピー肌をコントロールすることが大切です。
ニキビに対しても同様で、炎症をまずは抑えて施術を受けられる肌状態に整えてから医療脱毛を行うようにしましょう。皮膚科でその原因をキチンと診断してもらい、コントロールしてから受診するようにしてみてください。
基礎疾患の方の場合は、どういった基礎疾患なのか、それぞれの場合によって考えられるリスクは大きく異なります。まずは受診してみて、事前カウンセリングの中でどういったリスクがあるのか説明してもらうようにしましょう。中にはテスト照射して問題ないことを確認して、施術を行う場合もあります。
多少時間をロスする可能性もありますが「自分の肌じゃダメかも・・・」などと考えないで、「一度事前カウンセリングだけ受けよう」くらいの気持ちで相談してみるのもよいですね。

【まとめ】医療脱毛ができない人の条件は?その原因と対策

いかがでしたでしょうか。レーザー脱毛で断られるケースについてまとめてみました。
大きく

  • 肌の状態がコントロールされていない場合
  • レーザー光に肌が敏感に反応してしまう場合
  • 基礎疾患があって、施術によるリスクが強い場合

に分けられます。しかし、肌のケアをしっかり行い、肌をよい状態にコントロールしてからカウンセリングを受けると施術を受けられることも。諦めず、まずはカウンセリングだけ受けるのもよいですね。
当院では、個人個人の肌質や基礎疾患なども考えながら、それぞれに合わせて適切にアドバイスさせていただきます。お気軽に担当医師・スタッフにご相談ください。

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