VIO脱毛が痛い理由と痛みを緩和する方法8選
公開日:2017年03月02日 更新日:2023年01月20日
VIO脱毛は、痛みが強い脱毛として知られています。
「痛くないのならVIO脱毛をしたいのに」と思っている方もいらっしゃるでしょう。
確かにVIO脱毛は他の部位よりも痛みが強くなりますが、自己処理や肌ケアなどを工夫することで痛みを緩和することができます。
この記事では、VIO脱毛で痛みを感じる理由と痛みを抑える方法について解説します。
この記事を読むことで、VIO脱毛の痛みについての知識が深まり、下記のような疑問や悩みを解決できます。
こんな事がわかる
- どうしてVIO脱毛は痛いの?痛すぎるって本当?
- どんな人が痛みを感じやすいの?
- 痛みを抑える方法はある?
目次
VIO脱毛の痛みはどれくらい?
VIO脱毛で一番気になるのが、やはり「脱毛時の痛み」ですよね。
実際、VIO脱毛の痛みはどれくらいなのでしょうか。
結論から言うと、みなさんがご想像の通り、VIOは他の場所よりも痛みを強く感じる場所です。よく脱毛の時の痛みを「輪ゴムではじかれたような痛み」と表現されますが、VIO脱毛では「同時に数か所を輪ゴムではじかれたような痛み」と表現されます。
VIO脱毛が痛いのはなぜ?
なぜVIO脱毛は、他の部位よりも痛みが強いのでしょうか。
これは粘膜に近いVIOは、他の部位よりも皮膚が薄く骨に近いため、脱毛時の熱や痛みが感じやすくなっているからです。
それに加えてVIOは、他の部位よりも毛の量や密度が大きい特徴があります。
医療レーザー脱毛では、メラニン色素に反応する特殊なレーザーを使用します。わかりやすくいえば、「黒いもの」にレーザーが反応しやすくなっています。
VIOでは、毛の量も多く濃くなっているため、照射エネルギーをより強く吸収して熱エネルギーに変換されるので、痛みを強くするのです。
特にVIO脱毛で痛みが感じやすい人は?
では、特にVIO脱毛で痛みを感じやすい人はいるのでしょうか。
一般的に次のような場合、脱毛時の痛みを感じやすいといわれています。
生理前や排卵日前後の方
女性ホルモンが乱れている時は肌が敏感になり、痛みを感じやすくなっています。
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体調不良や寝不足・空腹になっている方
生理前の状態と同様、体調不良とともに肌が敏感になり、痛みを感じやすくなっています。
乾燥肌・敏感肌の方
このような方は肌のバリア機能が弱く、少しの刺激で痛みを感じやすくなっています。
日焼けや自己処理で肌にダメージを受けている方
脱毛の熱刺激でもともとダメージを受けている肌が、さらに悪化する可能性もあります。
肌の色が濃い方
医療レーザー脱毛はメラニン色素に反応するので、肌の色が濃い人は肌の表面の色素にまでレーザーが反応し、痛みを強く感じやすくなってしまいます。
もともと毛深い方
毛深い方は、一般的な人よりも毛の量が多く、毛が密集しているため、毛のメラニン色素に通常よりも強く反応してしまいます。また、毛の量が多い方は照射時間が長くなり、痛みがさらに強くなる原因になります。
VIO脱毛の痛みを抑える方法8選
痛みを感じやすい方は、次にあげるVIO脱毛前後のケアを行うことで、さらに痛みを抑えやすくなるでしょう。
では、VIO脱毛の刺激を抑える方法を8つに分けて解説していきます。
①痛みを抑えるための肌ケア
敏感肌や乾燥肌の方は、VIO脱毛のレーザーによる熱刺激を受けやすく痛みを感じやすくなってしまいます。自分の肌に合った毎日の保湿ケアをしっかり行い、肌のバリア機能を改善していきましょう。
②VIO脱毛をする時期をコントロールする
生理前や体調不良の時は、ストレスホルモンであるコルチゾルが活性化し、「闘争神経」といわれる交感神経も活発になります。いずれも痛みに対して敏感になり、医療レーザーの刺激に対して、さらに強く痛みを感じるようになってしまいます。
寝不足やライフスタイルが乱れている時期・生理前・排卵日前後は避けて脱毛プランを考えるとよいでしょう。生理周期で一番おすすめなのは、生理後から排卵日前の時期になります。
③VIO脱毛する前の剃毛の仕方を工夫する
デリケートゾーンの痛みを抑えるのに有効なのが、デリケートゾーンの事前処理の仕方です。適切に処理することで、肌自体のダメージを最小限にするだけでなく、毛の量を少なくすることでVIO脱毛により発生する熱エネルギーを抑えることができます。
ポイントは、VIO脱毛する2~3日前に、電動シェーバーやカミソリではなく、眉毛用のハサミなどでカットすることです。カミソリは一番肌のダメージが大きいのでNG。
また、ハサミでの自己処理が難しい場合も部位によってはあると思います。その場合、電気シェーバーがおすすめですが、いきなり電気シェーバーで剃ってしまうと毛が絡まり、肌を痛めてしまう原因となります。電気シェーバーで処理をするならなるべく刃の数を多くして面積で剃るようにしましょう。
④事前に麻酔を使用する
ここまで読んで「それでも痛みが苦手だからVIO脱毛は難しそう」とあきらめようと考えている方はいませんか?
それでも安心してください。痛みが苦手な方や、施術前に工夫しても脱毛して痛みを強く感じてしまう方を対象に、麻酔を使用することができます。
クリニックによっては追加料金が発生しますが、痛みに不安を感じるなら我慢せずに麻酔してもらう方が良いでしょう。麻酔は麻酔クリームを使用することが一般的ですが、クリニックによっては笑気麻酔といって吸入するタイプの麻酔を使用することもあります。ちなみに、笑気麻酔は妊娠中には使用することができませんので、注意してください。Bん
⑤VIO脱毛でも痛みが抑えられる機種を選ぶ
医療レーザー脱毛といっても、レーザーの種類も数多くあり、アタッチメントに冷却装置がついているもの、肌の密着性をよくするもの、蓄熱式レーザータイプのものなど様々あります。
敏感な方は、痛みが抑えられやすい機種を使用しているか、事前に担当医師・スタッフに相談するとよいでしょう。
⑥担当医師・スタッフに照射の出力を調節してもらう
実は、医療レーザー脱毛のレーザーの出力は調節することができます。もちろん出力を弱くすれば脱毛する力も弱くなりますが、痛みで普段の生活を送れなくては、脱毛のスケジュールにも影響してしまいます。
痛みで耐えられない場合は、レーザー照射の出力を調節してもらうのも検討したほうがよいでしょう。
⑦施術中にストレスボールを使用する
一部のクリニックに使用されている痛み軽減緩和のアイテムが「ストレスボール」です。
ストレスボールは、丸くて柔らかいボールを両手に1つずつ持ちます。
照射するタイミングで左右交互に握ることで、痛みに意識が集中せず、痛みが和らぐと言われています。ぜひ施術中の痛み緩和アイテムとして利用するとよいでしょう。
⑧VIO脱毛した後のアフターケアをしっかりする
VIO脱毛した後のアフターケアも施術前のケアと同じくらいとても大切です。
特に肌のバリアを整える保湿はたっぷり行い、激しい運動をさけ、直射日光を当てないようにしましょう。
また、「赤いブツブツがでてくる」「かゆみや痛みがある」といった肌トラブルがあった時は早めに担当医師・スタッフに相談するとよいでしょう。
【まとめ】VIO脱毛が痛い理由と痛みを緩和する方法8選
VIO脱毛で痛みを感じやすい人の特徴と痛みの緩和方法について解説しました。
この記事では、下記のようなことが分かったのではないでしょうか?
この記事のポイント
- デリケートゾーンは、皮膚が薄い、骨が近い、毛質が濃いといった理由から同時に数か所を輪ゴムではじかれたような痛みが生じる
- 生理前や排卵日前後、体調不良や寝不足、空腹時に痛みを感じやすくなる
- 肌のバリア機能が低下している肌、ダメージを受けている肌、毛深く色が濃い肌は痛みを感じやすい
- 麻酔クリームの使用、レーザーの出力調整、ストレスボールの使用、機種の選択によって痛みを抑えることができる
- 自分でできる痛みの緩和法には、保湿ケアと自己処理を丁寧に行う、脱毛時期を調整するなどがある
VIO脱毛は痛みを伴いますが、さまざまな工夫をすることで痛みを抑えることができます。
トイトイトイクリニックでは、患者様の負担が最小限になるよう痛みを抑えるための機能を装備したレーザー脱毛機器を使用しております。また、医療用表面麻酔で痛みを緩和することもできますので、痛みが心配な方はご相談ください。